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ウェンディ&ルーシー Wendy and Lucy (2008)

仕事を求めて旅する女性が逸れた愛犬を探し求める姿を描く、監督、脚本、編集ケリー・ライカート、主演ミシェル・ウィリアムズ、ウォルター・ダルトン、ウィル・パットン他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ケリー・ライカート
製作
ラリー・フェセンデン
ニール・コップ
製作総指揮
トッド・ヘインズ
フィル・モリソン
原案:ジョナサン・レイモンド”Train Choir”
脚本
ジョナサン・レイモンド
ケリー・ライカート
撮影:サム・レヴィ
編集:ケリー・ライカート

出演
ウェンディ・キャロル:ミシェル・ウィリアムズ
警備員:ウォルター・ダルトン
メカニック:ウィル・パットン
イッキー:ウィル・オールダム
アンディ・ムーニー:ジョン・ロビンソン
パークの男:ラリー・フェッセンデン
デブ(声):ディアドラ・オコンネル
本人:ルーシー

アメリカ 映画
配給 Oscilloscope
2008年製作 80分
公開
北米:2008年12月10日
日本:未公開
製作費 $200,000
北米興行収入 $865,700
世界 $1,193,000


ストーリー
オレゴン州。
仕事を求めてアラスカに向かうつもりの若いウェンディ・キャロル(ミシェル・ウィリアムズ)は、ホームレスの青年イッキー(ウィル・オールダム)と知り合い、現地で缶詰工場の仕事を勧められる。
駐車禁止区域で車中泊したウェンディは、翌朝、警備員(ウォルター・ダルトン)に起こされる。
車が故障したウェンディは、警備員の助けを借りて移動する。
所持金を減らしたくないウェンディは、スーパーでルーシーの餌を万引きしたことを店員のアンディ・ムーニー(ジョン・ロビンソン)に見つかってしまう。
ウェンディは店長に謝罪するものの逮捕され、ルーシーを店の前に残したまま警察署に連行される。
留置されたウェンディは、50ドルの罰金を払い釈放され、スーパーに戻るものの、ルーシーはいなかった。
店員にルーシーのことを尋ねたウェンディは、車に乗せられて連れ去られたことを知る。
その後、ルーシーを見つけられないウェンディは車に戻り、警備員にルーシーのことを尋ねる。
何も見ていないと言う警備員は、悲しむウェンディを気の毒に思い、保健所に向かおうとする彼女に閉まっていると伝える。
翌日、ウェンディは保健所に向かい、ルーシーが保護されているか確認するものの、その場にはいなかった。
その後、整備工場に向かったウェンディは、メカニック(ウィル・パットン)に車のことを話し、費用がかかり過ぎるのを承知で修理の見積もりを依頼する。
車から荷物を出したウェンディは、心配してくれる警備員と話しながら、今後のことについて考えるのだが・・・。


解説 評価 感想

ジョナサン・レイモンドの短編小説”Train Choir”を基に製作された作品。

インディペンデント映画作家として高い評価を得ているケリー・ライカートが監督し、主演はミシェル・ウィリアムズ、ウォルター・ダルトン、ウィル・パットンなどが共演した作品。

仕事を求めて旅する女性が逸れた愛犬を探し求める姿を描くドラマ。

ホームレスの女性の孤独と絶望を切実に描きながら、その生活感を見事に表現したケリー・ライカートの演出は絶賛された。

第61回カンヌ国際映画祭ではある視点部門に出品され、パルム・ドッグ賞を受賞した。

主演のミシェル・ウィリアムズは、孤独と絶望の中で愛犬を探し求める女性を見事に演じている。

主人公に親切にする駐車場の警備員ウォルター・ダルトン、主人公が車の修理を依頼するメカニックのウィル・パットン、主人公が知り合うホームレスの青年ウィル・オールダム、主人公の万引きを見つけるスーパマーケットの店員ジョン・ロビンソン、公園の男ラリー・フェッセンデン、主人公の姉ディアドラ・オコンネル(電話の声)などが共演している。


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