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再会の時 The Big Chill (1983)

自殺した学生時代の友人の葬儀のために集まった仲間達の様々な思いを描く、監督、脚本ローレンス・カスダントム・ベレンジャーグレン・クローズジェフ・ゴールドブラムウィリアム・ハートケヴィン・クラインメアリー・ケイ・プレイスメグ・ティリージョベス・ウィリアムズ他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ウィリアム・ハート / William Hurt / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ローレンス・カスダン

製作:マイケル・シャンバーグ
製作総指揮
ローレンス・カスダン

マーシャ・ナサティア
脚本
ローレンス・カスダン

バーバラ・ベネデック
撮影:ジョン・ベイリー
編集:キャロル・リトルトン
音楽:メグ・カスダン

出演
サム・ウェバー:トム・ベレンジャー
サラ・クーパー:グレン・クローズ
マイケル・ゴールド:ジェフ・ゴールドブラム
ニック・カールトン:ウィリアム・ハート
ハロルド・クーパー:ケヴィン・クライン
メグ・ジョーンズ:メアリー・ケイ・プレイス
クロエ:メグ・ティリー
カレン・ボーウェンズ:ジョベス・ウィリアムズ
リチャード・ボーウェンズ:ドン・ギャロウェイ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1983年製作 105分
公開
北米:1983年9月28日
日本:1984年7月13日 未公開
北米興行収入 $56,399,660


アカデミー賞 ■
第56回アカデミー賞
・ノミネート
作品
助演女優(グレン・クローズ
脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
リッチモンド。
幼い息子を入浴させていたハロルド・クーパー(ケヴィン・クライン)は、電話を受けた妻サラ(グレン・クローズ)が深刻な表情をしていることに気づく。

サウスカロライナ州。
ミシガン大学時代の友人で、別荘を貸していたアレックスが自殺したことを知り、ハロルドとサラは葬儀に出席することになり、各地から友人が集まる。

ロサンゼルスから来たテレビ俳優のサム・ウェバー(トム・ベレンジャー)に再会したハロルドは、自分の別荘でアレックスが自殺したことを伝える。

その後ハロルドは、雑誌”ピープル”の記者マイケル・ゴールド(ジェフ・ゴールドブラム)に、アレックスの恋人クロエ(メグ・ティリー)の隣に座るよう指示する。

アトランタから来た不動産弁護士のメグ・ジョーンズ(メアリー・ケイ・プレイス)がショックを受けているため、サラが彼女を気遣う。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
サウスカロライナ州。
別荘を貸していたミシガン大学時代の友人アレックスが自殺したことを知った実業家のハロルドと学友で妻のサラは、葬儀に出席する。
各地から友人は集まり、テレビ・スターのサム、記者のマイケル、弁護士のメグ、夫リチャードを伴った主婦のカレン、元ラジオ番組の司会者ニックは、悲しみの場ではあるものの仲間達との再会を喜ぶ。
葬儀を終えた皆はハロルドの別荘に泊まることになり、アレックスの恋人クロエと共に、アレックスの死の意味を考えながら、互いの生き方などを語り合うのだが・・・。
__________

スター・ウォーズ E5/帝国の逆襲」(1980)や「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981)などの脚本で高い評価を得て、「白いドレスの女」(1981)で監督デビューしたローレンス・カスダンの二作目の監督作品。

自殺した学友の苦悩や思いを語り合う場で、様々な問題などを抱える仲間達が、かつてを想い起しながら、それぞれの人生を見つめ直そうとする姿を切実に描く、ローレンス・カスダンの細やかな人間描写の素晴らしさ、それを見事に伝える彼自身の脚本も秀逸だ。

第56回アカデミー賞では、作品、助演女優(グレン・クローズ)、脚本賞にノミネートされた。

1980年代を思い起こさせる作品でもあり、主人公らが青春を過ごした1960年代の音楽が多用され、効果的に挿入されている。

期待の若手スターとして実力を認められていたトム・ベレンジャーら、現在に至るまで活躍する豪華スターの顔ぶれは注目で、シーンはカットされたものの、自殺する学友役でケヴィン・コスナーも出演していた。

人気テレビ・ドラマの主演スター、トム・ベレンジャー、自殺した学友と関係のあった医師グレン・クローズ、その夫で実業家のケヴィン・クライン、ジャーナリストでセックス依存症のジェフ・ゴールドブラムベトナム帰還兵で元ラジオ番組の司会者ウィリアム・ハート、弁護士のメアリー・ケイ・プレイス、自殺したアレックスの恋人メグ・ティリー、不幸な結婚生活を送るジョベス・ウィリアムズ、その夫ドン・ギャロウェイなどが共演している。


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