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幸せになるための27のドレス 27 Dresses (2008)

27回ものブライズメイドをこなした女性が巻き起こす騒動を描く、監督アン・フレッチャー、主演キャサリン・ハイグルジェームズ・マースデンマリン・アッカーマンジュディ・グリアエドワード・バーンズ他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:アン・フレッチャー

製作
ロジャー・バーンバウム

ゲイリー・バーバー
ジョナサン・グリックマン
製作総指揮
ベッキー・トルヒーリョ
エリン・スタム
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ

撮影:ピーター・ジェームズ
編集:プリシラ・ネッド=フリエンドリー
音楽:ランディ・エデルマン

出演
ジェーン・ニコルズ:キャサリン・ハイグル

マルコム・ケヴィン・ドイル:ジェームズ・マースデン
テス・ニコルズ:マリン・アッカーマン
ケイシー:ジュディ・グリア
ジョージ:エドワード・バーンズ
トレント:モーリク・パンチョリー
ハル・ニコルズ:ブライアン・カーウィン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

2008年製作 110分
公開
北米:2008年1月18日
日本:2008年5月28日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $76,808,650
世界 $160,259,320


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1986年。
8歳のジェーン・ニコルズは、”結婚式”というものに魅せられて、自分の生甲斐を見つけ、いつか自分にもその日が訪れることを待ち望んでいた。

成長して、ニューヨークで働くようになったジェーン(キャサリン・ハイグル)は、結婚式のブライズメイドとして27着ものドレスを持ち、忙しい毎日を送っていた。

そんなジェーンは、人の世話に追われて適齢期を過ぎてしまい、自分の結婚など二の次だった。

ある日、ジェーンは、結婚式会場でのアクシデントで頭を打ち気絶してしまい、取材で居合わせた新聞記者ケヴィン・ドイル(ジェームズ・マースデン)に介抱される。

結婚式など偽善だというケヴィンと、意見が合うはずもないジェーンは、そそくさと帰宅する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
子供の頃、結婚式というものに魅せられたジェーン・ニコルズは、いつか、自分にもその日が訪れると待ち望みながら、結婚式のブライズメイドとして、27着ものドレスを持つ忙しい毎日を送っていた。
人の世話に追われ、適齢期を過ぎてしまったジェーンは、ある結婚式会場でアクシデントに遭い、気絶した自分を介抱した新聞記者ケヴィンに出会う。
しかし、結婚式など偽善だというケヴィンと、ジェーンは意見が合うはずもなかった。
そんなジェーンは、上司のジョージに思いを寄せているのだが、その気持ちを伝えられないでいた。
その後、ジェーンを訪ねて来た妹テスに、なんとジョージが一目惚れし、プロポーズまでしてしまう。
ショックを受けたジェーンは、鬱憤晴らしにケヴィンに会う気になるのだが・・・。
__________

振付師、そしてダンサーでもあるアン・フレッチャーが監督し、「プラダを着た悪魔」(2006)のアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当した作品。

北米で約7700万ドル、全世界では約1億6000万ドルの興行収入を上げるヒットとなった作品。
世話焼きな女性が、自分の幸せを真剣に
求めた時、新たに生まれる周囲の幸せに気づくという、どちらかと言えば、古風で地味な考えの女性が、成長していく姿を描いたドラマとして、結末は実に爽やかだ。

幸せな主人公2人の、結婚が記事になり、その記事を利用して始まるエンドロールもなかなか洒落ている。

ヒロイン役のキャサリン・ハイグルの個性をやや控えめに描き、恋に積極的になれない主人公の人物像をうまく描写しているものの、何となく妹役のマリン・アッカーマンや、同僚役のジュディ・グリアの方が、スクリーン上で見栄えがしてしまうようなところなどがやや気になる。

キャサリン・ハイグルは、バリバリのキャリア・ウーマン風で登場するものの、質素で人間味もあり、意図的に周囲を際立たせている演出でもある。

悪戯っぽいところもあるが、率直で男らしい演技を見せてくれるジェームズ・マースデンの熱演も光る。

いかにも派手な遊び人風の雰囲気で好演するマリン・アッカーマン、皮肉屋だが思慮深さも兼ね備える同僚ジュディ・グリア、典型的なエリートでありナイスガイを演ずるエドワード・バーンズ、主人公の父ブライアン・カーウィンなどが共演している。


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