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エイリアン: コヴェナント Alien: Covenant (2017)

2012年に公開された「プロメテウス」の続編。
人類の移住計画中にある惑星にたどり着いたクルーたちに襲いかかる恐怖を描く、製作、監督リドリー・スコット、主演マイケル・ファスベンダーキャサリン・ウォーターストンビリー・クラダップダニー・マクブライデミアン・ビチル他共演のSFホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF

マイケル・ファスベンダー / Michael Fassbender / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:リドリー・スコット
製作
リドリー・スコット
マーク・ハッファム
マイケル・シェイファー
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
原作(キャラクター)
ダン・オバノン
ロナルド・シャセット
原案
ジャック・パグレン
マイケル・グリーン
脚本
ジョン・ローガン
ダンテ・ハーパー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ジェド・カーゼル

出演
デヴィッド:マイケル・ファスベンダー
ウォルター:マイケル・ファスベンダー
ジャネット・ダニエルズ:キャサリン・ウォーターストン
クリストファー・オラム:ビリー・クラダップ
テネシー・ファリス:ダニー・マクブライ
ロープ軍曹:デミアン・ビチル
カリン・オラム:カルメン・イジョゴ
リックス:ジャシー・スモレット
アップワース:キャリー・ヘルナンデス
マギー・ファリス:エイミー・サイメッツ
ハレット軍曹:ナサニエル・ディーン
アンカー:アレクサンダー・イングランド
レドワード:ベンジャミン・リグビー
コール:ウリ・ラトゥケフ
サラ・ローゼンタール:テス・ハウブリック
ピーター・ウェイランド:ガイ・ピアース
ジェイコブ・ブランソン:ジェームズ・フランコ
エリザベス・ショウ:ノオミ・ラパス(声)
マザー:ローレライ・キング(声)
ネオモーフ:アンドリュー・クロフォード

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2017年製作 122分
公開
北米:2017年5月19日
日本:2017年9月15日
製作費 $97,000,000
北米興行収入 $74,262,030
世界 $240,891,760


ストーリー
実業家ピーター・ウェイランド(ガイ・ピアース)は、起動したアンドロイド(マイケル・ファスベンダー)と話をする。
アンドロイドは、ミケランジェロの像を見た後に、自身を”ダビデ/デヴィッド”と名付ける。
ウェイランドは、いつか共に人類の創造主を探すとデヴィッドに話す。
デヴィッドは、自分の命は無限だと言って、ウェイランドを不安にさせる。
2104年12月5日、プロメテウスの探査から11年後。
植民船”コヴェナント”は、目的地の惑星”オリガエ6”到着まであと7年4ヶ月後だった。
クルー15名、2000名の入植者が睡眠状態であり、1140の胎芽が冷蔵保管されていた。
コヴェナントは、高性能アンドロイド(デヴィッドに似ている)のウォルター(マイケル・ファスベンダー)により監視されていた。
A.I.マザー(ローレライ・キング)が危険を検知し、コヴェナントは、ニュートリノ・バーストによりダメージを受け、ウォルターはクルーを蘇生させる。
船長のジェイコブ・ブランソン(ジェームズ・フランコ)は、ポッドの故障により焼死する。
ブランソンの妻でテラフォーミングの専門家である移住計画の責任者ジャネット・ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)は、ショックを受ける。
ブランソンに代わり船長となったクリストファー・オラム(ビリー・クラダップ)は、入植者47名、胎芽16体、そしてジェイコブを失ったことと、船体の損傷状況をクルーに話し、直ちに修理することを指示する。
ジャネットらは、ブランソンに別れを告げて、遺体は宇宙空間に放出される。
船外作業を終えたチーフパイロットのテネシー・ファリス(ダニー・マクブライ)が何らかの信号を受信し、マザーがそれを調べる。
信号の発信源が特定され、オリガエ6よりも近く居住に適していると思われる惑星からであり、それは人間の声だと思われた。
オラムはその惑星を調査しようとするが、ジャネットは、偶然見つかった惑星が理想の場所とは思えないと言って意見する。
誰も休眠ポッドには戻りたくないと言うオラムは、受信したのが人間の声だと確信し、安全を確保した上で調査することをジャネットに伝える。
惑星に到着したコヴェナントはテネシーが軌道を維持し、彼の妻マギー(エイミー・サイメッツ)が操縦する着陸船で、オラムらクルーは地上に向かう。
着陸船は湖岸に着水し、オラムとウォルター、ジャネット、警備主任ロープ軍曹(デミアン・ビチル)らのチームは調査を開始し、人間の作物などを確認する。
警備のレドワード(ベンジャミン・リグビー)は、オラムの妻カリン(カルメン・イジョゴ)と共にある場所を調べ、胞子のような生物の菌に感染する。
墜落した異星船を発見したオラムらは内部を調べ、警備のハレット軍曹(ナサニエル・ディーン)も菌に感染する。
ジャネットはショウ博士の認識票を見つけ、ウォルターは、10年前に消息を絶った、プロメテウスの主任科学者エリザベス・ショウのものだと彼女に伝える。
オラムらは、信号の発信源であるショウの映像を確認する。
カリンは、様子がおかしいレドワードを着陸船に連れ帰ることを、オラムに無線で伝える。
オラムも着陸船に戻ろうとするが、ハレットにも異変が起きていた。
マギーは、カリンと共に戻り容態が悪化したレドワードを調べるが、彼は背中から出血する。
レドワードとカリンを隔離したマギーは、オラムに早く戻るよう伝えて動揺し、その様子を映像で見るテネシーは彼女を落ち着かせる。
その後、レドワードの背中からエイリアン”ネオモーフ”が飛び出す。
レドワードは死亡して、取り乱すカリンも襲われる。
マギーはショットガンでネオモーフを殺そうとするが、その場が爆発し、戻ったオラムらの前で着陸船は大破する。
その時、ハレットの口からネオモーフが飛び出し、彼は死亡する。
コヴェナントとは連絡が取れず、別のネオモーフがチームに襲いかかる。
そこに何者かが現れ、オラムやジャネットらは、彼に誘導されてある場所に向かう。
その人物は、プロメテウスのミッションで生き残った、旧型アンドロイドのデヴィッドだった・・・。


解説 評価 感想

参考:
・「エイリアン」(1979)
・「エイリアン2」(1986)
・「エイリアン3」(1992)
・「エイリアン4」(1998)
・「プロメテウス」(2012)
・「エイリアン: コヴェナント」(2017)
・「エイリアン:ロムルス」(2024)

2012年に公開された「プロメテウス」の続編。

前作に続きリドリー・スコットが製作を兼ねて監督し、主演はマイケル・ファスベンダーキャサリン・ウォーターストンビリー・クラダップダニー・マクブライデミアン・ビチルなどが共演した作品。

人類の移住計画中にある惑星にたどり着いたクルーたちに襲いかかる恐怖を描くSFホラー。

エイリアン」(1979)の前日譚ということで話題になった前作「プロメテウス」(2012)の多くの謎が解ける内容であり、シリーズの世界観とエイリアンの恐怖を描きファンを満足させる、リドリー・スコットの演出手腕が見どころの作品。

北米興行収入は約7400万ドル、全世界では約2億4000万ドルのヒットとなったものの、前作の記録を大きく下回ってしまった。
・「プロメテウス
北米興行収入 $126,464,900
世界 $402,486,690

主演のマイケル・ファスベンダーは、プロメテウスの旧型と、今回のコヴェナントに搭乗する新型アンドロイドの二役を熱演している。

本作の主人公と言える、人類移住計画の責任者であるテラフォーミングの専門家キャサリン・ウォーターストンは、エレン・リプリー役のシガニー・ウィーバーを思わせる力強い演技を見せてくれる。

コヴェナントの副長で船長になるビリー・クラダップ、チーフパイロットのダニー・マクブライ、その妻でパイロットのエイミー・サイメッツ、警備責任者のデミアン・ビチル、オラム(ビリー・クラダップ)の妻で生物学者のカルメン・イジョゴ、ナビゲーターのジャシー・スモレット、その妻で通信士のキャリー・ヘルナンデス、警備の副官ナサニエル・ディーン、警備のアレクサンダー・イングランドベンジャミン・リグビーウリ・ラトゥケフテス・ハウブリック、実業家のガイ・ピアース、冒頭で事故死するコヴェナントの船長ジェームズ・フランコ、プロメテウスに搭乗した考古学者エリザベス・ショウの声ノオミ・ラパスA.I.ローレライ・キング、エイリアン”ネオモーフ”アンドリュー・クロフォードなどが共演している。


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