不良少年がバレエダンサー志望の少女との出会いで人生を見つめ直す姿を描く、監督、振付アン・フレッチャー、主演チャニング・テイタム、ジェナ・ディーワン、マリオ、ドリュー・シドラ、ダメイン・ラドクリフ、レイチェル・グリフィス他共演のロマンス。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:アン・フレッチャー
製作
エリック・フェイグ
ジェニファー・ギブゴット
アダム・シャンクマン
パトリック・ワックスバーガー
製作総指揮
デヴィッド・ギャレット
ボブ・ヘイワード
ジョン・H・スターク
原案:デュエイン・アドラー
脚本
デュエイン・アドラー
メリッサ・ローゼンバーグ
撮影:マイケル・セレシン
編集:ナンシー・リチャードソン
音楽:アーロン・ジグマン
出演
タイラー・ゲイジ:チャニング・テイタム
ノーラ・クラーク:ジェナ・ディーワン
マイルズ・ダービー:マリオ
ルーシー・アヴィラ:ドリュー・シドラ
マック・カーター:ダメイン・ラドクリフ
スキニー・カーター:ディシャーン・ワシントン
カミール・ゲイジ:アリソン・ストーナー
ゴードン校長:レイチェル・グリフィス
ブレット・ドーラン:ジョシュ・ヘンダーソン
オマール:ヘヴィ・D
キャサリン・クラーク:ディアドレ・ラヴジョイ
コリン:ジェイミー・スコット
アンドリュー:ティム・ラカテナ
アメリカ 映画
配給 ブエナビスタ
2006年製作 103分
公開
北米:2006年8月11日
日本:2007年3月17日
製作費 $12,000,000
北米興行収入 $65,328,120
世界 $114,197,740
■ ストーリー ■
ボルチモア。
ダンスだけが得意の不良少年タイラー・ゲイジ(チャニング・テイタム)は、あるパーティーで因縁のあるPJと喧嘩をする。
タイラーは、親友のマック・カーター(ダメイン・ラドクリフ)に制止され、彼の弟スキニー(ディシャーン・ワシントン)と共にその場を去る。
その後、タイラーらはメリーランド芸術学校に侵入し、舞台の小道具などを壊してしまう。
警備員に見つかったタイラーは、マックとスキニーを逃がすために捕えられる。
裁判所でタイラーは、芸術学校で200時間の社会奉仕をすることを判事に指示される。
孤児のタイラーは、同じ境遇のカミール(アリソン・ストーナー)と共に里親と暮らしていた。
翌日、タイラーはメリーランド芸術学校に向かい、ゴードン校長(レイチェル・グリフィス)と話し、掃除などの雑用を始める。
タイラーは、バレエダンサー志望のノーラ・クラーク(ジェナ・ディーワン)が気になり、声をかけるものの無視されてしまう。
ノーラは、ボーイフレンドで歌手志望のブレット・ドーラン(ジョシュ・ヘンダーソン)から、タイラーが舞台を破壊したことを知らされる。
ノーラが、プロ契約の可能性がある発表会を控えてナーバスになっていたため、親友のルーシー・アヴィラ(ドリュー・シドラ)は、ボーイフレンドのコリン(ジェイミー・スコット)のライブに彼女を誘う。
ノーラは、様子を見に来たマックとスキニーたちの前で踊るタイラーが気になる存在になる。
その後ノーラは、ダンスパートナーのアンドリュー(ティム・ラカテナ)が足首を捻挫したことを知り、別のパートナーを探そうとするものの見つからなかった。
ノーラが自分のダンスを見ていたことを知っていたタイラーは、自分が相手をすることを伝える。
それを断ったノーラだったが、誰もできなかったリフトを難なくやって見せたタイラーに驚く。
ゴードン校長に話をしたノーラは、アンドリューの怪我が治るまでという条件で、タイラーのパートナーを許可してもらう。
ノーラは、発表会でプロ契約ができなければ、コーネル大学に進学することを母キャサリン(ディアドレ・ラヴジョイ)に約束する。
翌日ノーラは、慣れないタイラーに梃子摺りながらレッスンを始める。
その後、遅刻したことでノーラに責められたタイラーはレッスンを辞めてしまうが、何事も続かない自分を反省して彼女に謝罪する。
タイラーは、ルーシーに惹かれる音楽専攻のマイルズ・ダービー(マリオ)の曲が気に入り、それをノーラに聴いてもらう。
ダンスへの情熱も高まったタイラーは、気持ちが通じ合うようになったノーラと惹かれ合う仲になるのだが・・・。
参考:
・「ステップ・アップ」(2006)
・「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」(2008)
・「ステップ・アップ3」(2010)
・「ステップ・アップ4:レボリューション」(2012)
・「ステップ・アップ5:アルティメット」(2014)
「チアーズ!」(2000)などの振付で知られるアン・フレッチャーの監督デビュー作で、振付を担当した彼女は、芸術学校の教師として出演もしている。
主演はチャニング・テイタム、ジェナ・ディーワン、マリオ、ドリュー・シドラ、ダメイン・ラドクリフ、レイチェル・グリフィスなどが共演した作品。
不良少年がバレエダンサー志望の少女との出会いで人生を見つめ直す姿を描くロマンス。
一般には受けたものの、物語は平凡で、ダンスのパフォーマンスも十分に満足できるものではないため、批評家の評価は低かった。
しかし、1200万ドルで製作された本作は、北米興行収入は約6500万ドル、全世界では約1億1400万ドルのスマッシュヒットとなり、続編が4作製作され、それぞれヒット作となった。
前年にデビューしたチャニング・テイタムの初主演作でもあり、将来が見えない不良少年を熱演する彼と、バレエダンサーを目指すジェナ・ディーワンは撮影中に恋が芽生え、2人は2009年に結婚した。
主人公と親しくなる芸術学校のミュージシャン志望の学生マリオ、彼の愛を受け入れるヒロインの親友ドリュー・シドラ、彼女を裏切る恋人で歌手のジェイミー・スコット、主人公の不良仲間ダメイン・ラドクリフ、その弟ディシャーン・ワシントン、主人公が同じ里親の元で暮らし妹のようにかわいがる少女アリソン・ストーナー、芸術学校の校長レイチェル・グリフィス、ヒロインのボーイフレンドで歌手志望のジョシュ・ヘンダーソン、主人に関わる闇のカー・ディーラー、ヘヴィ・D、ヒロインの母親ディアドレ・ラヴジョイ、怪我をするヒロインのダンスパートナー、ティム・ラカテナなどが共演している。