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逃亡地帯 The Chase (1966)

脱獄囚が戻ってくることを知った住人の混乱を描く、監督アーサー・ペン、主演マーロン・ブランドジェーン・フォンダロバート・レッドフォードE・G・マーシャルアンジー・ディキンソンジャニス・ルールミリアム・ホプキンスロバート・デュヴァルジェームズ・フォックス他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

マーロン・ブランド / Marlon Brando / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:アーサー・ペン

製作:サム・スピーゲル
原作:ホートン・フート”The Chase”
脚本:リリアン・ヘルマン
撮影
ジョセフ・ラシェル
ロバート・サーティース
編集:ジーン・ミルフォード
音楽:ジョン・バリー

出演
カルダー保安官:マーロン・ブランド
アンナ・リーヴス:ジェーン・フォンダ
チャーリー “ババー”リーヴス:ロバート・レッドフォード
ヴァル・ロジャース:E・G・マーシャル
ルビー・カルダー:アンジー・ディキンソン
エミリー・スチュワート:ジャニス・ルール
リーヴス夫人:ミリアム・ホプキンス
メアリー・フラー:マーサ・ハイヤー
デイモン・フラー:リチャード・ブラッドフォード
エドウィン・スチュワート:ロバート・デュヴァル
ジェイソン “ジェイク”ロジャース:ジェームズ・フォックス
エリザベス・ロジャース:ダイアナ・ハイランド
ブリッグス:ヘンリー・ハル
ブリッグス夫人:ジョスリン・ブランド
ソル:ブルース・キャボット
ヴァーナ・ディー:キャサリン・ウォルシュ
キューティ:ロリ・マーティン
ポール:マーク・スケイトン
シーモア:ポール・ウィリアムズ
レム・ブリュースター:クリフトン・ジェームズ
リーヴス:マルコム・アターベリー
アーチー:スティーヴ・イーナット
パーティーのゲスト:エドゥアルド・シアンネッリ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1966年製作 134分
公開
北米:1966年2月18日
日本:1966年4月25日
北米興行収入 $5,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
テキサス州。
刑務所から脱獄したチャーリー “ババー”リーヴス(ロバート・レッドフォード)は、道路わきに倒れているフリをして、通りがかったセールスマンのマコーマックに襲いかかる。

一緒に脱獄した男がマコーマックを殺して車も奪って走り去り、置き去りにされたババーは追いつけなかった。

息子と車で通りがかった黒人女性は、ババーを目撃するものの、トラブルを避けるために知らぬフリをする。

保安官のカルダー(マーロン・ブランド)は、刑務所からの電話でババーが脱獄したことを知る。

その場にいたレム・ブリュースター(クリフトン・ジェームズ)は、ババーのことを友人に伝え、不動産業者のブリッグス(ヘンリー・ハル)にそれが伝わる。

保安官事務所を出たカルダーは、ババーのことを詮索するレムを相手にしない。

石油事業や銀行を経営する町の実力者ヴァル・ロジャース(E・G・マーシャル)の息子ジェイソン “ジェイク”(ジェームズ・フォックス)は、親友であるババーの妻アンナ(ジェーン・フォンダ)と関係を持っていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストーリー)
テキサス州。
保安官のカルダーは、脱獄したババーが町に戻ると考え、彼の妻アンナや両親にそれを知らせて警戒する。
ババーの件は町中に広まり、悪人だった彼を嫌い憎む者たちは、戻ってきた際には懲らしめることを考える。
石油事業や銀行も経営する実力者ヴァルの息子ジェイクは、ババーとは親友だったもののアンナと関係を持っていた。
町の者たちが自警団を作り暴徒化することを恐れたカルダーは、アンナとジェイクに協力させて、ババーを見つけて自首する説得をさせようと考えるのだが・・・。
__________

1952年に発表された、ホートン・フートの小説”The Chase”を基に1956年に上演された舞台劇の映画化。

奇跡の人」(1962)でアカデミー監督賞にノミネートされたアーサー・ペンが、4年ぶりに監督した作品。

脱獄囚が戻ってくることを知った町の人々の混乱を、様々な登場人物の思惑や、自己中心的な人間の集団心理などを鋭い視点で描く、アーサー・ペンの演出手腕とリリアン・ヘルマンの脚色が見どころの作品。

人種差別や性の革命そして腐敗など、当時のアメリカ社会の問題や道徳観念を描いた異色作として話題になった。

マーロン・ブランドをはじめ、実力派、若手を含めた豪華スター共演が注目の作品。

主演のマーロン・ブランドは、町の実力者に操られることを嫌いつつ、混乱を鎮圧させるために奔走する保安官を熱演している。

脱獄した夫を救おうとするジェーン・フォンダ、その夫で脱獄して故郷に戻るロバート・レッドフォード、石油事業や銀行を経営する町の実力者E・G・マーシャル、その息子で父に反抗して生きるジェームズ・フォックス、その妻ダイアナ・ハイランド、主人公である保安官の妻アンジー・ディキンソン、ババー(ロバート・レッドフォード)が戻ることを恐れる銀行の副頭取ロバート・デュヴァル、彼を相手にせず他の男を誘う妻ジャニス・ルール、ババーの母親を印象的に演ずるミリアム・ホプキンス、銀行の行員で自警団を作りババーを懲らしめようとするリチャード・ブラッドフォード、その妻マーサ・ハイヤー、町の不動産業者ヘンリー・ハル、その妻ジョスリン・ブランド、アンナ(ジェーン・フォンダ)の義父で酒場の経営者ブルース・キャボット、学生キャサリン・ウォルシュロリ・マーティン、マーク・スケイトン、ポール・ウィリアムズ、自警団としてババーを懲らしめようとするクリフトン・ジェームズ、ババーを射殺するスティーヴ・イーナット、ババーの父親マルコム・アターベリー、パーティーのゲスト役エドゥアルド・シアンネッリなどが共演している。


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