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シャイアン Cheyenne Autumn (1964)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

マリ・サンドスの著書”Cheyenne Autumn”やハワード・ファスト“The Last Frontier”を基に、実際に起きた”北部シャイアンの脱出”を題材に製作された作品。
アメリカ政府の考えで、強制移住させられたシャイアンが、部族の誇りを胸に、故郷に戻ろうとする苦難の脱出劇を描く、巨匠ジョン・フォードの晩年の秀作。
出演リチャード・ウィドマークキャロル・ベイカージェームズ・スチュワートアーサー・ケネディエドワード・G・ロビンソンカール・マルデン他、フォード一家総出演。


西部劇

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スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・フォード
製作:バーナード・スミス
原作
マリ・サンドス“Cheyenne Autumn”
ハワード・ファスト“The Last Frontier”
脚本:ジェームズ・R・ウェッブ

撮影:ウィリアム・H・クローシア
編集:オトー・ラヴァリング
音楽:アレックス・ノース

出演
トーマス・アーチャー大尉:リチャード・ウィドマーク

デボラ・ライト:キャロル・ベイカー
ワイアット・アープジェームズ・スチュワート
ドク・ホリデイアーサー・ケネディ
カール・シュルツエドワード・G・ロビンソン
オスカー・ウェッセルズ大尉:カール・マルデン
スパニッシュ・ウーマン:ドロレス・デル・リオ
リトル・ウルフリカルド・モンタルバン
ダル・ナイフギルバート・ローランド
赤シャツ:サル・ミネオ
スコット少尉:パトリック・ウェイン
グィネヴィア・プランテジネット:エリザベス・アレン
トール・トゥリー:ヴィクター・ジョリー
スミス:ハリー・ケリーJr.
ジェフ・ブレア少佐:ジョン・キャラダイン
プラムトゥリー:ベン・ジョンソン
スタニスラウス・ウィチャウスキー曹長:マイク・マズルキ
ブレイデン少佐:ジョージ・オブライエン
オキャベリー医師:ショーン・マクローリー
ジョー:ケン・カーティス
ダグ・ケリー市長:ジャドソン・プラット
女性:メエ・マーシュ
スヴェンソン:ジョン・クォーレン
電信技手:ビング・ラッセル

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1964年製作 154分
公開
北米:1964年10月3日
日本:1964年12月19日
製作費 $4,200,000


アカデミー賞 ■
第37回アカデミー賞
・ノミネート
撮影賞(カラー)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1878年9月7日、オクラホマ準州
故郷のワイオミング準州からこの地に強制移住させられていたシャイアンには、特別な日となるはずだった。

内務省先住民管理局、シャイアン管理事務所。
集まったシャイアンは、政府の委員会の到着を待ち、自分達の考え通ることを願う。

司令官ブレイデン少佐(ジョージ・オブライエン)は、一向に現れる気配のない上院議員らに苛立ち、副官のトーマス・アーチャー大尉(リチャード・ウィドマーク)にそれを確認しようとする。

ブレイデンは、偵察からその場に戻ったプラムトゥリー(ベン・ジョンソン)からの報告を受ける。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1878年、オクラホマ準州
故郷のワイオミング準州から、強制移住させられたシャイアンは、多くの仲間を失い虐げられた生活の改善も見込めなかった。
シャイアンを監視する軍の司令官ブレイデン少佐は、その現状を、部族の子供達に読み書きを教えるデボラから訴えられるものの、あくまで職務にこだわる。
デボラに心を寄せる、部隊副官のトーマス・アーチャー大尉は、双方の考えを理解するのだが、ついに事件は起きてしまう。
現状打開が見込めないと考えたシャイアンの酋長リトル・ウルフダル・ナイフは、武器を手にし、部族を率いて居留地からの脱出する。
それに気づいたアーチャーは、デボラも同行したことを知り、部隊を指揮して追跡を始めるのだが・・・。
__________

数十年振りに観た本作は、あらゆる場面で”ジョン・フォード”を感じさせてくれる、素晴らしいの一言で全てが表現できる作品だ。

まだ映画を観始めた少年時代以来の鑑賞だったのだが、その間に触れたフォード作品のお陰で、本作は一層味わい深いものとなった。

この後に、多くの作品を残せないと悟っていたフォードの、正に集大成とも言える作品で、彼の作品を愛している方ならば、私の言わんとすることは、多くを語らずも理解していただけると思う。

馬のスペシャリスト、ベン・ジョンソンハリー・ケリーJr.の、「リオ・グランデの砦」(1950)を彷彿させる、二人の見事な手綱さばきを映し出す映像や、随所に挿入されるユーモアなど、フォードの演出に衰えは全く感じない。

かつてのフォード作品で活躍した面々の登場は、ファンならば感激であり、そして、各作品へのオマージュ的なシーンも涙ものである。

冒頭のオクラホマ準州のシーンは、全く違う場所”モニュメントバレー”が多く使われ、”ジョン・フォード・ポイント”を印象的に映し出すショットなど、彼の映画人生を集約したような構成も素晴らしい。

第37回アカデミー賞では、撮影賞(カラー)にノミネートされた。

主役はシャイアンであるため、ジョン・ウェインのような他を圧倒する存在ではない役柄がまたいい、監視部隊副官を好演するリチャード・ウィドマーク、彼が心を寄せる、シャイアンに読み書きを教える教師のキャロル・ベイカーワイアット・アープをユーモアを交えて演ずるジェームズ・スチュワートドク・ホリデイ役のアーサー・ケネディシャイアンに理解を示す内務長官カール・シュルツエドワード・G・ロビンソンシャイアンを監禁する砦の指揮官カール・マルデンシャイアンの酋長リトル・ウルフリカルド・モンタルバンダル・ナイフギルバート・ローランドダル・ナイフの妻ドロレス・デル・リオ、その息子サル・ミネオ、監視部隊士官パトリック・ウェイン(ジョン・ウェインの息子)、ヴィクター・マクラグレンを想い起させる巨漢の曹長マイク・マズルキベン・ジョンソンハリー・ケリーJr.、司令官ジョージ・オブライエンワイアット・アープとポーカーをする少佐ジョン・キャラダイン、彼らにからかわれるエリザベス・アレンシャイアンの長老ヴィクター・ジョリー、砦の医師役のショーン・マクローリーテキサス人の無法者役ケン・カーティス(ジョン・フォードの娘婿)ダッジ・シティの市長役ジャドソン・プラット、電信技手ビング・ラッセル、他、ジョン・クォーレン、そして、ジョン・フォード作品に17作で出演した端役出演のメエ・マーシュの遺作となった。


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