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われらが背きし者 Our Kind of Traitor (2016)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2010年に発表された、ジョン・ル・カレの小説”Our Kind of Traitor”を基に製作された作品。
ロシアン・マフィアの資金洗浄の謀略に巻き込まれた大学教授の命懸けの行動を描く、監督スザンナ・ホワイト、主演ユアン・マクレガーステラン・スカルスガルドダミアン・ルイスナオミ・ハリスジェレミー・ノーサム他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:スザンナ・ホワイト
製作
ゲイル・イーガン
ステファン・コーンウェル
サイモン・コーンウェル
製作総指揮
オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルパーン
ジェニー・ボーガーズ
テッサ・ロス
サム・ラベンダー
ジョン・ル・カレ
原作:ジョン・ル・カレOur Kind of Traitor
脚本:ホセイン・アミニ
撮影:アンソニー・ドッド・マントル
編集
タリク・アンウォー
ルシア・ズチェッティ
音楽:マーセロ・ザーヴォス

出演
ペリー・マッケンドリック:ユアン・マクレガー
ディマ:ステラン・スカルスガルド
ヘクター:ダミアン・ルイス
ゲイル・マッケンドリック:ナオミ・ハリス
オーブリー・ロングリッグ:ジェレミー・ノーサム
ルーク:ハリド・アブダラ
ビリー・マトロック:マーク・ゲイティス
エミリオ・デル・オロ:ヴェリボール・トピッチ
ナターシャ:アリシア・フォン・リットベルク
タマラ:サスキア・リーヴス
オーリー:マーク・スタンリー
プリンス/ニコライ・ペトロフ:グリゴリー・ドブリギン
アンドレイ:マレク・オラヴェック
カーチャ:カーチャ・エリザローヴァ
青い目の殺し屋:パヴェウ・シャイダ
アインシュタイン・ミュージアムの職員:ジョン・ル・カレ

イギリス 映画
配給 Lionsgate Films
2016年製作 107分
公開
イギリス:2016年5月13日
北米:2016年7月1日
日本:2016年10月21日
製作費 $4,000,000
北米興行収入 $3,153,160
世界 $10,711,030


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
モスクワ
ロシアン・マフィアの資金洗浄担当のディマ(ステラン・スカルスガルド)は、友人であるミーシャに資料を渡して彼を抱きしめる。

組織のボスである”プリンス”ニコライ・ペトロフ(グリゴリー・ドブリギン)は、ロンドンで数十億ドルの資金を調達する計画の一環として、銀行を設立しようと考える。

ミーシャに管理している口座の譲渡書にサインさせたプリンスは、幼い頃に銃をいじっていた時、ただ一度、父に殴られたと言って、その銃をミーシャに渡す。

プリンスは、妻のオルガと娘のアンナをミーシャから紹介される。

帰宅途中にオルガは、留守番をしている幼い双子の娘に電話をする。

待ち伏せされたミーシャらは、青い目の殺し屋(パヴェウ・シャイダ)に殺害され、拳銃は持ち去られる。

モロッコマラケシュ
休暇中のイギリス人の大学教授ペリー・マッケンドリック(ユアン・マクレガー)と妻のゲイル(ナオミ・ハリス)は、関係修復のために旅に出たものの、溝は埋まらなかった。

...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

簡略ストー リー)
モロッコマラケシュ
夫婦仲の関係改善のために休暇旅行中だったイギリス人の大学教授ペリー・マッケンドリックと弁護士の妻ゲイルは、ロシアン・マフィアの資金担当者ディマと知り合い、パーティーなどに招かれる。
組織のボス”プリンス”が、ロンドンで数十億ドルの資金を調達する計画の一環として銀行を設立しようと考え、管理する口座の譲渡を要求されていたディマは、家族と共に殺されることを恐れてペリーに協力を求める。
マフィアと関わる気のないペリーだったが、親しくなったディマの子供達のことなどを考え、彼に協力して資金洗浄に関する情報が入ったUSBメモリを受け取る。
帰国してメモリをMI6のヘクターに渡したペリーは、ゲイルを巻き込んでしまったことを後悔しながら、ディマと家族を助けるために協力しようとするのだが・・・。
__________

スパイ小説の第一人者ジョン・ル・カレの原作の映画化ということで注目された作品で、監督はテレビ界でも活躍するイギリスの女性監督スザンナ・ホワイト、人気スターのユアン・マクレガー他豪華スター競演による見応えあるサスペンスに仕上がっている。

ジョン・ル・カレ(製作総指揮兼)は、”アインシュタイン・ミュージアム”の職員役で出演している。

主人公が休暇旅行先で組織的な陰謀に巻き込まれていくという設定は、舞台も同じモロッコマラケシュということもあり、アルフレッド・ヒッチコックの傑作サスペンス「知りすぎていた男」(1956)を思い起こさせる。

一般人が、あまりにも安易にロシアン・マフィアと付き付き合わざるを得ない状況になる展開はやや無理があるが、特別な状況下で家族の命に関わる問題であることから、そのあたりは納得して観ないと先に進むことができない。

上層部の認可がないまま巨悪の陰謀に対抗す、バックアップ・クルーもいない、わずか三名で作戦を実行するMI6の工作員の行動など、現場の苦悩が伝わって来る演出もスパイ劇ファンは見逃せない。

ロシアン・マフィア内部の問題と、MI6の汚点である事件を解決しようとする男臭い内容の中で、女性が重要な役柄として要所要所で注目されるような描写は、スザンナ・ホワイトならではの演出とも言える。

主演のユアン・マクレガーは、犯罪とは無関係の詩を教える大学教授でありながら、人命のために命懸けで協力する男性を熱演している。

ロシアン・マフィアの資金担当者で粗野な悪党のような雰囲気で登場するものの、人間味を感じさせる役柄を好演するステラン・スカルスガルドMI6の名誉のために最善を尽くして作戦を実行するダミアン・ルイス、主人公の妻であり弁護士のナオミ・ハリスロシアン・マフィアの協力者で元MI6である政治家のジェレミー・ノーサム、作戦に参加するMI6の工作員でヘクター(ダミアン・ルイス)の部下ハリド・アブダラマーク・スタンリー、ヘクターの上司マーク・ゲイティスロシアン・マフィアのボス、グリゴリー・ドブリギン、その相談役ヴェリボール・トピッチ、ディマ(ステラン・スカルスガルド)の娘アリシア・フォン・リットベルク、その母親サスキア・リーヴス、ディマの娘と愛し合うボディーガードのマレク・オラヴェック、プリンス(グリゴリー・ドブリギン)の恋人カーチャ・エリザローヴァ、青い目の殺し屋パヴェウ・シャイダなどが共演している。


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