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幌馬車 Wagon Master (1950)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

ジョン・フォードと盟友メリアン・C・クーパーのアーゴシー・プロが製作した、幌馬車隊と行動を共にすることになった馬商人の旅を描く、原案、製作、監督ジョン・フォードベン・ジョンソンジョーン・ドルーハリー・ケリーJr.ウォード・ボンド共演による正統派西部劇の名作。


西部劇

ジョン・フォード / John Ford 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・フォード
製作
ジョン・フォード
メリアン・C・クーパー

原案:ジョン・フォード
脚本
フランク・S・ニュージェント
パトリック・フォード

撮影:バート・グレノン
編集
ジャック・マレー

バーバラ・フォード
音楽:リチャード・ヘイゲマン

出演
ベン・ジョンソン:トラヴィス・ブルー
ジョーン・ドルー:デンヴァー
ハリー・ケリーJr.:サンディ
ウォード・ボンド:エルダー・ウィッグス
チャールズ・ケンパー:シャイロー・クレッグ
アラン・モーブレイ:A・ロックスリー・ホール
ジェーン・ダーウェル:シスター・レジャード
ルース・クリフォード:フロレッティ・ファイファ
ジェームズ・アーネス:フロイド・クレッグ
フランシス・フォード:ピーチトゥリー
ラッセル・シンプソン:アダム・パーキンス
ハンク・ウォーデン:ルーク・クレッグ
クリフ・ライオンズ:連邦保安官


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1871年。
クリスタル・シティーに現れた、馬商人トラヴィス・ブルー(ベン・ジョンソン)とサンディ(ハリー・ケリーJr.)は、自分達の馬に興味を示した、連邦保安官(クリフ・ライオンズ)に馬を売る。

モルモン教徒の幌馬車隊リーダー、エルダー・ウィッグス(ウォード・ボンド)は、ユタ州のサン・ホアン川ほとりの土地をめざして出発しようとしていた。

ウィッグスは、トラヴィスとサンディに幌馬車隊の先導を頼むが、馬を妥当な値段で買ってくれという、トラヴィスとの交渉は決裂する。

その後、ウィッグス率いる幌馬車隊は、シスター・レジャード(ジェーン・ダーウェル)の角笛とともに、新天地に向かい出発する。

トラヴィスとサンディは、女子供を含めた大所帯の幌馬車隊の出発を見守りながら一行を追い、ウィッグスに同行することを伝えて歓迎される。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
馬商人のトラヴィス・ブルーとサンディは、モルモン教徒の幌馬車隊リーダー、ウィッグスに、目的地までの先導を頼まれる。
交渉は流れるものの、結局、二人は幌馬車隊に同行することになる。
途中、踊り子デンヴァーらの見世物師一行を仲間に引き入れ、彼女とトラヴィスには、ほのかな恋心が芽生える。
順調に旅を続ける幌馬車隊だったが、そこに、追われる身の悪党一味クレッグ一家が現れる。
ウィッグスは、警戒しながら一家を仲間に入れるが、トラヴィスとサンディは彼らの正体を知っていた。
そして、トラヴィス、サンディとウィッグスは、一家の出方を窺いながら、最大の難所を目の前にする・・・。
__________

映画史上に残る名作を次々と世に出していた巨匠ジョン・フォードが、”息抜き”のような思いで、仲間達と自由気ままに作り上げた雰囲気がある作品。

やや地味な感じはあるが、フォード独特の、詩情豊かな演出や、またフォード一家に名を連ねる俳優陣の出演、随所に流れるサンズ・オブ・ザ・パイオニアーズの素晴らしい歌声とリチャード・ヘイゲマンの音楽などが見事に調和する、フォードファンにはたまらない作品だ。

主演のベン・ジョンソンハリー・ケリーJr.は、同じ年の「リオ・グランデの砦」(1950)でも見せてくれる、馬の扱いに関しては、俳優の中では群を抜いている、見事な手綱さばきを見せてくれる。

特にベン・ジョンソンは、調教のプロから俳優に転身しただけあって芸術に近い。

本作の好演で、後にNBCで放映される「幌馬車隊/Wagon train」(1957~1965)に主演にしたウォード・ボンドは、残念ながらシーズン途中で急死してしまう。

意外にも、ウォード・ボンド自身は、このシリーズ出演は気が進まなかったらしい。

赤い河」(1948)や「黄色いリボン」(1949)で好演したジョーン・ドルーは、毎度、気性が激しい女性という役どころで、今回はセリフも少なくあまり生彩がないのが残念。

ドラマを盛上げるフォード一家の面々、ジェーン・ダーウェルフランシス・フォードラッセル・シンプソンハンク・ウォーデンクリフ・ライオンズら、お馴染みのスターの登場だけで、ファンとしては涙ものだ。

個人的には、フォードジョン・ウェイン作品などではいつも端役であるクリフ・ライオンズ連邦保安官に起用し、”丁重”に扱っているフォードの”親心”が嬉しい。
しかし、こちらも馬のプロである、スタントマン上がりの彼を、何度も落馬させる場面を登場させるあたりが、いかにもフォードらしい茶目っ気だ。

悪党一家の家長チャールズ・ケンパー、その息子ジェームズ・アーネス、見世物師役のアラン・モーブレイルース・クリフォードなどが共演している。


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