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逃走迷路 Saboteur (1942) 4.22/5 (37)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★ヒッチコック登場場面
★★★★

破壊活動の容疑者となった青年が出会った女性と共に逃亡し組織の陰謀に巻き込まれる姿を描く、監督アルフレッド・ヒッチコック、主演プリシラ・レインロバート・カミングスオットー・クルーガーノーマン・ロイド他共演のサスペンスの秀作。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock 作品一覧
アルフレッド・ヒッチコック / Alfred Hitchcock / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:アルフレッド・ヒッチコック

製作:フランク・ロイド
脚本
ピーター・ヴィアテル
ジョーン・ハリソン
ドロシー・パーカー
撮影:ジョセフ・A・ヴァレンタイン
編集:オットー・ルドウィグ
音楽:フランク・スキナー

出演
パトリシア”パット”マーティン:プリシラ・レイン
バリー・ケイン:ロバート・カミングス
チャールズ・トビン:オットー・クルーガー
フリーマン:アラン・バクスター
ニールソン:クレム・ビヴァンス
フランク・フライ:ノーマン・ロイド
サットン夫人:アルマ・クルーガー
フィリップ・マーティン:ボウハン・グレイザー
メイソン夫人:ドロシー・ピーターソン
ロバート:イアン・ウルフ
トラック運転手:マレイ・アルパー
ボーンズ:ペドロ・デ・コルドバ
少佐/ミゼット:ビリー・カーティス
エスメラルダ:アニタ・シャープ=ボルスター
保安官:チャールズ・ハルトン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1942年製作 109分
公開
北米:1942年4月22日
日本:1979年4月28日
製作費 $780,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
カリフォルニア州、グレンデール
戦闘機製造工場で働くバリー・ケイン(ロバート・カミングス)は、夜間作業の夕食時間になり、親友のケン・メイソンと共に食堂に向かう。

ケンはよそ見をしてある男性にぶつかり倒してしまい、バリーは男性が落とした封筒を拾い、”フランク・フライ”という名前を確認する。

謝罪しているにも拘らず不愛想なフライが落としていった100ドル札に気づいたバリーは、席についていた彼にそれを渡す。

その後、塗装工場内で火災が発生し、その場に向かったフライは、バリーに消火器を渡す。

その消火器を受け取り消火しようとしたケンは、炎に囲まれて焼死する。

社内では社員の事情聴取が行われ、若者二人が消火活動をしていたという目撃証言の後で、バリーが呼ばれれる。

フライと友人のケンと現場に駆け付け、フライから受け取った消火器をケンに渡したと話したバリーは、動揺しながらその場を去る。

ケンの母親が気になったバリーは彼の家に向かい、メイソン夫人(ドロシー・ピーターソン)を気遣う。
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解説 評価 感想

★ヒッチコック登場場面

上映から1時間4分、ニューヨークのドラッグストアの前に立ち女性と話している男性がヒッチコック
夜のシーンであり、主人公が乗る車がその前に止まるために分かりずらい。

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア州、グレンデール
戦闘機製造工場で働くバリー・ケインは、発生した火災事故で友人を亡くすが、その容疑者として疑われ逃亡する。
工場にいた不審者フライを追う手がかりを得たバリーは、大牧場主トビンに会い、二人が関係していることを知る。
トビンに捕らえられたバリーは隙を見て逃れ、森の中の家でマーティンという盲目の老人の世話になる。
マーティンの姪でモデルのパットが現れ、逃亡中の容疑者であることを知られたバリーは、自分を信じてくれたマーティンの指示に従う彼女と共に、破壊活動組織の一員だと思われるフライの行方を追うのだが・・・。
__________

第二次大戦下、アメリカ国内に潜伏する破壊活動家と疑われた青年が、出会った女性の協力を得て逃亡を続けながら組織の陰謀を暴くまで描く、アルフレッド・ヒッチコックお得意の”巻き込まれ型”サスペンスの秀作。

戦闘機工場で働く平凡な青年が、工作員のような言動で活躍する設定はやや無理があるが、様々なアイデアを盛り込みクライマックスに至る展開は十分に楽しめる。

逃亡、拘束の間に主人公が目にするヒロインの看板広告の気の利いたメッセージ、物語にアクセントを加えるサーカス団員との出会いなど、観客の心を惹きつけるヒッチコックのユーモアをまじえた演出は冴えわたる。

ニューヨークで破壊活動家が拠点とするロックフェラー・センター、それに隣接する”ラジオシティ・ミュージックホール”内での銃撃事件、また、”ブルックリン海軍工廠”で実行される爆破計画、そして、あまりにも有名な”自由の女神”像で展開されるクライマックスなど見せ場も多い。

ラジオシティ・ミュージックホール”で上映されている映画は架空の作品で、本作用に作られたものである。
また、破壊工作により転覆した戦艦は、ニューヨーク港の88番埠頭でフランスの豪華客船”ノルマンディー”が兵員輸送船に改装される際の火災により転覆(本作公開の2か月前)した船体の映像が使われている。

主人公は、破壊活動家に疑われて逃亡しながら組織に立ち向かう青年を熱演するロバート・カミングスなのだが、ファーストクレジットはヒロインのプリシラ・レインであり、魅力的な彼女の美しさが際立つ作品でもある。

破壊活動組織のリーダーである富豪を印象的に演ずるオットー・クルーガー、その部下であるアラン・バクスタークレム・ビヴァンス、主人公が追う破壊工作員のノーマン・ロイド、組織に援助する富豪夫人アルマ・クルーガー、その執事イアン・ウルフ、ヒロインのおじである主人公を信じる思慮深い盲目の老人ボウハン・グレイザー、火災事故で死亡する主人公の友人の母親ドロシー・ピーターソン、主人公に手を貸すトラック運転手のマレイ・アルパー、主人公とヒロインを匿うサーカス団員ペドロ・デ・コルドバビリー・カーティスアニタ・シャープ=ボルスター、ヒロインが破壊活動のことを話す保安官チャールズ・ハルトンなどが共演している。


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