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ザ・フライ The Fly (1986)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1957年に雑誌”プレイボーイ”に掲載された、ジョルジュ・ランジュラン”のThe Fly”を基に1958年に公開された傑作恐怖映画「ハエ男の恐怖」のリメイク作品。
物質のテレポーテーション(瞬間移動)の研究に没頭する若き天才科学者が、成功したばかりの生物の転送実験を自ら試し、ハエの遺伝子と融合してしまう悲劇を描く、監督、脚本、出演デヴィッド・クローネンバーグ、主演ジェフ・ゴールドブラムジーナ・デイヴィスジョン・ゲッツ他共演による恐怖映画の秀作。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
製作:スチュアート・コーンフェルド

製作総指揮:メル・ブルックス(クレジットなし)
原作:ジョルジュ・ランジュランThe Fly
脚本
デヴィッド・クローネンバーグ

チャールズ・エドワード・ポーグ
撮影:マーク・アーウィン
編集:ロナルド・サンダース

音楽:ハワード・ショア

出演
セス・ブランドル:ジェフ・ゴールドブラム
ヴェロニカ”ロニー”クエイフ:ジーナ・デイヴィス
スタシス・ボランズ:ジョン・ゲッツ
ブレンント・チーヴァース医師:レスリー・カールソン
タウニー:ジョイ・ブーシェル

マーキー:ジョージ・シュバロ
産婦人科医:デヴィッド・クローネンバーグ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1986年製作 95分
公開
北米:1986年8月15日
日本:1987年1月
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $40,456,570
世界 $60,629,160


アカデミー賞
第59回アカデミー賞
・受賞
メイクアップ賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
遺伝子組み換え及び物質移動の専門家である科学者セス・ブランドル(ジェフ・ゴールドブラム)は、研究のスポンサー会社”バルトーク・サイエンス”のパーティーで、ジャーナリストのヴェロニカ”ロニー”クエイフ(ジーナ・デイヴィス)に出会い、強引に住居兼研究室に連れて行く。

来て損をしたという雰囲気のヴェロニカに、自信有り気に開発した”テレポッド”を見せたセスは、彼女のストッキングを借りて実験を始める。

見事にポッドからポッドへのテレポーテーション(瞬間移動)を成功させたセスの実験に驚き興味を持ったヴェロニカは、態度を一変させる。

テープレコーダーのスイッチを入れたヴェロニカは矢継ぎ早にセスに質問を始め、研究内容を公開されては困るという彼の話も聞かずに、その場を去る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

1989年に続編「ザ・フライ2 二世誕生」も公開された。

*(簡略ストー リー)
遺伝子組み換え及び物質移動の専門家の科学者セス・ブランドルは、あるパーティーでジャーナリストのヴェロニカに出会い、住居兼研究室に連れて行く。
セスは、開発した”テレポッド”で、ヴェロニカのストッキングを見事にテレポーテーション(瞬間移動)させて見せる。
驚きと共に興味を示したヴェロニカは、それを記事にしようとするものの、元恋人である雑誌社の編集長のスタシスに信用してもらえない。
その後、ヴェロニカに密着取材をさせながら、研究を続けるセスだったが、生物での転送を成功させることはできなかった。
やがてセスとヴェロニカは愛し合うようになり、セスはコンピューターの情報修正を行い、ついに生物での実験に成功する。
そんな時セスは、ヴェロニカとスタシスの関係を疑い、酒に酔った勢いで自分を実験台にしてしまう。
そして、転送準備をするセスのポッドの中に、一匹のハエが侵入してしまう・・・。
__________

第59回アカデミー賞で見事にメイクアップ賞を受賞した、ハエ男に変身していく生々しいシーンが話題になった。

ハエと融合した主人公の姿だけでなく、食生活や性格などが徐々に変化していく様子などを、繊細且つ視覚的に興味深く描写するデヴィッド・クローネンバーグの演出手腕が見所の作品。

また、昆虫に化していく主人公を愛してしまった女性の苦悩を後半のポイントとして、恋愛メロドラマ風に仕上げているところも注目だ。

今観ても、かなりグロテスクでショッキングな目を覆いたくなるようなシーンも多くあるが、全てにおいて完成度の高い、玄人受けする作品でもある。

クローネンバーグ作品の常連、撮影マーク・アーウィン、編集ロナルド・サンダース、そして、音楽はハワード・ショアが担当し、製作総指揮はメル・ブルックス(クレジットなし)が担当している。

ブロードウェイやテレビ、そして映画「狼よさらば」(1974)でデビューし、端役などで活躍しながらキャリアを重ねていたジェフ・ゴールドブラムの言わずと知れた出世作であり、人間関係が不得手な天才科学者から、実験直後の傲慢なタフガイ、さらには醜い姿に変貌する後半の熱演まで、後の作品でも見せてくれる、知的な雰囲気漂う彼のイメージを確立させた作品でもある。

本作をきっかけに、ジェフ・ゴールドブラムと結婚することになるジーナ・デイヴィスが、特ダネを狙う強かなジャーナリストから悲劇のヒロインまでを柔軟に演じ、美しさも際立っている。

やや嫌味のあるヒロインの元恋人ではあるが、後半は彼女に協力する雑誌社の編集長ジョン・ゲッツ、その友人である産婦人科医のレスリー・カールソン、主人公が街で拾う女ジョイ・ブーシェル、主人公とバーで腕相撲をして腕を折られる、元プロ・ボクサーのジョージ・シュバロ、そして、ヒロインの悪夢の中で登場する産婦人科医役でデヴィッド・クローネンバーグが登場する。


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