5164 Movies

続・荒野の七人 Return of the Seven (1966)

黒澤明の「七人の侍」(1954)を西部劇としてリメイクした傑作「荒野の七人」(1960)の続編。
悪党に苦しめられるかつての友の窮状を知り再び立ち上がったガンマンの戦いを描く、監督バート・ケネディ、主演ユル・ブリナーロバート・フラーウォーレン・オーツクロード・エイキンスフェルナンド・レイ他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト ■
監督:バート・ケネディ

製作:テッド・リッチモンド
脚本:ラリー・コーエン
撮影:ポール・ヴォーゲル
編集:バート・ベイツ
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演
クリス・ララビー・アダムス:ユル・ブリナー

ヴィン・タナー:ロバート・フラー
コルビー:ウォーレン・オーツ
フランク:クロード・エイキンス
チコ:ジュリアン・マテオス
神父:フェルナンド・レイ
フランシスコ・ロルカ:エミリオ・フェルナンデス
ルイス・エミリオ・デルガド:ヴィルジリオ・テクセイラ
マニュエル:ジョーダン・クリストファー
ペトラ:エリザ・モンテス
ロペス:ロドルフォ・アコスタ

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ

1966年製作 95分
公開
北米:1966年10月19日
日本:1967年4月


アカデミー賞 ■
第39回アカデミー賞

・ノミネート
編曲賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
メキシコの寒村イスカトラン。
悪事の限りを尽くすフランシスコ・ロルカ(エミリオ・フェルナンデス)率いる一味が村を襲う。

かつて村を救ったガンマンであり、この地に残ったチコ(ジュリアン・マテオス)は、妻ペトラ(エリザ・モンテス)の制止を振り切り銃を手に抵抗するが、村の男達と共に捕らえられ連れ去られる。

近くの町で、クリス・ララビー・アダムス(ユル・ブリナー)は、イスカトランで共に戦ったヴィン・タナー(ロバート・フラー)と再会する。

そこに、チコや村の窮状を知らせるペトラが現われ、それを知らされたクリスは彼らの救出を決意し人集めを始める。

牢獄に入れられていた、腕の立つ知人フランク(クロード・エイキンス)を仲間に引き入れたクリスは、銃殺刑囚のルイス・エミリオ・デルガド(ヴィルジリオ・テクセイラ)を誘い牢から出す。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「荒野の七人」(1960)
・「続・荒野の七人」(1966)
・「新・荒野の七人」(1969)
・「荒野の七人 真昼の決闘」(1972)

*(簡略ストー リー)
ガンマンのクリス・アダムスは、メキシコの寒村で暮らす、かつて共に戦った友チコの窮状を知る。
同じ戦いで生き残ったヴィンと再会していたクリスは、早速、男達を集め、6人で村に向かう。
事情を把握したクリスは、チコや男達が連れ去られた村に向かい、悪党のロルカを退去させてしまう。
ロルカ一味の反撃を食い止めたクリスらだったが、敵が加勢を呼んだことを知り、それを迎え撃つ準備を始める・・・。
__________

西部劇の名作となった一作目の人気にあやかり、悪に対し再び立ち上がるガンマンの活躍を単に描いだけの平凡な作品。

前作に続いての出演である、その存在感と統率力で周囲を圧倒する主演ユル・ブリナーと、エルマー・バーンスタインのテーマ曲だけがメジャー級と言える作品だろうか。

エルマー・バーンスタインは、第39回アカデミー賞で音楽賞にノミネートされた。

TVドラマ「ララミー牧場」で有名になった若手スターのロバート・フラーも、前作で活躍したスティーヴ・マックイーンの役で登場するのだが、彼のことが頭に浮かぶばかりで、全くインパクトに欠けた主人公の右腕なのは残念だ。

女好きのウォーレン・オーツの存在はまずまず印象に残り、前作の何人かのキャラクターを掛け合わせたような役柄のクロード・エイキンスも今一歩だ。

前作で村に残ったチコ役のジュリアン・マテオス、その妻エリザ・モンテス、神父フェルナンド・レイ、悪党のリーダー、エミリオ・フェルナンデス、その右腕役のロドルフォ・アコスタ、主人公に誘われるヴィルジリオ・テクセイラジョーダン・クリストファーなどが共演している。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022