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ワーロック Warlock (1959)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

悪党から手を洗い郡保安官補になった男と無法の町に保安官として雇われたガンマン
の、考え方の違いによる対決までを描く、製作、監督エドワード・ドミトリク、主演リチャード・ウィドマークヘンリー・フォンダアンソニー・クインドロシー・マローン他共演による西部劇の秀作。


西部劇

アンソニー・クイン / Anthony Quinn / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:エドワード・ドミトリク
製作:エドワード・ドミトリク
原作:オークレイ・ホールWarlock
脚本:ロバート・アラン・アーサー

撮影:ジョセフ・マクドナルド
編集:ジャック・H・ホームズ
音楽:リー・ハーライン

出演
リチャード・ウィドマーク:ジョニー・ギャノン
ヘンリー・フォンダ:クレイ・ブレイスデール
アンソニー・クイン:トム・モーガン
ドロシー・マローン:リリー・ダラー
ドロレス・マイケルズ:ジェシー・マーロー
トム・ドレイク:エイブ・マキューン
デフォレスト・ケリー:カーリー・バーン
ウォーレス・フォード:ハロウェイ判事
フランク・ゴーシン:ビリー・ギャノン
ウォルター・コイ:ロイ・トンプソン
L・Q・ジョーンズ:フェン・ジッグス
ゲイリー・ロックウッド:ギャングの一員

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1959年製作 121分
公開
北米:1959年4月1日
日本:1959年7月28日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1881年。
ユタ州の田舎町ワーロックでは、サンパブロ牧場のならず者エイブ・マキューン(トム・ドレイク)一味が、町を牛耳ろうと無法の限りを尽くしていた。

保安官補ロイ・トンプソン(ウォルター・コイ)は、町に現れたマキューンに通りに呼び出されるが、一味に辱められ追い出されてしまう。

一味の中で、ジョニー・ギャノン(リチャード・ウィドマーク)だけは、そんなマキューンのやり方に嫌気がさしていた。

町民は集会を開き、ハロウェイ判事(ウォーレス・フォード)やジェシー・マーロー(ドロレス・マイケルズ)の反対を押し切り、有名なガン・ファイターで請負保安官でもあるクレイ・ブレイスデール(ヘンリー・フォンダ)を雇うことにする。

ブレイスデールには、悪評高いトム・モーガン(アンソニー・クイン)がいつも付き添い、町民はそれを心配する。
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解説 評価 感想 ■

1958年のピューリッツァー賞で、最終選考まで残った、オークレイ・ホールの小説”Warlock”の映画化。

*(簡略ストー リー)
悪党マキューンがのさばり、無法の町と化していたワーロック町民は、名のあるガンマンのクレイ・ブレイスデールを保安官として雇う。
ブレイスデールには、悪名高き男モーガンが付き添っていたが、彼らの登場でマキューンの暴挙は一旦は収まる。
その後、マキューンの行動に嫌気がさしていた一味のギャノンは、町に残り郡保安官補になる。
ギャノンは、高圧的な手法で敵を押さえつけるブレイスデールの考えと対立し、町自身が立ち上がる方法を模索する。
やがて、ブレイスデールに恨みを持つリリーが町に現われ、誠実なギャノンの男らしさに惹かれる。
町の女性ジェシーは、人を寄せ付けない雰囲気はあるが、紳士的なブレイスデールに心を寄せ、やがて二人は結婚を決意するのだが・・・。
__________

社会派監督として評価を得ていたものの、赤狩りの矢面に立たされ、イギリスに逃れていたエドワード・ドミトリクの、ハリウッド復帰後の作品。

正統派西部劇ではあるが、悪に対する考え方や、阻害される人間の苦しみなどを盛り込んだ異色の作品。

男のロマンや正義感、それに絡む女心、さらには、身勝手な町民の心理などの描写も興味深い作品。

強かな雇われ保安官ヘンリー・フォンダが、正義感ではなくビジネスで物事を考え、悪党一味だったリチャード・ウィドマークは、町民の自立心を甦らせていく展開、頑強な用心棒的存在アンソニー・クインが、阻害される自分を哀れんだりする、様々な人間模様もが見事に描かれている。

雇われの身の二人は、ワイアット・アープ
ドク・ホリデイの関係にも似ている。

リー・ハーラインの音楽も素晴らしく、一度聴いたら忘れられない曲に仕上がっている。
特に、クライマックスの盛り上がりは忘れ難い。

西部劇には珍しく特撮も使っている。
丘の上から見下ろすワーロックの町並みはグラスペイントで、まるで、絵画のような美しさだ。

西部劇の大ファンとしても納得する、銃撃のない、クライマックスの決闘シーンもたまらなくいい。

こんな終わり方もあるのだなと、何十回も繰り返し見直したこともあるラストシーンは見事な演出だ。

”出来過ぎ”ているほどに、優雅でスマートなヘンリー・フォンダの、背筋を伸ばし大股で歩く姿には惚れ惚れする。
自信みなぎる体全体から発する貫禄は、強面で巨体のアンソニー・クインをも圧倒する。

最後には絶望してしまうアンソニー・クインの共演は、作品自体のスケールアップに大いに貢献している。

主演のリチャード・ウィドマークの、悪党一味から一転、正義感溢れる保安官補役も、翌年の「アラモ」を凌ぐ好演だ。

また、度々、魅力的な表情を見せるドロシー・マローンの、スクリーン上での美しさは際立っている。

後の「スタートレック」シリーズのレギュラー、Dr.マッコイ役で有名なデフォレスト・ケリーや、テレビ・シリーズ「バットマン」のリドラー(ナゾラー)役を演ずる、俳優の物まねでも知られるフランク・ゴーシンも出演している。

一度は結婚の約束をするものの、生きる世界の違いを悟りブレイスデール(H・フォンダ)の元を去るドロレス・マイケルズ、悪党一味の首領トム・ドレイク、ブレイスデールの手法を正義と認めない判事ウォーレス・フォード、保安官補ウォルター・コイ、他L・Q・ジョーンズゲイリー・ロックウッドなどが共演している。


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