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謎の強盗を捕らえることになったギャンブラーの活躍を描く、監督ラオール・ウォルシュ、主演デニス・モーガン、ジェーン・ワイマン、ジャニス・ペイジ、ブルース・ベネット他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：ラオール・ウォルシュ
製作：ロバート・バックナー
原作：ポール・ウェルマン
脚本
アラン・ルメイ
トーマス・ウィリアムソン
撮影：シドニー・ヒコックス
編集：クリスチャン・ナイビー
音楽：マックス・スタイナー
出演
ジェームズ・ワイリー：デニス・モーガン
アン・キンケイド：ジェーン・ワイマン
エミリー・カーソン：ジャニス・ペイジ
エド・ランダース：ブルース・ベネット
フレッド・ダーキン：アラン・ヘイルSr.
サンダンス・キッド：アーサー・ケネディ
チョークアイ：ジョン・リッジリー
ウェッブ・ヤンシー：バートン・マクレーン
ペコス：トム・タイラー
バッキー：ボブ・スティール
リンピー・ビル：ジョン・コンプトン
シングルジャック：ジョン・アルヴィン
ティンバーライン：モンテ・ブルー
キットリッジ夫人：アン・オニール
チャーリー：トム・ファデン
スワンパー：ブリット・ウッド
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1947年製作 99分
公開
北米：1947年6月6日
日本：1949年3月1日
製作費 $1,929,000
■ ストーリー ■
1867年、ワイオミング準州、ララミー。
ギャンブラーのジェームズ・ワイリー（デニス・モーガン）は、ネバダの州法で殺人容疑で指名手配されていた。
ワイリーは、部屋で待っていた”ウェルズ・ファーゴ”の探偵ウェッブ・ヤンシー（バートン・マクレーン）から、犯行時に詩を残す駅馬車強盗”詩人”を生死を問わず連れて来れば、告訴を取り下げ、報奨金2万ドルも受け取れると言う提案に乗る。
翌日ワイリーは、入浴を邪魔されたアン・キンケイド（ジェーン・ワイマン）の顔を見なかったために、酒場の歌手エミリー・カーソン（ジャニス・ペイジ）とアンを間違える。
相手がアンだったことを知ったワイリーは、彼女とエミリーと共に駅馬車に乗り、ヤンシーの指示に従いシャイアンに向かう。
その後、駅馬車は、待伏せする無法者のサンダンス・キッド（アーサー・ケネディ）の一味に襲われる。
サンダンスの手下は金庫を開けるが、詩人の詩しか入っていなかったために、ワイリーらの金品を奪い解放する。
シャイアン。
ワイリーらは到着し、その夜からエミリーは酒場で歌い始める。
酒場で駅馬車強盗の一人ペコス（トム・タイラー）に気づいたワイリーは、彼を脅してアジトに向かう。
サンダンスと話したワイリーは詩人を装い、妻がその場にいることを知り、それがアンだったために驚く。
アンは、ワイリーのことを夫だと言ってサンダンスらを信用さる。
ウィリーと共にその場を去ったアンは、夫婦を装い彼の考えを探るのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「ハイ・シエラ」（1941）、「壮烈第七騎兵隊」（1941）などのラオール・ウォルシュが監督し、主演はデニス・モーガン、ジェーン・ワイマン、ジャニス・ペイジ、ブルース・ベネットなどが共演した作品。
謎の強盗を捕らえることになったギャンブラーの活躍を描く正統派西部劇なのだが、ユーモアをまじえたラオール・ウォルシュの軽快な演出は見もので、ロマンチックコメディと言ってもいい内容で展開する作品。
軽快でダイナミックなマックス・スタイナーの音楽も印象に残る。
主演のデニス・モーガンは、殺人容疑を晴らすために、謎の強盗を捕らえることに協力するギャンブラーを熱演し、ヒロインを演ずるジェーン・ワイマンは、主人公と関係する謎の強盗の妻を魅力的に演じている。
謎の強盗”詩人”と惹かれ合う酒場の歌手ジャニス・ペイジ、実はウェルズ・ファーゴの社員だった詩人を演ずるブルース・ベネット、保安官のアラン・ヘイルSr.、主人公と関係する無法者サンダンス・キッドのアーサー・ケネディ、その手下ジョン・リッジリー、トム・タイラー、ボブ・スティール、ジョン・コンプトン、ボブ・スティールジョン・アルヴィン、詩人を捕らえるために主人公に協力を求めるウェルズ・ファーゴの探偵バートン・マクレーン、エド（ブルース・ベネット）の部下モンテ・ブルー、下宿の主人アン・オニール、駅馬車の御者トム・ファデンなどが共演している。
