レポゼッション・メン Repo Men (2010)

レミーは、辞職することをフランクに伝えようとするが、それをジェイクに制止され、最後の仕事を済ませようとする。

滞納者でミュージシャンのＴボーン(ＲＺＡ)の人工心臓を止めるため、AED(除細動器)を使い電気ショックを与えようとしたレミーは、その衝撃で吹き飛ばされ気絶してしまう。

意識が戻ったレミーは、ジェイクとフランクから、自分が人工心臓を移植するしか生きる道がなくなったことを知らされ、仕方なくそれに従う。

退院して帰宅したレミーだったが、キャロルに追い出されてしまい、結局はレポ・メンを続けることになるが、以前のような仕事ができなくなってしまう。

その後も、レミーはキャロルに会いに行くが、彼女は債務者となった証拠の、”ユニオン”からの請求書を彼に渡すだけだった。

そして、支払いが滞納し始めたレミーに、ついに”ユニオン”から最後通告が届く。

レミーの身を案ずるジェイクは、彼を滞納者がいる廃墟に連れて行き仕事をさせようとする。

しかし、レミーは滞納者から臓器を取り出すどころか、叩きのめされてしまう。

気絶していたレミーは意識が戻り、その場で、以前バーで見かけた歌手ベス(アリシー・ブラガ)が、禁断症状で倒れているのを見つけアパートに連れて行く。

レミーは、ベスが10個もの人工臓器を移植され、債務者として逃亡生活をしていたことを知る。

その後、レミーは不正をして自分とベスの臓器の記録を抹消しようとする。

しかし、それに失敗したレミーは、ベスを連れて逃亡することを決意し、廃墟に潜み、二人は愛し合うようになる。

やがて、現れたレポ・メンを倒したレミーは、”ユニオン”に侵入しフランクを脅し記録を抹消させようとする。

それが無理だと分かったレミーは、ベスを連れて国外へ逃亡することを考える。

レミーとベスは、空港で妨害装置を使い何とか搭乗口に向かおうとするが、結局はレポ・メンに見つかってしまい、その場を逃れようとする。

さらに二人は、フランクにこの件を任されたジェイクにも姿を見られてしまう。

廃墟に戻ったレミーは、ベスの痛めた膝を闇医者の手で治療し、ジェイクが現れたことに気づく。

そしてレミーは、自分に回収を続けさせるために、ジェイクがAEDに細工したことを知らされる。

二人は格闘となるが、ベスがジェイクを叩きのめし、レミーと彼女は”ユニオン”本社のシステムを破壊しようとする。

フランクを襲い本社に侵入したレミーとベスは、システムが隠されているピンクのドアの部屋に入るため、待ち構えていた者達を倒す。

ジェイクとフランクも駆けつけるが、レミーとベスは部屋に入りドアをロックする。

システムに入るには、臓器をスキャンすることが必要なため、レミーは自ら脇腹を切り裂く。

ベスに心臓をスキャンさせたレミーは、自分の臓器を回収済みとすることに成功する。

その後、レミーはベスの臓器を一つずつスキャンし、ジェイクとフランクが部屋に入っても、それを止めようとしない。

フランクはレミーを始末しようとするが、ジェイクはそれに逆らい彼を殺してしまう。

ジェイクはレミーに協力し、ベスの処置を完了させ、システムを破壊する。
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レミーとベスは南国のビーチで過ごしていたが、共に暮していたジェイクが、彼の著書”レポゼッション・マンボ”を見て冷やかす。

次の瞬間、ジェイクは姿を消す・・・。
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レミーとベスの臓器回収を終えたジェイクは、夢が現実になる”M５神経装置”を彼の脳に装着させる。

その後ジェイクは、レミーが書いていた小説”レポゼッション・マンボ”の原稿を見つける。
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そしてレミーは、戻ってきたジェイクと共にドリンクを飲みながら、満ち足りた時を過ごす。