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スノー・エンジェル Snow Angels (2008)

ある夫婦の崩壊と少年の心の成長を描く、監督、脚本デヴィッド・ゴードン・グリーン、主演ケイト・ベッキンセイルサム・ロックウェルマイケル・アンガラノ他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン

製作
ダン・リンドー
R・ポール・ミラー
リサ・マスカット
カミ・テイラー
製作総指揮:ジーン・ドノヴァン・フィッシャー
原作:スチュワート・オナン

脚本:デヴィッド・ゴードン・グリーン
撮影:ティム・オアー
音楽
デヴィッド・ウィンゴ
ジェフ・マキルウェイン

出演
ケイト・ベッキンセイル:アニー・マーカンド
サム・ロックウェル:グレン・マーカンド
マイケル・アンガラノ:アーサー・パーキンソン
ジャネッタ・アーネット:ルイーズ・パーキンソン
グリフィン・ダン:ドン・パーキンソン
ニッキー・カット:ネイト・ペティット
デボラ・アレン:メイ・ヴァン・ドーン
ブライアン・ダウニー:フランク・マーカンド
トム・ヌーナン:マーチングバンド・リーダー
エイミー・セダリス:バーブ・ペティット
コナー・パオロ:ウォーレン・ハーデスキー
オリヴィア・サールビー:ライラ・レイバーン
グレース・ハドソン:タラ・マーカンド

アメリカ 映画
配給 ワーナー・インディペンデント・ピクチャーズ
2007年製作 107分
公開
北米:2008年3月7日
日本:未公開
北米興行収入 $402,820
世界 $414,400


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
高校ではマーチング・バンド、そして中華料理店でのアルバイトに励むアーサー・パーキンソン(マイケル・アンガラノ)は、両親の離婚問題で悩んでいた。

アーサーと同じ店で働く、アニー・マーカンド(ケイト・ベッキンセイル)は、トラブルばかり起こす夫グレン(サム・ロックウェル)と別居し、娘タラ(グレース・ハドソン)と暮らしていた。

アニーは、店の同僚のバーブ(エイミー・セダリス)の夫ネイト・ペティット(ニッキー・カット)との密会を繰り返していた。

父ドン(グリフィン・ダン)は家を出てしまい、そんな時アーサーは、転校生のライラ・レイバーン(オリヴィア・サールビー)と恋仲になる。

アニーを話し合いに誘ったグレンは、彼女と復縁しようと考えるが、アニーは気乗りしない。

そのまま、ネイトに会いにモーテルに向かったアニーだったが、バーブにそれが知れてしまい職場で罵倒される。

ネイトはバーブに家を追い出され、アニーの家に転がり込む。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
高校生のアーサーは、学校ではマーチング・バンド、地元の中華レストランでのアルバイトにも励んでいたが、両親の離婚問題で悩んでいた。
アーサーの中華店の同僚で、彼を幼い時から知るアニー・マーカンドは、トラブルばかり起こす夫グレンと別居して、娘タラと暮らしていた。
アニーは、同僚のバーブの夫ネイトと親密な関係だった。
ある日アーサーは、転校生してきたライラと知り合い、その後、二人は恋仲になる。
やがて、アニーの浮気がバーブとグレンに知られてしまいトラブルになる。
困惑するアニーだったが、そんな時、彼女の娘タラの行方が分からなくなってしまう・・・。
__________

1994年に発表された、スチュワート・オナン同名小説の映画化。

平凡な高校生の恋愛劇が、両親の不和を見て積極的になれない少年と少女の青春群像として、一方で、不仲の夫婦の崩壊がスリラー・タッチで描かれている。

子供の頃から、自分を可愛がってくれた女性を襲った悲劇的な事件が、少年を成長させることになという結末に、深く考えさせられる。

問題続きの夫を避け、同僚の夫と浮気してしまう、結局は狂言的な夫に殺害される女性のケイト・ベッキンセイルと、信心深いが精神的に不安定な夫サム・ロックウェル、両者の鬼気迫る熱演は見ものだ。

どこにでもいる普通の少年の、成長する姿を淡々と演じて好演するマイケル・アンガラノ、その母ジャネッタ・アーネット、父グリフィン・ダン、主人公の浮気相手のニッキー・カット、その妻エイミー・セダリスなどが共演している。


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