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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ Venom: Let There Be Carnage (2021)

マーベル・コミックのキャラクターである”スパイダーマン”の宿敵ヴィラン”ヴェノム”を主人公にした「ヴェノム」(2018)の続編。
エディ・ブロックとヴェノムそして凶悪犯クレタス・キャサディとカーネイジとの戦いを描く、監督アンディ・サーキス、製作、原案、主演トム・ハーディウディ・ハレルソンミシェル・ウィリアムズナオミ・ハリスリード・スコットスティーヴン・グレアム他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:アンディ・サーキス
製作
アヴィ・アラッド
マット・トルマック
エイミー・パスカル
トム・ハーディ
ハッチ・パーカー
製作総指揮
バリー・H・ウォルドマン
ジョナサン・カヴェンディッシュ
ルーベン・フライシャー
原作:マーベル・コミック
原案
トム・ハーディ
ケリー・マーセル
脚本:ケリー・マーセル
撮影:ロバート・リチャードソン
編集
メリアン・ブランドン
スタン・サルファス
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
エディ・ブロック/ヴェノム:トム・ハーディ
クレタス・キャサディ/カーネイジ:ウディ・ハレルソン
アン・ウェイング:ミシェル・ウィリアムズ
フランシス・バリソン/シュリーク:ナオミ・ハリス
ダン・ルイス:リード・スコット
パトリック・マリガン:スティーヴン・グレアム
チェン:ペギー・ルー
本人:リトル・シムズ
ピーター・パーカー/スパイダーマン:トム・ホランド(クレジットなし)
J・ジョナ・ジェイムソン:J・K・シモンズ(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2021年製作 97分
公開
北米:2021年10月1日
日本:2021年12月3日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $213,550,370
世界 $506,863,590


ストーリー
1996年、セント・エステス孤児院。
クレタス・キャサディは、恋人のフランシス・バリソンがレイブンクロフト研究所に連行されるのを見送るしかなかった。
その途中、バリソンは強力な音波の叫びのパワーを使い、警察官パトリック・マリガンに襲いかかる。
マリガンはバリソンに発砲して弾丸は左目に当たり、彼女の叫び声により、マリガンは左耳に障害が残る。
マリガンはバリソンを殺したと思い込むが、彼女はレイブンクロフトに連行され、隔離室の中に閉じ込められる。
現代、地球外の生命体シンビオートのヴェノムと共存する記者のエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、食人の衝動を抑えられないヴェノムの行動に手を焼きながら共同生活を送っていた。
マリガン(スティーヴン・グレアム)は刑事となり、ブロック以外の人間と話すことを拒否する、サン・クエンティン州立刑務所に収監されている連続殺人犯キャサディ(ウディ・ハレルソン)と面会することをブロックに依頼する。
キャサディと話をしたブロックは、ヴェノムの協力もあり、キャサディの被害者の遺体を発見する。
それにより、保留中だったキャサディの死刑は確定し、ブロックはその件を記事にして評価される。
その後ブロックは、元婚約者アン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)からの連絡を受けて会うことになるが、彼女が医師ダン・ルイス(リード・スコット)と婚約したことを知りショックを受ける。
死刑執行の日が迫るキャサディと面会したブロックは、侮辱されことで挑発に乗ったヴェノムを制止できない。
襲いかかるヴェノムに噛みついたキャンディは、シンビオートの一部を採取する。
アパートに戻ったヴェノムは、犯罪者を食べることなどでブロックと議論になり、彼の体を離れて姿を消す。
死刑が執行され、薬物を投与されたキャサディは、それがシンビオートと反応して赤い生命体が現れる。
凶暴な赤い生命と化したキャサディは、それを”カーネージ”(大殺戮)と名付けて暴れまわり脱獄し、最愛のバリソンを捜す・・・。


解説 評価 感想

参考:
・「ヴェノム」(2018)
・「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021)
・「モービウス」(2022)
・「クレイヴン・ザ・ハンター」(2023)
・「マダム・ウェブ」(2023)
・「エル・ムエルト」(2024)

前作の監督ルーベン・フライシャーが製作総指揮を担当し、アンディ・サーキスが監督、トム・ハーディウディ・ハレルソンミシェル・ウィリアムズナオミ・ハリスリード・スコットスティーヴン・グレアムなどが共演した作品。

前作のエンドクレジットで登場する連続殺人鬼クレタス・キャサディが、共存生命体”カーネイジ”と共にエディ・ブロックとヴェノムとの凄まじい戦いを繰り広げるSFアクション。

常にネガティブな主人公エディ・ブロックを演ずるトム・ハーディを圧倒する、強烈なキャラクター、クレタス・キャサディ/カーネイジを演ずるウディ・ハレルソンの怪演と、その恋人フランシス・バリソン/シュリークを演ずるナオミ・ハリスの熱演が注目の作品と言える。

他はお馴染みの登場人物であり、派手な戦いのシーンが連続するだけの内容は、特撮、アクションと共に平凡だ。

前作には及ばなかったものの、北米興行収入は約2億1400万ドル、全世界で5億ドルを超す大ヒットとなった。
*前作
北米興行収入 $213,515,510
世界 $856,085,150

主人公の元婚約者で弁護士アン・ウェイイングのミシェル・ウィリアムズ、その婚約者である医師ダン・ルイスのリード・スコット、かつてフランシス・バリソンに関り刑事となったスティーヴン・グレアム、主人公とヴェノムが通うスーパーの経営者ペギー・ルー、本人役でリトル・シムズ、そして、エンドクレジットの途中で登場する、ニュースで報道されるピーター・パーカー/スパイダーマンのトム・ホランド、その報道をするデイリー・ビューグルのニュースキャスター、J・ジョナ・ジェイムソンのJ・K・シモンズなどが共演している。


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