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パッセンジャー57 Passenger 57 (1992)

凶悪なテロリストと対テロの専門家との凄まじい対決を描く、主演ウェズリー・スナイプスブルース・ペイントム・サイズモアブルース・グリーンウッド他共演、監督ケヴィン・フックスによるハード・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ケヴィン・フックス
製作
リー・リッチ

ダン・ポールソン
ディラン・セラーズ
ロバート・J・アンダーソンJr.
製作総指揮:ジョナサン・シャインバーグ

原案
スチュワート・ラフィル

ダン・ゴードン
脚本
デヴィッド・ローヘリー
ダン・ゴードン
撮影:マーク・アーウィン
音楽:スタンリー・クラーク

出演
ウェズリー・スナイプス:ジョン・カッター
ブルース・ペイン:チャールズ・レーン
トム・サイズモア:スライ・デルヴェッチオ
アレックス・ダッチャー:マーティ・スレートン
ブルース・グリーンウッド:スチュアート・ラムゼイ
マイケル・ホース:フォージェ
ロバート・フックス:ドワイト・ヘンダーソン
エリザベス・ハーレイ:サブリナ・リッチー
アーニー・ライヴリー:ビッグス署長

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1992年製作 84分
公開
北米:1992年11月6日
日本:1993年5月
北米興行収入 $44,065,650


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
航空機爆破犯人チャールズ・レーン(ブルース・ペイン)は、FBIに拘束され、ロサンゼルスに護送されることになる。

妻の死以来、現場を退いていた元警官のジョン・カッター(ウェズリー・スナイプス)は、警備関連の訓練校の教官をしていた。

カッターは、旧友スライ・デルヴェッチオ(トム・サイズモア)にその才能を見込まれて、アトランティック・インターナショナル航空の、対テロ対策部門部長の職の話しを持ちかけられる。

それを承知したカッターは、自社航空機でロサンゼルスに向かうことになる。

その機内には、FBIに連行されたレーンと、カッターの訓練を受けた客室乗務員マーティ・スレートン(アレックス・ダッチャー)がいた。

離陸した機内で落ち着かないカッターは、マーティを呼ぼうとするが、彼女はカッターの訓練で厳しい指導を受けていたため、それを根に持ち彼に素っ気無い態度をとる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
航空機爆破犯人レーンは、FBIに拘束されロサンゼルスに護送されることになる。
妻の死で現場を退いていた元警官のジョン・カッターは、旧友のスライに見込まれて、航空会社の対テロ対策部門部長となる。
カッターがロサンゼルスに向かう機内には、FBI捜査官に連行されるレーンもいた。
離陸直後、機内にいたレーンの仲間がFBIを射殺し、その場を制圧する。
トイレにいたカッターは、スライに連絡を入れるが、捕らえられてしまう。
隙を見てカッターは、自分が訓練した客室乗務員マーティと共に調理室に逃げ込み、燃料を捨てて機体を着陸させ、脱出しようとするのだが・・・。
__________

テロリストと、その対策専門家の2人が、同じ機に偶然乗り合わせるとは、何とも、大事件を引き起こすには実に都合の良い筋立てではあるが、細かいところは抜きにして繰り広げられる、スピーディーなアクションの連続は、まずまず見応えはある。

前半の、機内の密室での展開はなかなか緊迫感があるが、燃料切れで着陸した後の攻防はやや大味でもある。

アクションだけでなく、シリアスな演技でも定評のあるウェズリー・スナイプスの洞察力や行動力、その俊敏で軽快な身のこなしと、体を張ったアクションは見ものだ。

ストイックな雰囲気を漂わせ、凶行を繰り返す犯人ブルース・ペインに凄みがなく、ウェズリー・スナイプスとの対決が始まると、どう見ても勝てそうな感じがしない。

全体的には無難に楽しめる作品なのだが、「ダイ・ハード」(1988)の弟分と言ったところだろうか。

主人公の旧友で、航空会社の重役でもあるトム・サイズモア、主人公と対立していたものの、協力し合いラストでは愛も芽生えるアレックス・ダッチャー、航空会社社長ブルース・グリーンウッド、犯人一味の客室乗務員エリザベス・ハーレイなどが共演している。


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