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ミッション・トゥ・マーズ Mission to Mars (2000)

火星着陸に成功して消息を絶ったクルーの救出隊が驚くべき事実”人類の起源”を知る・・・。
監督ブライアン・デ・パルマ、主演ゲイリー・シニーズティム・ロビンスドン・チードルコニー・ニールセンアーミン・ミューラー=スタール他共演の未来SFアクション・アドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ブライアン・デ・パルマ

製作:トム・ジェイコブソン
原作
ローウェル・キャノン
ジム・トーマス

ジョン・トーマス
脚本
グラハム・ヨスト

ジム・トーマス
ジョン・トーマス
撮影:スティーブン・H・ブラム
編集:ポール・ハーシュ
音楽:エンニオ・モリコーネ

出演
ジム・マッコーネル:ゲイリー・シニーズ

ウッドロウ”ウッディ”ブレーク:ティム・ロビンス
ルーク・グレアム:ドン・チードル
テリー・フィッシャー:コニー・ニールセン
フィル・オールマイヤー:ジェリー・オコンネル
ラミア・ベック:アーミン・ミューラー=スタール
デボラ・グレアム:エリス・ニール
マギー・マコンネル:キム・ デラニー

アメリカ 映画
配給
タッチストーン・ピクチャーズ

スパイグラス・エンターテインメント
2000年製作 113分
公開
北米:2000年3月10日
日本:2000年5月27日
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $60,874,620
世界 $110,983,410


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
2020年6月9日、テキサス州、ディキンソン
人類初の火星有人飛行に選ばれていた宇宙飛行士ジム・マッコーネル(ゲイリー・シニーズ)は、同じミッションに就く予定だった妻マギー(キム・デラニー)を病気で亡くしたために、それを断念していた。

親友でもある同僚のウッドロウ”ウッディ”ブレーク(ティム・ロビンス)や、ジムのミッションを受け継いでいたルーク・グレアム(ドン・チードル)は、傷心のジムを励ます。

13ヵ月後、火星サイドニア地区
NASAは、有人探査船”マーズ1”で、人類初の火星着陸に成功する。

火星探査を行ったルークらは、氷山のようなものを発見し、世界宇宙ステーションのミッション司令室のジムにそれを報告する。

その交信が地球に届いていた頃、現場に向かっていたルークらは、突然、生き物のような砂嵐に襲われて遭難してしまい、その直後に現場の岩山は、巨大な人面岩に変わってしまう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
2021年。
NASAは、有人探査船”マーズ1”で人類初の火星着陸に成功する。
火星探査を始めたクルーは、ある発見をした直後に謎の現象に襲われて3人が死亡、ルークだけが生き残る。
連絡を受けた、ウッディと妻テリー、最初に火星に向かう予定だったジム、そしてフィルの救出隊の4人は、半年の飛行を経て火星の引力圏に到着する。
しかし、着陸準備を始めた4人だったが、流星塵により機体が損傷して、結果ウッディが犠牲となってしまう。
残る3人は、無事に火星に着陸して、奇跡的に生存していたルークと再会し、酸素や植物、そして水まであることを確認する。
そしてルークは、明らかに人間以外の生物が建造したと思われる人面岩の映像を、3人に見せるのだが・・・。
__________

一時は低迷するものの、大作「ミッション:インポッシブル」(1996)等で復活した、サスペンスの巨匠ブライアン・デ・パルマが、初めて本格的なSF映画に挑戦した注目作。

ブライアン・デ・パルマらしい映像などが影を潜めたせいか、期待した批評家や観客からは支持されず、評価が低い作品になってしまったのは残念だ。

しかし、物語の舞台となる、火星サイドニア地区で発見され話題になった人面岩を、巧みにストーリーに取り入れているところなどは、面白味がある。

また、NASAの全面協力による、科学的根拠に基づくセットや物語の展開なども実に興味深く、赤い惑星の神秘や美しさが、画面に広がり見応えもあり、勇壮なエンニオ・モリコーネの音楽も、大宇宙のイメージを表現するのに効果を上げている。

9000万~1億ドルと言われる、巨費を投じた作品ではあるが、上記のように興行的には成功したとは言えず、全世界の収益で、ようやく製作費を回収できるに留まった作品でもある。

北米興行収入 $60,874,620
世界 $110,983,410

妻の死を乗り越え、無に事ミッションを遂行し、人類を代表して新たな世界に旅立つ主人公
ゲイリー・シニーズ、クルーを助けるために自らの命を犠牲にするティム・ロビンス、人類初の火星着陸に成功した生存者ドン・チードル、夫(T・ロビンス)と共に火星に向かうコニー・ニールセンなど、実力派が揃ったキャスティングも魅力だ。

救援クルーで、「スタンド・バイ・ミー」(1986)の太っちょ少年が印象に残るジェリー・オコンネル、ミッションのチーフ、アーミン・ミューラー=スタール、ルーク(D・チードル)の妻エリス・ニール、ジム(G・シニーズ)の妻キム・デラニーなどが共演している。


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