カウンターから落ちたと言うケイティの話を聞いたミカは、超常現象が起きたことを確信する。
霊能者であるフレドリクス教授(マーク・フレドリクス)を迎えたケイティは、ミカを紹介して撮影することを伝える。
ケイティとミカと話したフレドリクスは、2人の関係などを訊く。
職業を訊かれたケイティは、卒業後は英語の教師になると答え、ミカはデイ・トレーダーだとフレドリクスに伝える。
起きていることは、異常な現象ではない可能性があると言うフレドリクスは、ケイティが初めて体験したのが8歳の時で、妹と共に妙な息づかいを聴いた事を知る。
影も見たと言うケイティは、妹と2人で怯えて怖い思いをしたことを話す。
火事が起きてすべてを失ったために引越したと言うケイティは、出火原因は不明で、体験と関係あるかは分からないとフレドリクスに伝える。
13歳になってからは定期的に体験するようになったと言われフレドリクスは、何かがケイティについて回っていることを確認する。
体験する現象についてケイティから詳しく話を聞いたフレドリクスは、ミカが撮影している状況なども確認し、悪いエネルギーが現象を引き起こす可能性があると2人に伝える。
自分ができることは亡くなった者との交信であり、悪魔は別だと言うフレドリクスは、専門外なので対処できないとケイティに伝える。
逃げても追ってくるので、いずれ語りかけてくるだろうと言うフレドリクスは、専門家のヨハネ・エイヴァリース博士を紹介しようとする。
ミカから、ウィジャボードを使い相手の要求を聞くという提案をされたフレドリクスは、相手を招き入れることになると言って、彼のつまらない質問にも丁寧に答える。
安心したケイティはフレドリクスに感謝し、エイヴァリースに相談することを伝えて彼を見送る。
フレドリクスに対するミカの失礼な態度を批判するケイティは、エイヴァリース博士に相談するのはバカげているので、やめてほしいと言われるものの、困った場合は連絡するつもりだった。
その後2人は愛し合い、その間は撮影をやめたミカは、再びカメラをオンにして眠る。
第3夜 2006年9月20日 AM12時31分。
AM2時9分。
寝室の開けてあったドアが動く。
AM6時14分。
アラームで起きたミカは、夜中の映像をチェックし、寝室のドアが動いている様子をケイティに見せる。
その夜ケイティは、初めての体験で興味を抱くミカの気持ちは理解するものの危険を感じ、撮影により相手を怒らせたくないと考える。
自分の気持ちも分かってほしいと言うミカは、戸締りや警報をセットするが、ケイティは、既に相手は中にいると言って意味がないことだと彼に伝える。
第5夜 2006年9月22日 AM2時55分
ケイティが悪夢を見て飛び起き、物音がしたためにミカが様子を見に行く。
翌日、訪ねて来ていた友人アンバー(アンバー・アームストロング)と過ごしていたケイティは、ミカから昨晩の話をされる。
起きる少し前の音声を聴かせたミカは、知っている言語でも犬の鳴き声でもないことを2人に話す。
相手が交信を望んでいると考えたミカは、ウィジャボードを使うことを提案するものの、ケイティに拒まれる。
第13夜 2006年9月30日 AM3時14分
物音に気づき目覚めたケイティは、それをミカに伝え、2人は何者かの怒鳴り声を聴く。
1階に向かったミカは、居間の照明が揺れている音を確認し、2人はベッドに戻る。
翌朝、昨夜の音のことをケイティと話し合うミカは、家の中にいると思われる何かに語りかけて録音して解析し、相手がウィジャボードを使うことを望んでいるとも考えられた。
第15夜 2006年10月2日 AM1時36分
意識がないまま起き上がったケイティは、2時間近くベッドの脇に立ち続け、その後、部屋を出る。
ケイティがいないことに気づいたミカは家の中を捜し、外にいた彼女を見つける。
ミカは、ケイティを中に連れ戻そうとするもののそれを拒まれ、家の中に戻ると物音がして、部屋のテレビが点いていた。
戻ったケイティはベッドに入り、ミカは状況を説明する。
翌朝、昨晩のことを話し映像を見せたミカだったが、ケイティは何も覚えていなかった。
ケイティの気持ちを察するミカは彼女を励まし、悪魔祓いを呼んでも状況は悪化するだけだと伝える。
PM7時33分。
ウィジャボードを手に入れたミカは、ケイティがそれを使うことを拒んだために諦める。
暫くするとウィジャボードが動き出し、やがて火が点いて消える。
PM11時17分。
ミカは、誰かがウィジャボードに何かを書いたことに気づき、ケイティは動揺する。
ミカはそのメッセージを解読しようとするが、ケイティは苛立つ。
AM1時25分。
ミカは、ケイティが決めたルールを守り、カメラで撮影して相手を刺激しないことを誓い、彼女と共にベッドに入る。
ウィジャボードがどうなったか話そうとしたミカだったが、ケイティは興味を示さなかった。
ケイティを説得したミカは、映像を分析した結果を話し、”エディナ”か”ダイアン”、または”ナディーン”という言葉が浮かんだことを伝える。
思い当たらないと言うケイティは、さらに解読しようとするミカを批判し、ウィジャボードを捨てるよう指示する。
アンバーを含めて3人で作戦を考えようとしたミカは、床に粉末を撒いて、効果がなければエイヴァリース博士に連絡するというケイティの妥協案を受け入れる。
AM12時08分。
廊下や寝室の入り口などに粉末を撒いたミカは、ケイティと共にベッドに入る。
第17夜 2006年10月4日 AM12時14分
AM3時16分。
物音で目覚めたケイティとミカは、足跡を見て驚き、廊下の様子も確認する。
ケイティは、物置の天上の入り口が開いていることに気づき、脚立を用意したミカは天井裏に入る。
焼けた写真を見つけたミカは、それをケイティに渡す。
昔、住んでいた家で撮った少女時代の自分の写真だと言うケイティは、15年ぶりに見たその写真が、ベッドの上あたりにあったことをミカから知らされて動揺する。
翌朝、ケイティとミカは、悩みながら今後のことについて考える。
エイヴァリース博士に電話すると言うケイトは、その前に話し合おうとするミカの行動を痛烈に批判する。
その後、エイヴァリースが留守だったためにフレドリクスに来てもらうことにしたケイティは、不安が募る。
第18夜 2006年10月5日 AM3時53分
一階の照明が点き、次の瞬間、寝室のドアが勢いよく閉まる。
ケイティと共に目覚めたミカは、その後も音がする部屋の外に出て、様子を見に行く。
怯えるケイティは寝室から出て1階に向かうものの、ミカから危険だと言われて彼と共にベッドに戻る。
翌朝、眠れないケイティは、この家にはいられないとミカに伝える。
その後、食事をしていたケイティとミカは、大きな音がしたので驚く。
確かめに行った2人は、壁にかけてある自分たちの写真が割れ、ミカの顔だけが傷ついていることを確認する。
ケイティは、何かが自分に息を吹きかけているとミカに伝えて動揺する。
昼にも現象が起きたために怯えるケイティは、訪ねて来たフレドリスクを迎える。
エイヴァリースは海外に行っていると言うフレドリクスは、ケイティに助けを求められる。
相手が自分の存在に怒っていることを感じたフレドリクスは協力を拒み、事態を悪化させるのを恐れてその場を去る。
第19夜 2006年10月6日 AM1時34分
何かがケイティのシーツの中に入る。
AM3時04分。
照明が点き影が現れ、息遣いを感じたケイティは目覚めてミカを起こす。
付近を調べたミカは、怯えるケイティを抱きしめる。
翌日、ケイティは昼間でも監視されているように感じ、ミカは昨夜の寝室の映像を確認する。
サイトを調べたミカは、ダイアン(アシュリー・パーマー)という少女が、1960年代に同じ体験をしたことをケイティに伝える。
ダイアンは8歳で家が火事になり、影のようなものを見て悪魔祓いを呼んだということだった。
相手がウィジャボードにメッセージを残してこのサイトを見つけさせたと言うミカは、悪魔祓いが相手を怒らせたと考え、さらに詳しく調べようとする。
当時のダイアンの映像をケイティに見せたミカは、悪魔祓いは勧められないので、自然に消え去るのを待つべきだと彼女に伝える。
解決策を考えたミカだったが、話を聞こうとしないケイティと口論になり罵り合う。
しばらくしてミカは、怯えながら泣き出したケイティに謝罪して落ち着かせる。
第20夜 2006年10月7日 AM4時32分
現われた影に足を掴まれたケイティは、ベッドから引きずり降ろされ、部屋の外に連れて行かれる。
ケイティの叫び声に気づいたミカは、彼女を助けて寝室に連れ戻して抱きしめる。
翌日、この家に居たくないと言うケイティの背中の傷を確認したミカは、何かに嚙まれたと考える。
ホテルに向かおうとするミカは準備を整えるが、放心状態のケイティが、出血するほど強く十字架を握っていることに気づく。
ケイティをソファに寝かせたミカは、十字架を暖炉で燃やす。
その後、ベッドで休んでいたケイティは出かけることを拒み、ミカは苛立つ。
*何かがケイティに憑依して言わせている。
第21夜 2006年10月8日 AM1時27分
意識がないまま起き上がったケイティは、眠っているミカの前に2時間近く立ち続ける。
部屋から出たケイティは叫び声をあげ、それに気づいて目覚めたミカは彼女を捜す。
ミカの苦しむ声が聴こえ、ケイティは叫ぶのをやめる。
階段を上がる足音が聴こえた後、ミカはカメラに向けて激しく投げ飛ばされる。
血まみれのシャツのまま部屋に戻ったケイティは、ミカに近づき、カメラに向かって微笑み襲いかかる。
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ミカの遺体は、2006年10月11日に警察により発見された。
ケイティは、現在に至るまで行方不明のままである。