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ピラニア Piranha (1978)

1970年代のパニック映画ブームの大ヒット作「ジョーズ」(1975)の影響を受けた作品で、兵器として品種改良が進められた繁殖した肉食魚ピラニアが容赦なく人を襲うという、製作ロジャー・コーマン、監督ジョー・ダンテブラッドフォード・ディルマンケヴィン・マッカーシーキーナン・ウィン共演のパニック・ホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:ジョー・ダンテ

製作総指揮
ロジャー・コーマン
ジェフ・シェクトマン
製作
チャコ・ヴァン・リューウェン
ジョン・デイヴィソン
原作
ジョン・セイルズ
リチャード・ロビンソン
脚本:ジョン・セイルズ
撮影:ジェイミー・アンダーソン
編集
ジョー・ダンテ
マーク・ゴールドブラット
音楽:ピノ・ドナッジオ

出演
ポール・グローガン:ブラッドフォード・ディルマン
マギー・マッキューン:ヘザー・メンジース
ロバート・ホーク博士:ケヴィン・マッカーシー
ジャック:キーナン・ウィン
バック・ガードナー:ディック・ミラー
メンジャース博士:バーバラ・スティール
ベッツィー:ベリンダ・バラスキー
ローラ・ディキンソン:メロディー・トーマス・スコット
ワックスマン大佐:ブルース・ゴードン
スージー・グローガン:シャロン・コリンズ
デュモント:ポール・バーテル

アメリカ 映画
配給
ニューワールド・ピクチャーズ(北米)
ユナイテッド・アーティスツ(世界)
1978年製作 94分
公開
北米:1978年8月3日
日本:1978年10月14日
製作費 $600,000
北米興行収入 $6,000,000
世界 $10,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
テキサス
ティーンエージャーの男女が山中で失踪し、捜査依頼を受けた捜査員マギー(ヘザー・メンジース)は、ガイドのポール・グローガン(ブラッドフォード・ディルマン)に協力を要請する。
気の進まないまま、閉鎖になった軍施設に侵入したグローガンとマギーは、失踪男女の痕跡を見つけ、水死した可能性を探るためにその場のプールの水を抜いてしまう。
その直後、ある男に襲われた二人だったが、彼が、ピラニアを兵器利用しようとしていた軍の科学者ホーク博士(ケヴィン・マッカーシー)だということを知る。
プールのピラニアは、付近の水域に放たれてしまい、ホークを含め次々と犠牲者が出る中、グローガンは、川の下流で娘がサマーキャンプに参加していることに気づく。
軍に連絡したグローガンとマギーだったが、二人は、指揮官のワックスマン大佐(ブルース・ゴードン)や科学者のメンジャース(バーバラ・スティール)が、ピラニアを利用した実験を再開しようとしていることに気づく・・・。


解説 評価 感想 ■

どう見ても「ジョーズ」(1975)の亜流映画なのだが、低予算映画の帝王であるロジャー・コーマン、ホラー、SFを得意とするジョー・ダンテが組んだ、マニア必見、注目のパニック・ムービー。

残虐なシーンが多い中で、幼い子供や女性までもが容赦なく襲われるという、当時としてはかなりショッキングな映像には驚きだ。

しかも、恐怖映画にも拘らず、コメディ作品並みのユーモアも、満遍なく散りばめられているところなどが実に興味深い。

続編として、若きジェームズ・キャメロンが監督した「殺人魚フライングキラー」(1981)が公開された。

2010年には、リメイク作「ピラニア3D」が公開された。

若い頃から、結構、年寄り臭い役柄が多かったブラッドフォード・ディルマンだが、アクション・スター並みの活躍で熱演する。

そのサポート役である、かなり逞しい行動派の捜査員ヘザー・メンジースピラニアの品種改良に生涯を捧げていた科学者ケヴィン・マッカーシー、主人公の友人で、あっさりとピラニアの餌食になる名優キーナン・ウィンK・マッカーシー同様、ジョー・ダンテ作品の
常連で、開発業者のディック・ミラー、軍の科学者バーバラ・スティール、指揮官ブルース・ゴードン、キャンプ責任者ポール・バーテル、指導員ベリンダ・バラスキーメロディー・トーマス・スコット、主人公の娘シャロン・コリンズなどが共演している。


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