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クリミナル・サイト The Merry Gentleman (2008)

人気スターのマイケル・キートンが主演を兼ねた初監督作品。
孤独な殺し屋と夫の暴力から逃れた女性の親交を描く、ケリー・マクドナルド、トム・バストウネス、ボビー・カナヴェル共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・キートン

製作:スティーヴン・A・ジョーンズ
製作総指揮
トム・バストウネス
ポール・J・ダガン
脚本:ロン・ラゼレッティ
撮影:クリス・シーガー
音楽
ジョナサン・サドフ
エドワード・シェアマー

出演
フランク・ローガン:マイケル・キートン

ケイト・フレイジャー:ケリー・マクドナルド
デイヴ・マーチェソン:トム・バストウネス
マイケル・エルクハート:ボビー・カナヴェル

アメリカ 映画
配給 Samuel Goldwyn Films

2009年製作 96分
公開
北米:2009年5月1日
日本:未公開
製作費 $5,000,000
北米興行収入 $346,290


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ケイト・フレイジャー(ケリー・マクドナルド)は、警官である夫マイケル・エルクハート(ボビー・カナヴェル)の暴力に耐え切れずシカゴに移り住み、仕事を見つけた彼女は平穏な日々を送る。

殺し屋のフランク・ローガン(マイケル・キートン)は、ターゲットを仕留めるためにあるビルのオフィスを狙っていた際、違う部屋のケイトを見かける。

殺し屋稼業に嫌気がさしていたフランクは、仕事を済ませた後、ビルの屋上から飛び降りることを考える。

通りにに出たケイトがそれに気づき叫び声をあげたため、フランクは思い止まる。

警察が駆けつけて調べたものの異常は見つからず、ケイトは不思議に思いながらその場を去る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シカゴ
殺し屋のフランク・ローガンは、稼業に嫌気がさして自ら命を絶つことを考える。
そんなフランクは、夫の暴力から逃れて新生活を始めたケイトに、屋上から身を投げようとする姿を目撃される。
思い止まったフランクは、その後ケイトに接触するものの、肺炎を患い入院してしまう。
ケイトに介抱されたフランクは回復し、互いに心の安らぎを感じた二人は親交を深めるのだが・・・
__________

若い頃から思っていたのだが、表情がコメディアンそのものという感じでもなかったマイケル・キートンが、孤独な殺し屋を淡々と演ずるシリアスな演技に徹した作品であり、演出も兼ねた彼の意欲が窺える。

人生を捨てようとする男と、新たな生活に希望を見出そうとする女性、生きる世界が違うまま親交を深めていく、”柔らかい”時間の経過の描写は心地よささえ感じる。

かつて爆笑コメディを演じたマイケル・キートンも今一度見たいのだが、本作のようなしっとりたした雰囲気、深みのある彼の演出を今後も期待したい。

既に実力派と評価され、話題作に出演を続けていたケリー・マクドナルドの純朴な演技も見逃せない。

ヒロインに心を寄せながら事件捜査を続ける刑事トム・バストウネス、ヒロインの夫ボビー・カナヴェルなどが共演している。


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