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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 Mr. Magorium’s Wonder Emporium (2007)

創業113年を迎えた不思議なおもちゃ屋の風変わりな経営者と彼から店を譲られることになった女性との触れ合いを描く、主演ダスティン・ホフマンナタリー・ポートマンジェイソン・ベイトマンザック・ミルズ他共演、監督、脚本ザック・ヘルムによるファンタジー・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ファンタジー


スタッフ キャスト
監督:ザック・ヘルム
製作総指揮
ジョセフ・ドレイク

ネイサン・カヘイン
製作
ジェームズ・カラヴェンテ
リチャード・グラッドステイン

脚本:ザック・ヘルム
撮影:ローマン・オーシン

編集
サブリナ・プリスコ
スティーヴン・ウィースバーグ

音楽
アレクサンドル・デプラ
アーロン・ジグマン

出演
ダスティン・ホフマン:エドワード・マゴリアム
ナタリー・ポートマン:モリー・マホーニー
ジェイソン・ベイトマン:ヘンリー・ウェストン
ザック・ミルズ:エリック・アップルバウム
レベッカ・ノーザン:エリー・アップルバウム
テッド・ルジック:ベリーニ
マイク・リアルバ:デイヴ・ウルフ
スティーヴ・ホイットマイア:カーミット(カエル)
マルシア・ベネット:ローラ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2007年製作 94分
公開
北米:2007年11月16日
日本:2008年2月16日
北米興行収入 $32,059,440
世界 $69,474,660


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
エドワード・マゴリアム(ダスティン・ホフマン)が経営する、創業113年の不思議なおもちゃ屋の地下に住むベリーニ(テッド・ルジック)は、子供達の本を作り、243歳のマゴリアムの生涯を記録していた。

おもちゃ屋の支配人でマゴリアムの弟子でもあるモリー・マホーニー(ナタリー・ポートマン)は、かつては天才ピアノ少女と呼ばれていた。

しかしマホーニーは、大人になるにつれて、次第にピアノへの自信がなくなってしまった。

いつものように店に向かったマホーニーは、友人でもある常連客で、帽子コレクターの少年エリック・アップルバウム(ザック・ミルズ)と話し、店内に入りおもちゃに声をかける。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
不思議なおもちゃ屋を経営していたエドワード・マゴリアムは、支配人モリー・マホーニーに、店の資産を知るため、会計士を雇うことを伝える。
天才ピアノ少女と言われていたマホーニーは、大人になるにつれて次第に自信を失い悩んでいた。
マホーニーは、それを相談しても助言もしてくれないマゴリアムの行動に困惑する。
店を訪れた会計士のヘンリーは、風変わりなマゴリアムや、平凡な人間には魔法の世界は理解できないと言うマホーニーの言葉に戸惑う。
マホーニーに店を譲ることを決めていたマゴリアムだったが、店やおもちゃ達がそれを知り苛立ち始め、お客に悪さを始めて手に負えない状態になってしまう。
対策を考えたマゴリアムは、この世から消え去ると言い出し、マホーニーは、彼からもらった魔法の木のキューブに助けを求めるものの願いは叶わない・・・。
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前年の「主人公は僕だった」(2006)で 脚本を担当した、ザック・ヘルムの監督デビュー作品。

なんと言っても、夢膨らむ遊び心一杯の、色鮮やかなおもちゃ店の内部や、CG、特撮を駆使した、そのおもちゃ達の映像が実に楽しい。

特にクライマックス、彩を失った店内が魔法で色鮮やかに復活するシーンは素晴らしい。

主人公というよりは、大ベテランらしく、ナタリー・ポートマンの引き立て役に徹している、陽気で天真爛漫なおもちゃ店経営者、ダスティン・ホフマンの怪演は見ものだ。

平凡で地味な女性であり、夢が叶わず苦悩する女性を演ずる実力派ナタリー・ポートマンは、物語の中心人物として、ハリウッドを代表する演技派のダスティン・ホフマンに引けをとらない存在感を見せる。

堅物から次第に子供のような純真な人間らしさを取り戻す会計士ジェイソン・ベイトマン、 帽子コレクターで確り者でもある、主人公らに可愛がられる少年を好演するザック・ミルズ、その母親レベッカ・ノーザン、店の地下に住みマゴリアムの人生を本に綴るテッド・ルジック、マホーニーの大学の友人マイク・リアルバ、カーミットの声スティーヴ・ホイットマイアなどが共演している。


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