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ギルバート・グレイプ What’s Eating Gilbert Grape (1993) 4.13/5 (38)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

外出できないほどの肥満体の母親や障害のある弟の世話のために、田舎町に留まるしかない生活を送る青年の苦悩や家族愛を描く、製作総指揮、監督ラッセ・ハルストレムジョニー・デップジュリエット・ルイスメアリー・スティーンバージェンレオナルド・ディカプリオジョン・C・ライリー他共演によるヒューマン・ドラマの秀作。


ドラマ(ヒューマン)

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スタッフ キャスト ■
監督:ラッセ・ハルストレム
製作総指揮
ラッセ・ハルストレム
アラン・C・ブロンクィスト

製作
メイア・テペル

バーティル・オールソン
デイヴィッド・マタロン
脚本:ピーター・ヘッジス
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
編集:アンドリュー・モンドシェイン

音楽
アラン・パーカー

ビョルン・イスファルト

出演
ギルバート・グレイプ:ジョニー・デップ
ベッキー:ジュリエット・ルイス
ベティ・カーヴァー:メアリー・スティーンバージェン
アーニー・グレイプ:レオナルド・ディカプリオ
ボニー・グレイプ:ダーレーン・ケイツ
エイミー・グレイプ:ローラ・ハリントン
エレン・グレイプ:メアリー・ケイト・シェルハード
タッカー・ヴァン・ダイク:ジョン・C・ライリー
ボビー・マックバーニー:クリスピン・グローヴァー
ケン・カーヴァー:ケヴィン・タイ
ベッキーの祖母:ペネロペ・ブランニング

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1993年製作 117分
公開
北米:1993年12月17日
日本:1994年8月20日
製作費 $11,000,000
北米興行収入 $10,032,770


アカデミー賞 ■
第66回アカデミー賞
・ノミネート
助演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
アイオワ州、エンドーラ。
何も変わらない小さな田舎町で、ギルバート・グレイプ(ジョニーデップ)は、家族の面倒を見ながら平凡な毎日を送っていた。

父親の建てた家を修理しながら、町の食料品店で働き、知的障害の弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)の世話をするのがギルバートの役目だった。

姉のエイミー(ローラ・ハリントン)は母親代わり、妹エレン(メアリー・ケイト・シェルハード)は15歳、兄は家を出ていたが、母親ボニー(ダーレーン・ケイツ)は、17年前に父親が死んで以来、女で一つで頑張ったものの、今では200キロを超す肥満で、7年間も家から出たことがなかった。

アーニーはもうすぐ18歳になるが、毎年、町に現れるトレーラー・ハウスの集団を楽しみにしていた。
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解説 評価 感想 ■

1991年に発表された、ピーター・ヘッジスの同名小説”What’s Eating Gilbert Grape”(原題)の映画化。

*(簡略ストー リー)
小さな田舎町で平凡な毎日を送るギルバート・グレイプは、父親の建てた家を修理しながら、町の食料品店で働き、知的障害の弟アーニーの世話をしていた。
ギルバートは、姉、妹そして、体重が200キロを超すため、家から7年間も出たことがない母親ボニーと暮らしていた。
そんなギルバートは、店の得意客の中年女性ベティに、関係を迫られていた。
目を離すと、給水塔に登ってしまうアーニーは、常習犯として警察に度々、説教されていた。
かわいい弟アーニーを、四六時中監視することが日課だったギルバートなのだが、自分の自由を奪われてしまい悩むこともあった。
ある日、アーニーが毎年、楽しみにしている、トレーラー・ハウスの集団が現れる。
ギルバートは、車の故障で滞在していた少女ベッキーに出会い、親交を深め気になる存在になるのだが・・・。
__________

町から出られない兄弟が騒ぎを起こす場所が、そびえ立つ給水塔というところなど、逃げ場のない主人公の心中を、ラッセ・ハルストレムは、多くの象徴的場面で表現し、苦悩する青年の心を見事に描き切っている。

淡々と進む物語ではあるが、家族のために青春を犠牲にする青年と、自由に放浪する少女との出会い、その生活を見て、夢や希望を抱くものの、旅立つ彼女と別れた直後、主人公は”現実”へと引き戻される・・・。
その、自宅の家が映し出されるショットなども、青年の心情を映し出す素晴らしい映像となっている。

優しさや希望を感じる、アラン・パーカー(同名監督とは別人)とビョルン・イスファルトの音楽も心に残る。

シザーハンズ」(1990)の好演により、いよいよブレイクの予感を感じるジョニー・デップが演技派としての実力を開花させた作品ではあるが、何といっても、まだ10代のレオナルド・ディカプリオの名演が印象的だ。

今、本作をじっくり見直しててみると、その後、アイドルに仕立て上げられそうになったディカプリオが、実力派俳優に成り得た才能が十分に窺える。

悶々とした日々を過ごす、主人公の兄弟を温かく見守り、抑えた演技ながら存在感を示し好演するジュリエット・ルイス、主人公の不倫相手であり、夫の死をきっかけに町を出る女性メアリー・スティーンバージェン、一家のお荷物と感じながらも、母親としての役目を果たすダーレーン・ケイツ、母親代わりの姉役ローラ・ハリントン、妹役のメアリー・ケイト・シェルハード、主人公の友人ジョン・C・ライリークリスピン・グローヴァー、妻の不倫に気づかず死亡するケヴィン・タイなど、素朴な登場人物それぞれが実にいい雰囲気で演じている。


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