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許されざる者 The Unforgiven (1960)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

捜索者」(1956)などの原作者で知られる、アラン・ルメイの同名小説の映画化。
テキサス
養女である妹の出生の秘密を知る牧場主の苦悩を描く、監督ジョン・ヒューストン、主演バート・ランカスターオードリー・ヘプバーンオーディ・マーフィリリアン・ギッシュチャールズ・ビックフォードジョセフ・ワイズマン他共演の西部劇。


西部劇

オードリー・ヘプバーン / Audrey Hepburn 作品一覧
オードリー・ヘプバーン / Audrey Hepburn / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ヒューストン
製作
ジェームズ・ヒル

ハロルド・ヘクト
原作:アラン・ルメイ
脚本:ベン・マドー
撮影:フランツ・プラナー

編集:ラッセル・ロイド
音楽:ディミトリ・ティオムキン

出演
バート・ランカスター:ベン・ザカリー
オードリー・ヘプバーン:レイチェル・ザカリー
オーディ・マーフィ:キャッシュ・ザカリー
リリアン・ギッシュ:マティルダ・ザカリー
チャールズ・ビックフォード:ゼブ・ローリンズ
アルバート・サルミ:チャーリー・ローリンズ
ジョセフ・ワイズマン:エイブ・ケルシー
ジョン・サクソン:ジョニー・ポルトガル
ダグ・マクルーア:アンディ・ザカリー
カルロス・リーヴァス:ロスト・バード

アメリカ映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1960年製作 122分
公開
北米:1960年4月6日
日本:1960年10月
製作費 $5,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
テキサスの牧場主ベン・ザカリー(バート・ランカスター)は、母マティルダ(リリアン・ギッシュ)、弟キャッシュ(オーディ・マーフィ)とアンディ(ダグ・マクルーア)、そして、養女のレイチェル(オードリー・ヘプバーン)と暮らしていた。

ある日、レイチェルは、自分がザカリー家に拾われたことを知っている男、エイブ・ケルシー(ジョセフ・ワイズマン)に出会う。

ケルシーは母マティルダの前にも現れ、何事か警告して立ち去っていく。

商談の旅から帰ったベンは、弟のキャッシュとアンディの出迎えを受け、レイチェルと母マティルダにピアノをプレゼントする。

牧場主ゼブ・ローリンズ(チャールズ・ビックフォード)の歓迎も受けたベンは、彼の長男チャーリー(アルバート・サルミ)から、レイチェルとの結婚の許しを請われる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
テキサス
牧場主ベン・ザカリーの妹、養女レイチェルは、ある日、自分の出生の秘密を知るという、ケルシーという男に出会う。
商談から帰ったベンは、ケルシーが現れたことを知らされて顔色を変える。
そんなベンは、知人の牧場主ローリンズの息子チャーリーから、レイチェルとの結婚の許可を求められる。
自分を密かに愛するレイチェルの気持ちを察したベンは、チャーリーの求婚を受け入れる。
ある朝、カイオワ族の酋長ロスト・バードがザカリー家に現れ、同族の女がそこにいることを、ケルシーから聞いたとベンに伝える。
ロスト・バードは、その女(レイチェル)が自分の妹だと言い張るのだが、ベンはそれを否定する。
やがて、カイオワが付近をうろつき、近隣住民が警戒する中、その原因が、同族かもしれないレイチェルにあるという、人々の噂が広まる・・・。
__________

カイオワの集落から連れ去られ、白人に育てられた娘を、同族の兄が連れ戻そうとするストーリーは、前記の、コマンチにさらわれた姪を、執念の追跡で救い出そうとする「捜索者」(1956)ストーリーに似ている。

ヒロインである先住民の娘を、当時、人気絶頂期にあるオードリー・ヘプバーンに演じさせるという、大胆な発想が注目の作品でもある。

アイデア豊富な巨匠ジョン・ヒューストンらしく、3頭の馬を乗り継ぐ追跡シーンや、サーベルを腰に下げる謎の男ケルシーを、幻覚か悪魔のように描く独特の手法も興味深い、異色の西部劇だ。

本格的な西部劇としては、J・ヒューストンオードリー・ヘプバーン共に、初めて手掛けて出演する作品。

逞しい主人公バート・ランカスターの力強い演技と、兄への愛を心に秘めた純情可憐なオードリー・ヘプバーンの魅力を軸に、多彩な登場人物の個性を生かし展開するストーリーは見応えがある。

この頃の作品には、映画史に残る名作の多いディミトリ・ティオムキンの音楽だが、本作は、彼にしてはやや大人しい、いつもと違った雰囲気である。

A・ヘプバーンが、先住民だと強調させるためか、彼女のメイクだけでなく、元々色白とはいえ、リリアン・ギッシュの肌の白さが異様に思える。

本作は、1959年に製作されていたのだが、リハーサル中にA・ヘプバーンが落馬して撮影が中断してしまい、その事故で彼女は流産してしまう。
ヘプバーンは復帰はするものの自分を責め本作を良く思わず、翌年に出産するために休養し、「ティファニーで朝食を」(1961)の撮影に入ることになる。

先住民を嫌う嫌味な役柄だが、終盤は正義感を発揮して存在感を示す、唯一人養女の出生の秘密を知る母親リリアン・ギッシュ、隣人の牧場主チャールズ・ビックフォード、その息子アルバート・サルミ、ザカリー家に付きまとう謎の老人ジョセフ・ワイズマン、主人公に雇われる先住民のジョン・サクソン、ザカリー家の末の弟ダグ・マクルーアカイオワの酋長カルロス・リーヴァスなどが共演している。


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