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超音ジェット機 The Sound Barrier (1952)

航空技術者とパイロットが”音速の壁”を破ることに挑む姿を描く、製作、監督デヴィッド・リーン、主演ラルフ・リチャードソンアン・トッドナイジェル・パトリックダイナ・シェリダン他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・リーン
製作:デヴィッド・リーン
原作:テレンス・ラティガン
脚本:テレンス・ラティガン
撮影:ジャック・ヒルデヤード
編集:ジョフリー・フット
音楽:マルコム・アーノルド

出演
ジョン・リッジフィールド:ラルフ・リチャードソン
スーザン・リッジフィールド・ガースウェイト:アン・トッド
トニー・ガースウェイト:ナイジェル・パトリック
フィリップ・ピール:ジョン・ジャスティン
ジェス・ピール:ダイナ・シェリダン
ウィル・スパークス:ジョセフ・トメルティ
クリストファー・リッジフィールド:デンホルム・エリオット
”ウィンディ”ウィリアムズ:ジャック・アレン
フレッチャー:ラルフ・マイケル
リトルボーイ:ロドニー・グッドール(クレジットなし)
ATA士官:ドナルド・ハロン(クレジットなし)
工員:ヴィンセント・ホルマン(クレジットなし)
赤ちゃん:ジョリオン・ジャックリー(クレジットなし)
コントローラー:ダグラス・ミュア(クレジットなし)
コントローラー:レスリー・フィリップス(クレジットなし)
ピーター・メイクピース:アンソニー・スネル(クレジットなし)
テスト・ベッド・オペレーター:ロバート・ブルックス・ターナー(クレジットなし)

イギリス 映画
配給 British Lion Films
1952年製作 117分
公開
イギリス:1952年7月22日
北米:1952年12月21日
日本:1953年1月15日
製作費 £250,000


アカデミー賞
第25回アカデミー賞
・受賞
録音賞
・ノミネート
脚本賞


ストーリー
第二次世界大戦下。
ATA/航空輸送予備部隊のパイロット、トニー・ガースウェイト(ナイジェル・パトリック)は、婦人部隊の恋人スーザン・リッジフィールド(アン・トッド)と結婚する。
スーザンの父親ジョン・リッジフィールド(ラルフ・リチャードソン)は、ジェットエンジン技術で画期的な業績を上げた巨大航空機会社のオーナーだった。
スーザンと共にジョンの元に向かったトニーは歓迎され、新型のジェットエンジンのテストを見学する。
同時に新たに開発されるジェット戦闘機”プロミテウス”の模型をジョンに見せられたトニーは、戦後テストパイロットになることを勧められる。
父の意志を継ぐためにパイロットになろうとしていたスーザンの義兄クリストファー(デンホルム・エリオット)は、初の単独飛行で墜落死してしまう。
その後トニーは、スーザンの不安を気にしつつもジョンの下でテストパイロットとなる。
父ジョンが行う危険が伴う開発が理解できず意見が合わなかったスーザンは、トニーがそれに携わることになったことで苦悩する日々を送る。
スーザンの精神状態は不安定になり、トニーが飛行している際は映画館に向かい、ジェット機の爆音を聴かないようにしていた。
音速の壁”を破ることを目標とするジョンの夢を実現するため、パイロットとしてそれを実現させようとしたトニーは、その寸前で操縦不能となり墜落死する。
墜落現場に向かったスーザンは、その後、何事もなかったかのように、次のテストのためにトニーの最期の交信を聴くジョンの姿を見てショックを受ける。
出産を控えたスーザンはジョンの元を去り、トニーの戦友で同じテストパイロットのフィリップ・ピール(ジョン・ジャスティン)と妻ジェス(ダイナ・シェリダン)を頼り、2人を心のよりどころにして日々を過ごすのだが・・・。


解説 評価 感想

既に何作もの話題作を手がけ、イギリス映画界を代表する監督となっていたデヴィッド・リーンが、製作を兼ねて監督した意欲作であり、最先端の航空技術をテーマにしたドラマ。

デヴィッド・リーンと妻のアン・トッドが組んだ3作目で、また最後の作品でもある。

航空技術者とパイロットが”音速の壁”を破ることに挑む姿を描くドラマ。

音速の壁”がタイトルであり、それを破るための技術をテーマにした作品だが、テストパイロットの妻の苦悩をもう1つの物語として描いている。
技術の進歩のため危険を冒す父に反発する娘だったが、夫をテスト飛行で失いながら、人類の技術の飛躍のために闘っている父を理解するラストの他、デヴィッド・リーンの力強い演出が見どころの作品。

第25回アカデミー賞では録音賞を受賞し、脚本賞にノミネートされた。

当時の最先端技術を駆使した航空映像などは必見だ。

クライマックスで”音速の壁”は破られるが、実際にそれを世界で初めて成功させたのは、1947年に”X-1”で飛行した、アメリカ空軍チャック・イェーガーだったことはよく知られている。

世界初のジェット旅客機である”デ・ハビランド・エアクラフト”の”デ・ハビランド DH.106 コメット”、”スーパーマリン アタッカー”、”デ・ハビランド ヴァンパイア”、”スーパーマリン スイフト”の登場は、航空ファンにはたまらないシーンとなっている。

技術発展のために”音速の壁”を破ろうとする航空産業の大物ラルフ・リチャードソン、その娘で危険を冒し続ける父を理解できないアン・トッド、その夫でテストパイロットとなり偉業に挑戦するナイジェル・パトリック、その戦友であり同じテストパイロットのジョン・ジャスティン、その妻ダイナ・シェリダン、開発主任のジョセフ・トメルティ、単独飛行訓練で墜落死する主人公の息子デンホルム・エリオット、トニー(ナイジェル・パトリック)の同僚ジャック・アレンラルフ・マイケル、トニーが所属するATA/航空輸送予備部隊の士官ドナルド・ハロン、工員のヴィンセント・ホルマン他、ダグラス・ミュアレスリー・フィリップスなどが共演している。


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