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メン・イン・キャット Nine Lives (2016)

ネコにのり移ってしまった傲慢な大企業の社長が巻き起こす騒動を描く、監督バリー・ソネンフェルド、主演ケヴィン・スペイシージェニファー・ガーナーロビー・アメルクリストファー・ウォーケンシェリル・ハインズ他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

ケヴィン・スペイシー / Kevin Spacey / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:バリー・ソネンフェルド
製作:リサ・エルジー
脚本
グウィン・ルーリー
マット・R・アレン
ケイレブ・ウィルソン
ダニエル・アントニアッツィ
ベン・シフリン
撮影
カール・ウォルター・リンデンローブ
編集
ドン・ジマーマン
デヴィッド・ジマーマン
音楽
エフゲニー・ガルペリン
サーシャ・ガルペリン

出演
トム・ブランド:ケヴィン・スペイシー
ララ・ブランド:ジェニファー・ガーナー
デヴィッド・ブランド:ロビー・アメル
フェリックス・パーキンス:クリストファー・ウォーケン
レベッカ・ブランド:マリーナ・ワイスマン
マディソン・カムデン:シェリル・ハインズ
イアン・コックス:マーク・コンスエロス
ニコール・カムデン:タリサ・ベイトマン
ジョシュ・マイヤーズ:テディ・シアーズ

フランス/中国 映画
配給 ヨーロッパ・コープ
2016年製作 87分
公開
北米:2016年8月5日
日本:2016年11月25日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $19,700,030
世界 $57,814,450


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
マンハッタン有数の資産家であり大企業”ファイヤーブランド”のCEOトム・ブランド(ケヴィン・スペイシー)は、家庭を犠牲にして働き続けてきた。

息子のデヴィッド(ロビー・アメル)と上空の飛行機で打ち合わせをしたトムは、スカイダイビングをして自社ビル”ファイヤーブランド・タワー”の屋上に着地する。

北半球一の高さを誇るビルの落成式を1か月後に控えるトムは、その場にいた記者から、シカゴに建設中の”パラゴン・タワー”が、このビルより18m高いと言われる。

それを否定したトムは会社に向かい、会議中の部下イアン・コックス(マーク・コンスエロス)が株式の公開を議題にしていたことを知り、彼の話を遮り、ビルの高さと落成式の演出などを確認する。

ビルが他人の者になることに興味がないトムは、株式公開の件を無視する。

高級マンションに帰宅したトムの妻(ジェニファー・ガーナー)は、11歳になる娘のレベッカ(マリーナ・ワイスマン)が、仕事で忙しい父に会えないために、テレビに映る彼の映像を録画して繰り返し見ていることを知る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
マンハッタン有数の資産家であり大企業”ファイヤーブランド”のCEOトム・ブランドは、家庭を犠牲にして働き続けてきた。
北半球一高い自社ビル”ファイヤーブランド・タワー”の落成を控えて忙しいトムは、妻のララから、忘れていた娘レベッカの11歳の誕生日のことを知らされる。
ネコが欲しいと言うレベッカの望みを叶えるために、トムはパーキンスのペットショップに向かう。
パーキンスから”ミスター・ファジーパンツ”というネコを買ったトムは、部下のイアンからの連絡を受けてビルの屋上に呼び出される。
落雷のショックでビルから落ちそうになったトムは、会社の乗っ取りを考えるイアンに助けてもらえず、ミスター・ファジーパンツと共に落下する。
途中で鋼材に激突して窓を突き破り部屋に飛び込んだトムは、一命を取り留めて病院に運ばれる。
目覚めたトムは、自分がネコに乗り移ってしまったことに気づいて驚き、それをララに知らせようとするのだが・・・。
__________

仕事と北半球一高い自社ビル建設のために家庭を犠牲にして働き続ける傲慢社長が、なんとネコにのり移ってしまったという奇抜なアイデアで進行する、バリー・ソネンフェルド演出による愉快なコメディ。

主人公の妻の友人が主人公の元妻で、気兼ねなく訪ねてくる関係であり、会社を継がせようとしているやや頼りない息子は元妻との間の子という家族構成が、いかにもアメリカ的で面白い。

ケヴィン・スペイシージェニファー・ガーナークリストファー・ウォーケンという実力派スターの競演も注目の作品で、舞台はマンハッタンであり、どこから見てもハリウッド作品のように思えるのだが、ヨーロッパ・コープによるフランス中国の合作映画。

バリー・ソネンフェルドの作品であるため、「メン・イン・ブラック」(1997)をもじった邦題がつけられているが、原題の”Nine Lives”は、ネコが強運の持ち主であることを差すことわざ“A cat has nine lives.”(ネコには9つの命がある)からとったタイトルである。

主演のケヴィン・スペイシーは、ネコにのり移った後は声の出演となるが、バイタリティー溢れる傲慢社長を怪演している。

主人公の妻ジェニファー・ガーナー、主人公の息子ロビー・アメル、謎めいた雰囲気でいい味を出しているペットショップのオーナー、クリストファー・ウォーケン、ネコが父であることに気づく主人公の娘マリーナ・ワイスマン、主人公の元妻シェリル・ハインズ、その娘タリサ・ベイトマン、会社の乗っ取りを考える主人公の部下マーク・コンスエロス、不動産業者のテディ・シアーズなどが共演している。


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