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摩天楼はバラ色に The Secret of My Success (1987)

野心を抱き大都会ニューヨークにやってきた青年の奮闘を描く、製作、監督ハーバート・ロス、主演マイケル・J・フォックスヘレン・スレイターリチャード・ジョーダン他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ハーバート・ロス

脚本:ジム・キャッシュ
製作
ハーバート・ロス

ノラ・ケイ
原作:AJ・キャロザース
脚本:ジム・キャッシュ
撮影:カルロ・ディ・パルマ
編集:ポール・ハーシュ
音楽
デヴィッド・フォスター

主題歌”The Secret Of My Success
ナイト・レンジャー

出演
ブラントリー・フォスター/カールトン・ウィットフィールド:マイケ ル・J・フォックス

クリスティ・ウィルス:ヘレン・スレイター
ハワード・プレスコット:リチャード・ジョーダン
ヴェラ・プレスコット:マーガレット・ホイットン
フレッド・メルローズ:ジョン・パンコウ
ドナルド・ダヴェンポート:フレッド・グウィン
アート・トーマス:ゲリー・バムマン
グレース・フォスター:エリザベス・フランツ
デイヴィス:クリストファー・デュラン
バーニー・ラティガン:クリストファー・マーニー
ジーン:キャロル・アン・スージー
シーラ:マーセデス・ルール
メンテナンス係:マーク・マーゴリス
W・ショウ:ブルース・マッギル

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1987年製作 110分
公開
北米:1987年4月10日
日本:1987年6月
北米興行収入 $66,995,880
世界 $110,996,880


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
カンザスの田舎町から、希望を抱きやってきたブラントリー・フォスター(マイケル・J・フォックス)は、安アパートに住居を構え、早速、就職先の会社を訪ねる。

しかし、会社が乗っ取られブラントリーはいきなり解雇されてしまい、他の会社を訪ねるが、担当者のW・ショウ(ブルース・マッギル)から、大卒の肩書きなどよりも経験がものをいうと言われ追い払われる。

他を当たっても仕事は得られないまま、ブラントリーは母親のグレース(エリザベス・フランツ)から聞いていた、おじハワード・プレスコット(リチャード・ジョーダン)の会社に向かう。

大企業の社長プレスコットを訪ねたブラントリーは、何でも出来ることを彼に伝え採用してもらえることになる。

その後ブラントリーは、社内で美しい女性社員のクリスティ・ウィルス(ヘレン・スレイター)を見かけ、一目惚れしてしまう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
大学を出た田舎町に住むブラントリー・フォスターは、必ず成功することを誓いニューヨークにやってくる。
就職予定の会社を解雇されてしまったブラントリーは、おじのプレストンを頼り、大企業のメールボーイとして働くことになる。
ブラントリーは、重役である美しい女性クリスティに一目惚れしてしまうが、彼女はプレストンの愛人だった。
そんなことも知らずに、ブラントリーはプレストンの妻ヴェラに気に入られ関係を迫られてしまう。
その後ブラントリーは、架空の重役になりすまし、仕事をこなすことを考える。
会社が、乗っ取られる可能性を知ったブラントリーは、守りの姿勢を貫こうとする重役達に対し、攻めることで対抗するべきだという、大胆発言をしてしまう・・・。
__________

バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)でブレイクし、人気絶頂のマイケル・J・フォックスの、純朴な人柄と俊敏な身のこなしなど、彼の魅力が十分に生かされ、ハーバート・ロスの軽快な演出も冴える痛快作。

当時、盛んに行われていた企業合併や乗っ取りという世相を反映した内容や、あまり現実的ではないが、アメリカ人が好きなサクセス・ストリーを、ご都合主義の集合体のように描きながらも、爽快な気分で観終わることができる快心のコメディであり、マイケル・J・フォックスの代表作にあげる人も多い。
ラストで、タキシードを着ながらもスニーカーを履く姿もいかにも彼らしい。

作品にマッチした、ナイト・レンジャーが歌う主題歌”The Secret Of My Success”も実に心地よい。

北米興行収入は約6700万ドル弱に留まるものの、全世界では約1億1100万ドルのヒットとなった。

近寄りがたいキャリヤウーマンから、主人公の人柄に触れるにつれ、次第にチャーミングな女性に変化していくヒロインのヘレン・スレイター、豪腕社長と思いきや、実はただの女好きの無能な経営者だったリチャード・ジョーダン、その妻で、強烈なキャラクターとして怪演を見せるマーガレット・ホイットン、最後には彼女に気に入られるメールボーイのジョン・パンコウ、その上司クリストファー・マーニー、乗っ取りを仕掛ける経営者フレッド・グウィン、重役ゲリー・バムマン、主人公の母親エリザベス・フランツ、秘書役キャロル・アン・スージー、ウエイトレス役のマーセデス・ルール、メンテナンス係マーク・マーゴリス、そしてブルース・マッギルが、序盤で主人公の採用を断る役で登場する。


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