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ワーズ&ミュージック Words and Music (1948)

作曲家リチャード・ロジャースと作詞家ローレンツ・ハートの人生を描く、製作アーサー・フリード、監督ノーマン・タウログ、出演トム・ドレイクミッキー・ルーニージャネット・リーマーシャル・トンプソンベティ・ギャレットアン・サザーンペリー・コモシド・チャリシージューン・アリソンレナ・ホーンジュディ・ガーランドメル・トーメジーン・ケリーヴェラ=エレン他共演の伝記ミュージカル。

アカデミー賞 ■ ストーリー 解説


ミュージカル

ジュディ・ガーランド / Judy Garland / Pinterest
ジーン・ケリー / Gene Kelly / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ノーマン・タウログ

製作:アーサー・フリード
原作
ガイ・ボルトン

ジーン・ホロウェイ
脚本
フレッド・F・フィンクルホフ

ベン・ファイナーJr.
撮影
チャールズ・ロッシャー

ハリー・ストラドリング
編集
アルバート・アクスト

フェリス・ウェブスター
音楽
リチャード・ロジャースローレンツ・ハート

レニー・ヘイトン(クレジットなし)
コンラッド・サリンジャー(クレジットなし)

出演
リチャード・ロジャーストム・ドレイク
リチャード・ロジャース(歌声):ビル・リー
ローレンツ・ハートミッキー・ルーニー
ドロシー・ファイナー・ロジャース:ジャネット・リー
ハーバート・フィールズ:マーシャル・トンプソン
ペギー・ローガン・マクニール:ベティ・ギャレット
ハート夫人:ジャネット・ノーラン
ジョイス・ハーモン:アン・サザーン
エディー・ロリソン・アンダース/本人(フィナーレ):ペリー・コモ
マーゴ・グラント:シド・チャリシー
マーゴ・グラント(歌声):アイリーン・ウィルソン
靴屋の店員:クリントン・サンドバーグ
ベン・ファイナーJr.:リチャード・クワイン
ファイナー:エモリー・パーネル

ゲスト出演
ジューン・アリソン ”ThouSwell
レナ・ホーン ””Where or When”/”ザ・レディ・イズ・ア・トランプ
ジュディ・ガーランド ”I Wish I Were inLoveAgain”/”Johnny One Note
メル・トーメ ”ブルームーン
ジーン・ケリーヴェラ=エレン ”10番街の殺人

アメリカ 映画
配給 MGM
1948年製作 120分
公開
北米:1948年12月31日
日本:未公開
製作費 $2,799,970
北米興行収入 $3,453,000
世界 $4,552,000


ストーリー
1919年。
作曲家を探していた作詞家のローレンツ・ハートミッキー・ルーニー)は、友人のハーバート(マーシャル・トンプソン)にリチャード・ロジャーストム・ドレイク)を紹介される。
2人は曲作りに専念するものの、なかなか世間に受け入れられない。
ハートは、仕事とプライベートで歌手のペギー(ベティ・ギャレット)と付き合い始める。
その後、ハートとロジャースのショーがブロードウェイで上演されることになり、主役を演ずるはずだったペギーは、ジョイス(アン・サザーン)が役に抜擢されたために出演することができなくなる。
ロジャースはジョイスに惹かれるものの、若すぎるという理由で交際を拒まれてしまい、友人ベン(リチャード・クワイン)の10代の妹ドロシーには、年齢が上過ぎると言われて付き合うことはできなかった。
やがて、ハートとロジャースはヒット曲やショーを成功させるのだが、ハートはうつ病と闘っていた。
ハートは、ジュディ・ガーランドが自分たちの音楽を担当する映画への出演を決めたことで、カリフォルニアに家を買い積極的な活動を始めるのだが・・・。


解説 評価 感想
作曲家リチャード・ロジャースと作詞家ローレンツ・ハートの人生を描く、MGMスター総出演による伝記ミュージカル。

ブロードウェイの作曲家を描いたMGMの伝記映画の第2作。
・「雲流るるはてに」(1946)/ジェローム・カーン
・「ワーズ&ミュージック」(1946)/リチャード・ロジャースロレンツ・ハート
・「土曜は貴方に」(1950)/バート・カルマーハリー・ルビー
・「我が心に君深く」(1954)/シグマンド・ロンバーグ

リチャード・ロジャースローレンツ・ハートの多数の名曲を紹介する作品であり、2人に関わった豪華出演者も注目だ。

また、本作は、ミッキー・ルーニージュディ・ガーランドが組んだ最後の作品であり、終盤で2人のパフォーマンスが楽しめるのがファンには嬉しい。

伝記映画ではあるが、かなり脚色されている内容であり、ローレンツ・ハートの複雑な心理状態と自己破壊的な行動の描写に重点が置かれる中で、彼が同性愛者だったことなどは、当時としてはタブーだったために描かれていない。
ローレンツ・ハートの身長が低かったエピソードがユーモラスに描かれるシーンがあるが、演じたミッキー・ルーニー(157cm)よりも、彼はさらに10Cmほど小柄だった。

本人役で登場するスターの、歌やダンス・パフォーマンスは見逃せない。
ジューン・アリソン ”ThouSwell
レナ・ホーン ””Where or When”/”ザ・レディ・イズ・ア・トランプ
ジュディ・ガーランド ”I Wish I Were inLoveAgain”/”Johnny One Note
メル・トーメ ”ブルームーン
ジーン・ケリーヴェラ=エレン ”10番街の殺人

ビッグネームに囲まれてやや肩身が狭い感じがするものの、リチャード・ロジャースを好演するトム・ドレイク、その歌声を担当するビル・リー、破滅的な人生を送る天才作詞家ローレンツ・ハートを熱演するミッキー・ルーニーロジャースと結婚するジャネット・リーロジャースハートに紹介する友人マーシャル・トンプソンハートが惹かれる歌手のベティ・ギャレットハートの母親ジャネット・ノーランロジャースが惹かれる女優アン・サザーン、主人公らの友人とフィナーレで本人として歌うペリー・コモ、女優のシド・チャリシー、その歌声アイリーン・ウィルソン、ドロシー(ジャネット・リー)の兄リチャード・クワイン、その父親エモリー・パーネルなどが共演している。


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