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マザー! Mother! (2017)

平穏に暮らす夫婦の家が地獄のように化す恐怖を描く、製作、監督、脚本ダーレン・アロノフスキー、主演ジェニファー・ローレンスハビエル・バルデムエド・ハリスミシェル・ファイファークリステン・ウィグドーナル・グリーソン他共演のサイコロジカルホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ダーレン・アロノフスキー

製作
ダーレン・アロノフスキー
アリ・ハンデル
スコット・フランクリン
脚本:ダーレン・アロノフスキー
撮影:マシュー・リバティーク
編集:アンドリュー・ワイスブラム
音楽:ヨハン・ヨハンソン

出演
妻/母親:ジェニファー・ローレンス
夫:ハビエル・バルデム
男性:エド・ハリス
女性:ミシェル・ファイファー
使者/広報担当:クリステン・ウィグ
長男:ドーナル・グリーソン
弟:ブライアン・グリーソン
青年:ジョヴァン・アデポ
熱狂者:スティーヴン・マクハティ
医師:アマンダ・ウォーレン
新妻:ロランス・ルブーフ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2017年製作 121分
公開
北米:2017年9月15日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $17,800,000
世界 $44,517,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
女性が炎に包まれる。

クリスタルを手にした夫(ハビエル・バルデム)が、それを棚の台に置くと、焼けた家が元通りになる。
__________

郊外の大きな家で暮らしていた妻(ジェニファー・ローレンス)は目覚め、横に眠っていない夫を捜す。

玄関で夫に驚かされた妻は、詩人である彼から、アイデアが浮かぶようにと思い、一人になりたくて散歩をしてきたと言われる。

妻は、何も浮かばなかったと言う夫を励ます。

痛んでいる大きな家を、妻は一人で修復していた。

その夜、訪ねて来た、病院で働き始めた整形外科医の男性(エド・ハリス)を歓迎した夫は、妻の様子を気にして遠慮する彼を招き入れる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
郊外の大きな家に詩人である夫と暮らす妻は、平穏な日々を送っていた。
妻は一人で家を修復していたのだが、夫はアイデアが浮かばず、新作の執筆に悩んでいた。
そんな時、整形外科医だと言う男性を招き入れた夫は、それを歓迎できない妻の意見を聞き入れずに、彼を泊めることにする。
やがて男性の妻や息子達も現れ、彼らの家族のトラブルに巻き込まれた妻は、同情する夫の考えが理解できずに苦悩し始める・・・。
__________

ダーレン・アロノフスキーが製作、監督、脚本を担当し、トップ・スターとなったジェニファー・ローレンスと国際派スターのハビエル・バルデムが夫婦役を演じ、他豪華共演者なども話題になった作品。

感情を刺激され心理的に追い詰められていく主人公の苦悩を描くホラーであり、カルト宗教の破壊的内容に発展していく難解なストーリーは物議を呼び、評価は賛否両論となった。

一般からは酷評され、批評家の評価は当初はまずまずだったものの、その後は批判的な意見が多くなり、豪華キャスト、スタッフにも拘わらず興行的にも成功しなかった。

一般客ではなく特定の人々に対して作られた作品と発表した、ダーレン・アロノフスキーの見解も問題になった。

ジェニファー・ローレンスハビエル・バルデムの主演という注目作ではあったが、日本では公開中止になってしまった。

第74回ヴェネツィア国際映画祭では、ダーレン・アロノフスキー金獅子賞にノミネートされた。

主演のジェニファー・ローレンスは、平凡に生きる夫に尽くす妻から、徹底的に心理的な打撃を受ける役柄を、痛々しいほどの熱演を見せる。

全ての物を再生するパワーがある物質”クリスタル”により、詩人としての発想を得るために、”刺激”を求めて妻を利用する男を怪演するハビエル・バルデム、彼に世話になるファンである整形外科医のエド・ハリス、その妻ミシェル・ファイファー、その長男ドーナル・グリーソンと実弟である弟役のブライアン・グリーソン、詩人の広報担当でカルト集団の使者でもあるクリステン・ウィグ、来客の青年ジョヴァン・アデポ、詩人の熱狂的なファン、スティーヴン・マクハティ、医師のアマンダ・ウォーレン、新妻のロランス・ルブーフなどが共演している。


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