元恋人の結婚に嫉妬した女性が彼を奪い返すために奮闘する姿を描く、主演ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マルロニー、キャメロン・ディアス、ルパート・エヴェレット他共演、監督P・J・ホーガンによるロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:P・J・ホーガン
製作
ジェリー・ザッカー
ロナルド・バス
脚本:ロナルド・バス
撮影:ラズロ・コヴァックス
編集
ガース・クレイヴン
リサ・フラックマン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演
ジュリアン・ポッター:ジュリア・ロバーツ
マイケル・オニール:ダーモット・マルロニー
キンバリー・ウォレス:キャメロン・ディアス
ジョージ・ダウンズ:ルパート・エヴェレット
サマンサ・ニューハウス:レイチェル・グリフィス
ウォルター・ウォレス:フィリップ・ボスコ
アマンダ・ニューハウス:キャリー・プレストン
イザベル・ウォレス:スーザン・サリヴァン
ジョー・オニール:M・エメット・ウォルシュ
リチャード:ポール・ジアマッティ
アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ
1997年製作 105分
公開
北米:1997年6月20日
日本:1997年10月4日
製作費 $46,000,000
北米興行収入 $126,805,110
世界 $299,288,610
■ アカデミー賞 ■
第70回アカデミー賞
・ノミネート
作曲賞(ミュージカル・コメディ)
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
27歳の料理評論家ジュリアン・ポッター(ジュリア・ロバーツ)は、友人である編集者ジョージ・ダウンズ(ルパート・エヴェレット)との食事中、元恋人マイケル・オニール(ダーモット・マルロニー)からの電話メッセージを受ける。
マイケルとは、お互いが28歳まで独身だったら結婚すると約束していたので、3週後に誕生日を迎えるジュリアンは、彼が結婚を切り出すのかと考える。
帰宅したジュリアンはマイケルに電話をするが、彼は富豪令嬢の恋人ができて、今週末に結婚すると言われてしまう。
マイケルを未だに愛していることに気づいたジュリアンは、4日間で結婚を取り消させるためにシカゴに向かう。
意気揚々とシカゴに着いたジュリアンは、マイケルに迎えられるのだが、現れた彼のフィアンセ、キンバリー・ウォレス(キャメロン・ディアス)に、いきなりブライドメイドを頼まれてしまう。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
料理評論家のジュリアン・ポッターは、元恋人マイケルから、富豪令嬢のキンバリーと結婚するという連絡を受ける。
マイケルを未だに愛していることに気づいたジュリアンは、結婚を阻止するために二人の元に向かう。
キンバリーに歓迎され、ブライド・メイドを頼まれてしまったジュリアンは、早速、二人の仲を裂こうとする。
しかし、ジュリアンの考えとは裏腹に、二人の愛が彼女の妨害をかわし、うまくことが運ばない。
困惑するジュリアンは、編集者である友人のジョージを呼び寄せて助言を求める。
そしてジュリアンは、マイケルに思い切って愛を告白するよう、ジョージに言われてしまう・・・。
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「ミュリエルの結婚」(1994)で高く評価された、P・J・ホーガンのハリウッド初進出作品で、彼の軽快な演出と、ジェームズ・ニュートン・ハワードによる楽曲の素晴らしさが非常に印象に残る作品。
シリアスな作品からコメディまでをこなし、女優として頂点を極めつつあった、30歳になるジュリア・ロバーツの魅力が十分に楽しめる一方、キュートな魅力で恋敵を熱演する、当時、人気上昇中のキャメロン・ディアスが、ブレイクするきっかけになった作品でもある。
北米興行収入は約1億2700万ドル、全世界では3億ドルに迫る大ヒットとなった。
第70回アカデミー賞では、作曲賞(ミュージカル・コメディ)にノミネートされた。
実直で控えめな元恋人ダーモット・マルロニーも好演するが、主人公の友人でゲイの編集者ルパート・エヴェレットの、変幻自在の演技は際立つ。彼の助言通りに行動した主人公が、愛は逃すものの、笑顔を取り戻しながら終わるラストは実に爽やかだ。
ブライド・メイドの姉妹、笑わせてくれるレイチェル・グリフィス、キャリー・プレストン、キンバリー(C・ディアス)の両親フィリップ・ボスコとスーザン・サリヴァン、マイケル(D・マルロニー)の父M・エメット・ウォルシュ、ホテルのボーイでポール・ジアマッティなどが共演している。