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天使の処刑人 バイオレット&デイジー Violet & Daisy (2011)

2人で組むキュートな殺し屋がターゲットの男と思いもやらぬ関係になっていく姿を描く、製作、監督、脚本ジェフリー・S・フレッチャー、主演シアーシャ・ローナンアレクシス・ブレデルジェームズ・ガンドルフィーニダニー・トレホマリアンヌ・ジャン=バプティスト他共演の犯罪コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

シアーシャ・ローナン / Saoirse Ronan / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジェフリー・S・フレッチャー
製作
ジェフリー・S・フレッチャー
ジョン・ペノッティ
ボニー・ティマーマン
製作総指揮:ジェームズ・W・スコッチドープル
脚本:ジェフリー・S・フレッチャー
撮影:ヴァーニャ・ツァーンユル
編集:ジョー・クロッツ
音楽:ポール・カンテロン

出演
デイジー:シアーシャ・ローナン
バイオレット:アレクシス・ブレデル
男:ジェームズ・ガンドルフィーニ
ラス:ダニー・トレホ
No.1:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
バービー・サンデー:コディ・ホーン
エイプリル:タチアナ・マズラニー
男1:ジョン・ヴェンティミリア

アメリカ 映画
配給 Cinedigm Entertainment
2011年製作 88分
公開
北米:2013年6月7日
日本:2013年10月12日
製作費 $8,000,000
北米興行収入 $17,190


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1 冷たいピザと温かい仔犬

ニューヨーク
殺し屋のバイオレット(アレクシス・ブレデル)は、パートナーのデイジー(シアーシャ・ローナン)の18歳の誕生日を祝う。

組織のラス(ダニー・トレホ)から電話を受けた二人は、報酬アップの仕事を依頼されるもののそれを断る。

その後、人気ポップ・アイドル、バービー・サンデー(コディ・ホーン)の雑誌記事を呼んだバイオレットとデイジーは、彼女の新作ドレスが欲しくなり、ラスに電話をして仕事を受ける。

ラスに会った二人は、ボスのチェットの金などを盗み、それを認めて名前や住所を明らかにした男の暗殺を依頼される。

2 夢見る花たち

ターゲットのアパートに侵入したバイオレットとデイジーは、留守電に女性からのメッセージが残ったのを確認し、男を待つものの眠ってしまう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
二人で組む少女の殺し屋バイオレットとデイジーは、人気ポップ・アイドル、バービー・サンデーの新作ドレスが欲しくなり、ある男を殺害する仕事を受ける。
男のアパートに侵入して帰りを待つバイオレットとデイジーは、戻ってきた男が驚きもしないことを不思議に思う。
抵抗もせずに穏やかに死を迎えようとする男を、仕事と割り切り殺害するため発砲したバイオレットとデイジーだったが、彼を殺せずに弾が切れてしまう。
バイオレットは弾を買いに出かけ、その間、末期ガンの男が娘に恨まれて苦悩していることを知ったデイジーは、彼に同情し始める・・・。
__________

プレシャス」(2009)でアカデミー脚色賞を受賞したジェフリー・S・フレッチャーの初監督作品で、彼は製作にも加わっている。

キュートな少女二人組の殺し屋が活躍する爆笑コメディと思いきや、病気と娘の理解を得られず苦悩するターゲットとの関係を描く人情ドラマに展開していく。

ジェフリー・S・フレッチャーの脚本だけに、ターゲットとの触れ合いで心が動く主人公二人の思いが深く描かれた物語なのだが、彼女らのそのイメージがキープされ過ぎているためか、やや焦点がボケているチグハグナに進行する内容はいまいちで、面白味に欠ける。

新旧の人気スター競演などは注目なのだが、公開1週目で打ち切られてしまった作品でもある。

主人公を演ずるシアーシャ・ローナンアレクシス・ブレデルは、”美しき殺し屋”などと宣伝された割にはそんなイメージでもない。

若手期待のシアーシャ・ローナンは、その実力の片りんを見せる場面もあるが、内容的に彼女の演ずる役柄ではないようにも思える。

死を望み絶望する男を雰囲気ある演技で演ずるジェームズ・ガンドルフィーニ、主人公の二人に仕事を依頼するダニー・トレホ、組織No.1の殺し屋マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ポップ・アイドルのコディ・ホーン、男(ジェームズ・ガンドルフィーニ)の娘タチアナ・マズラニー、男を殺しに来る殺し屋ジョン・ヴェンティミリアなどが共演している。


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