チアーズ! Bring It On (2000)

高等化学のクラスをとったトーランスは、ロサンゼルスからの転校生クリフ・パントーン（ジェシー・ブラッドフォード）が気になる存在となる。

その後トーランスは、全治3か月のカーヴァーの代役を探すために、男子のジャン（ネイサン・ウェスト）らと共にオーディションをする。

転校生で体操選手のミッシー（エリザ・ドゥシュク）の実力を評価したトーランスは、彼女の入部に反対しるコートニー（クレア・クレーマー）の意見を聞き入れない。

ミッシーの家に向かったトーランスは、彼女がクリフの妹だと知り驚く。

トーランスは合格したことをミッシーに伝えるものの、入部を断られてしまう。

自分たちの実力をアピールしたトーランスは、クリフの後押しもあり、ミッシーを入部させることができる。

ところが、トーランスらのルーティーンを見学したミッシーは、何も言わずに去ってしまう。

ミッシーにその理由を尋ねたトーランスは、他チームの真似だと言われたために憤慨する。

ミッシーは、オリジナルだと言い張るトーランスを連れてロサンゼルスに向かう。

キャプテンのアイシス（ガブリエル・ユニオン）率いる”クローヴァーズ”のルーティーンを見たトーランスは、自分たちを同じだったためにショックを受ける。

去ろうとするトーランスとミッシーを呼び止めたアイシスは、ビッグ・レッドにルーティーンをビデオ録画されたことを話す。

今年は優勝すると自信を見せるアイシスは、今日は録画していないと言うトーランスから謝罪される。

翌日、その件をチームのメンバーに話したトーランスは、皆の意見を聞き、変更する時間はないと判断する。

ミッシーはフットボールの試合でデビューし、トーランスらと共に母校の弱小チームの応援をすることになる。

アーロンと連絡がとれなくなっていたトーランスは、クリフの視線が気になる。

スタンドにアイシスらが現れ、ルーティーンをパクったことを再び非難される。

試合は完敗し、トーランスらは、ルーティーンを変更することで意見が一致する。

ミッシーの家に泊めてもらうことになったトーランスは、クリフを意識する。

翌朝、ようやくアーロンと連絡が取れたトーランスは、ビッグ・レッドがクローヴァーズからルーティーンを盗んだ件を話し、彼がそれを知らなかったことを確認する。

アーロンは、振付師のスパーキー・ポラストリ（イアン・ロバーツ）をトーランスに紹介し、ガールフレンドとベッドで眠る。

それに気づかなかったトーランスは、振付師のことをミッシーに話し、スパーキーに連絡する。

スパーキーのギャラが2000ドルかかるために、トーランスらは洗車などをして稼ぐ。

メンバーを罵倒するスパーキーの厳しいトレーニングが始まり、苛立つミッシーは爆発寸前になる。

トーランスは、励ましてくれるクリフと惹かれ合うようになる。

ドミンゲス・ヒルズ。
地方予選が始まり、クローヴァーズの見事なルーティーンを見てトーランスは動揺する。

前のチームが自分たちと同じルーティーンだたために驚いたトーランスは、スパーキーに騙されたことに気づく。

同じ振り付けのトラスのルーティーンはシラケてしまい、終了後にトーランスは協会関係者に呼ばれる。

注意を受けたトーランスは、スパーキーが、同じ振り付けを州内の6校に売ったことを知らされ、何とか失格は見逃してもらう。

前年の優勝校であるため、全国大会の出場権があると言われたトーランスは、決勝では違うルーティーンを考えることを約束させられる。

自分の功績に泥を塗られたビッグ・レッドは激怒し、トーランスをキャプテンに選んだことを後悔し、彼女を痛烈に非難する。

応援に来てくれたアーロンに励まされたトーランスだったが、キャプテンに向かないので、コートニーとホイットニーに後を任せるべきだと言われてしまい戸惑う。

アーロンに送ってもらったトーランスは、待っていたクリフに彼のことを説明しようとする。

話を聞く気になれないクリフは、トーランスに花束を渡してその場を去る。

カセットテープもプレゼントされたトーランスは、クリフが自分のために作った曲を聴き気分が晴れる。

翌日トーランスは、キャプテン気取りのコートニーとホイットニーが大会の辞退を決めようとしたため、メンバーを説得する。

厳しいトレーニングが始まり、形式にとらわれず様々なことをルーティーンに取り入れたチームは、独創的な振付を考える。

アーロンの浮気に気づいていたトーランスは、寮に向かい彼を捨てる。

クローヴァーズが資金不足で欠場することを知ったトーランスは、最強チームを破らなければ優勝の価値はないと考え、アイシスらを援助しようとして父ブルース（ホームズ・オズボーン）に協力を求める。

アイシスに会ったトーランスは小切手を渡すものの、インチキの口止め料だと言う彼女に、それを破られてしまう。

その後、クリフと話したトーランスは曲が気に入ったことを話し、先日の夜は動揺していたと言って理解を求める。

アーロンと別れたことも伝えたトーランスだったが、クリフはそれ以上、話す気になれず、その場を去る。

ミッシーから、トーランスが自分に惹かれていることを知らされたクリフは、信じる気になれないものの、気持ちを伝えるよう助言される。

トークショーに送ったアイシスの投書が番組で取り上げられ、中継で出演もした彼女らは大会出場が叶う。

フロリダ州、デイトナビーチ。
全国大会が開催され、トーランスは、クリフのことを気にしながら本番に備える。

アイシスに声をかけたトーランスは、手加減なしで戦うことを約束する。

トロスとクローヴァーズは予選を勝ち抜き、決勝を迎える。

最初に登場したクローヴァーズは、観客を熱狂させる。

クリフが来ていることを知ったトーランスは、応援に来た家族の前で、最高のパフォーマンスを披露する。

トロスは優勝を逃すもののトーランスらは喜び、優勝したクローヴァーズに拍手を送る。

アイシスに声をかけられたトーランスは、互いの健闘を称え合う。

そしてトーランスは、応援してくれたクリフにキスする。