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僕はラジオ Radio (2003)

障害を持つ青年とフットボール・コーチの友情を描く、製作、監督マイク・トーリン、主演キューバ・グッディングJr.エド・ハリスデブラ・ウィンガーアルフレ・ウッダード他共演の実話を基にした感動のヒューマン・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ヒューマン)


スタッフ キャスト
監督:マイク・トーリン

製作
ハーバート・W・ゲインズ
ブライアン・ロビンス
マイク・トーリン
製作総指揮
トッド・ガーナー
ケイトリン・スキャンロン
脚本:マイク・リッチ
撮影:ドン・バージェス
編集
クリス・レベンゾン
ハーヴィ・ローゼンストック
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
ジェームズ・ロバート”ラジオ”ケネディ:キューバ・グッディングJr.
ハロルド・ジョーンズ:エド・ハリス
リンダ・ジョーンズ:デブラ・ウィンガー
メアリー・ジョーンズ:サラ・ドリュー
マギー・ケネディ:S・エパサ・マーカーソン
ダニエルス校長:アルフレ・ウッダード
フランク・クレイ:クリス・マルケイ
ジョニー・クレイ:ライリー・スミス
ハニカット:ブレント・セクストン
タッカー:パトリック・ブリーン

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2003年製作 109分
公開
北米:2003年10月24日
日本:2004年9月25日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $52,277,490
世界 $53,293,630


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1976年、サウスカロライナ州、アンダーソン
いつもラジオを乗せたショッピングカートを押している知的障碍者のジェームズ・ロバート・ケネディ(キューバ・グッディングJr.)は、T・L・ハナ・ハイスクールのフットボール・チームの練習を見るのが日課だった。

チームのコーチ、ハロルド・ジョーンズ(エド・ハリス)は、そんなジェームズが気になっていた。

開幕戦が近づくジョーンズは、試合の準備で忙しいため、妻リンダ(デブラ・ウィンガー)と娘メアリー(サラ・ドリュー)と過ごす時間が減っていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想
*(簡略ストー リー)
1976年、サウスカロライナ州、アンダーソン
T・L・ハナ・ハイスクールのフットボール・チームのコーチ、ハロルド・ジョーンズは、いつもラジオを乗せたショッピングカートを押して現れる、知的障碍者のジェームズ・ロバート・ケネディが気になる。
そんな時、部員のジョニーらがジェームズをからかい、拘束して用具室に閉じ込める事件が起き、ジョーンズは心を痛める。
ジェームズに謝罪したジョーンズは、ラジオが好きな彼に”ラジオ”というニックネームをつけてチームの手伝いをさせるのだが・・・。
__________

1996年に”スポーツ・イラストレイテッド”に掲載された、スポーツライターのゲイリー・スミスの記事を基に製作された作品。

知的障害者の青年とフットボール・コーチとの友情と、二人を温かく見守る人々との親交を描く、実話を基にした感動のドラマ。

典型的なアメリカの良心を描く内容は、当然、画一的ではなく、それを良しとしない人々も登場するが、困難を乗り越えて生き抜こうとする力強いテーマは、観客の心に訴えるものがある。

純粋な気持ちで、その日を精一杯生きることの素晴らしさ、失敗や過ちは正し、親切や優しさには心から応える、人生の基本を教えられるような内容で進行し、主人公二人が登場し、その友情が続いている姿で終わるエンディングは感動的だ。

ジェームズ・ホーナーの、ドラマを盛り上げる楽曲も印象的だ。

中盤からは涙なしでは見られないシーンの連続で、主人公”ラジオ”を演ずるキューバ・グッディングJr.の迫真の演技と、過去の”過ち”を教訓に、考えを貫き主人公の面倒を見続けるコーチ役のエド・ハリスの深い演技が見所の作品。

常に夫を支えるコーチの妻デブラ・ウィンガー、その娘サラ・ドリュー、主人公を愛する母親のS・エパサ・マーカーソン、校長のアルフレ・ウッダード、ラジオを排除しようとするクリス・マルケイ、その息子で、主人公をからかうものの、彼の優しさに触れて心を入れ替えるライリー・スミス、フットボールとバスケットボールのコーチ、ブレント・セクストン、理事会の代理人パトリック・ブリーンなどが共演している。


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