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荒野の七人 The Magnificent Seven (1960)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

黒澤明の「七人の侍」(1954)に惚れ込んだユル・ブリンナーが翻案権を手に入れ、舞台をメキシコに移してリメイクした作品。続編も三作製作された。
盗賊の暴挙に苦しむメキシコの寒村の人々のために命を懸ける七人のガンマンの戦いを描く、製作、監督ジョン・スタージェス、主演ユル・ブリンナースティーブ・マックイーンイーライ・ウォラックチャールズ・ブロンソンロバート・ヴォーンジェームズ・コバーン他共演による西部劇の名作。


西部劇

スティーヴ・マックイーン / Steve McQueen 作品一覧
スティーヴ・マックイーン / Steve McQueen / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・スタージェス
製作総指揮:ウォルター・ミリッシュ
製作:ジョン・スタージェス
原案:黒澤明
脚本
ウイリアム・ロバーツ

ウォルター・ニューマン
ウォルター・バーンスタイン
撮影:チャールズ・ラング
編集 フェリス・ウェブスター
音楽 エルマー・バーンスタイン

出演
クリス・ララビー・アダムス:ユル・ブリンナー

ヴィン・タナー:スティーヴ・マックイーン
カルヴェラ:イーライ・ウォラック
ベルナルド・オライリー:チャールズ・ブロンソン
リー:ロバート・ヴォーン
ブリット:ジェームズ・コバーン
ハリー・ラック:ブラッド・デクスター
チコ:ホルスト・ブッフホルツ
長老:ウラジミール・ソコロフ
ぺトラ:ロゼンダ・モンテロス
ヒラリオ:ホルヘ・マルティネス・デ・オヨス
ソテロ:リコ・アラニス

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ

1960年製作 128分
公開
北米:1960年10月23日
日本:1961年5月3日


アカデミー賞 ■
第33回アカデミー賞
・ノミネート
音楽賞(ドラマ・コメディ)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
メキシコの寒村イスカトラン。
村は、カルヴェラ(イーライ・ウォラック)率いる盗賊に度々襲われ、人々は抵抗も出来ずに苦しんでいた。

長老(ウラジミール・ソコロフ)に、”銃を買って、撃ち方を習え”と言われた村人ヒラリオ(ホルヘ・マルティネス・デ・オヨス)と二人の農夫は、村の全財産を持参し、国境近くのテキサスの町に銃を買いに行く。

ヒラリオ達が町に着くと、誰も手をつけようとしないことを請け負う男クリス・ララビー・アダムス(ユル・ブリンナー)とヴィン・タナー(スティーブ・マックイーン)が見事にそれをやり遂げる。

クリスとヴィンの、勇気とガンさばきに惚れこんだヒラリオ達は、早速、彼らに援助を求めようとする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「荒野の七人」(1960)
・「続・荒野の七人」(1966)
・「新・荒野の七人」(1969)
・「荒野の七人 真昼の決闘」(1972)

*(簡略ストー リー)
メキシコの寒村イスカトラン。
人々は、カルヴェラ率いる40人もの盗賊手の略奪に苦しんでいた。
村の長老は、銃を買って撃ち方を習い抵抗することを男達に提案する。
テキサスの町に向かった村人ヒラリオらは、勇敢なガンマンのクリス・アダムスに目を付け、彼に村の窮状を知らせて助けを求める。
クリスは、村人が戦う意思のあることを確認してそれを受け入れる。
自分と共に人々の前で勇気を示したヴィンを筆頭に、クリスは6人のガンマン達を集める。
村に出発した一行だったが、仲間に加わろうとしたものの、未熟さを指摘されクリスから侮辱を受けたと思い込む若者チコは、諦めずに彼らを追う。
結局、チコも仲間に加わり、村に着いた7人は、彼らに怯える人々と親交を深めながら、盗賊の襲撃に備える。
そして、最初の戦いで盗賊に打撃を与えた7人と村人はそれを喜ぶ。
しかし、反撃を企む焦りの見えるカルヴェラの復讐を恐れ、村人の中には戦いを諦めようとする声が出始める・・・。
__________

上映時間の長さも違うが「七人の侍」(1954)(207分)のような細かい人間描写は少ないものの、アクションを得意とするジョン・スタージェスらしい、切れのいい演出は見応え十分だ。

七人の侍の登場人物との関係
クリス:勘兵衛
ヴィン:七郎次と五郎兵衛
チコ:勝四郎と菊千代
オライリー:平八と菊千代
リー:なし
ブリット:久蔵
ハリー:なし

第33回アカデミー賞では、音楽賞(ドラマ・コメディ)にノミネートされた。

そのエルマー・バーンスタインの勇ましいテーマ曲は、映画史上に残る名曲として今でも愛され続けている。

自らが惚れこんだだけあり、ユル・ブリンナーの意欲の現れは、そのガンプレーに現れている。

統率力と洞察力を兼ね備える男としては、もともとそのような雰囲気がある彼だが、ベテラン・ガンマンの腕を確かなものに見せるため、若いが既にテレビの「拳銃無宿」で活躍していたスティーヴ・マックイーンの猛特訓を受けたという裏話があり、よく見ると確かにややぎこちない感じもする。

うだつの上がらないガンマンではあるが、突出して見栄えが良く、印象的なキャラクターはスティーヴ・マックイーンで、無駄のない身のこなしやユーモアを交えた演技は高い評価を受けた。

演技派のイーライ・ウォラックの盗賊頭も素晴しく、どんな役でもこなせる多才な演技者ぶりを存分に見せてくれる。

その後にスターになっていく豪華キャスト、子供に慕われる逞しい男チャールズ・ブロンソン、悪夢にうなされ怖気ずくガンマン役のロバート・ヴォーン、ニヒルで寡黙なナイフ使いジェームズ・コバーン、宝を追い求めるブラッド・デクスター、若くて未熟だが大胆さがなかなかいいホルスト・ブッフホルツ、説得力ある村の長老役のウラジミール・ソコロフ、美しいメキシコ娘のロゼンダ・モンテロス、そして、いかにも人のよさそうな村人ホルヘ・マルティネス・デ・オヨス、7人を一旦は裏切る村長リコ・アラニスなどを含め個性溢れる共演陣の演技も見逃せない。


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