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1965年に発表された、バーナード・ウェーバーの児童文学”ワニのライル、動物園をにげだす”と、その前日譚”ワニのライルがやってきた”（1962）基に製作された作品。 マジシャンに育てられた歌で気持ちを伝えるワニと同居する家族との交流を描く、製作、監督ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン、主演ハビエル・バルデム、ウィンズロウ・フェグリー、コンスタンス・ウー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン他共演のミュージカル・ファンタジー・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
ウィル・スペック
ジョシュ・ゴードン
製作
ハッチ・パーカー
ウィル・スペック
ジョシュ・ゴードン
製作総指揮
ケヴィン・Ｋ・ヴァーフィ
ロバート・Ｊ・ドーマン
ダン・ウィルソン
ベンジ・パセック
ジャスティン・ポール
タラク・ベン・アマール
アンディ・ミッチェル
原作
バーナード・ウェーバー
”ワニのライル、動物園をにげだす”
”ワニのライルがやってきた”
脚本：ウィリアム・デイヴィス
撮影：ハビエル・アギーレサロベ
編集：リチャード・ピアソン
音楽：
マシュー・マージェソン
ベンジ・パセック
ジャスティン・ポール
出演
ヘクター・P・ヴァレンティ：ハビエル・バルデム
ジョシュ・プリム：ウィンズロウ・フェグリー
ライル（声）：ショーン・メンデス
ケイティ・プリム：コンスタンス・ウー
ジョセフ・プリム：スクート・マクネイリー
アリスター・グランプス：ブレット・ゲルマン
キャロル：エゴ・ノワディム
トルーディ：リリック・ハード
サイ：ジェイソン・クラヴィッツ
アメリカ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2022年製作 106分
公開
北米：2022年10月7日
日本：2023年3月24日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $46,888,440
世界 $110,999,090
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
マジシャンのヘクター・P・ヴァレンティ（ハビエル・バルデム）は、いつものようにタレントショーに出演するためにオーディションを受けようとするが、追い払われてしまう。
帰り道にヘクターは、エキゾチック・アニマルズというペットショップに立ち寄り、歌う赤ちゃんクロコダイルを見つけてライルと名付ける。
ヘクターは、タレントのビジネスで成功するためのチャンスだと考え、それを自宅に持ち帰る。
早速ライルとレッスンを始めたヘクターは、家を担保にして劇場を借り、舞台に立つことになる。
初演の日、ヘクターはパフォーマンスを始めるものの、ライルは緊張して歌うことができなかった。
ヘクターは家を失い引っ越すことになり、ライルに稼いで戻ることを伝えて旅に出る。
18か月後。
数学教師のジョセフ・プリム（スクート・マクネイリー）と妻で料理研究家のケイティ（コンスタンス・ウー）そして息子のジョシュ（ウィンズロウ・フェグリー）が、ヘクターの家に引っ越して来る。
ジョセフは、数学教師主人を務めることになる、タウンハウスを管理するリバティ・デイ学園のキャロル（エゴ・ノワディム）に迎えられ、下の階に住む気難しい男性アリスター・グランプス（ブレット・ゲルマン）を紹介される。
その夜、アレルギーがあり神経質なジョシュは眠れず、屋根裏部屋の物音が気になり見に行く。
ジョシュは、ヘクターのメモと共に成長したライルを見つけて、それが動かないために剥製だと思う。
翌朝、大都会に馴染めないジョシュは、不安を抱えながらケイティと共に学校に向かう。
ジョシュは、ジョセフの指示でレスリング部に入るものの、友達もできないまま帰宅する。
その後ジョシュは、部屋に迷い込んだグランプスの飼い猫ロレッタと共に、再び気になる屋根裏部屋に向かう。
ジョシュは、生きていたライルを見て驚き、襲いかかってきたロレッタを飲み込んで逃げた彼を追う。
ライルは、路地に迷い込み強盗に襲われそうになったジョシュを救う。
ロレッタを吐き出したライルは、家に戻れないジョシュを連れて帰る。
翌朝、ペットができたことを喜ぶジョシュは元気よく登校し、ダンス好きの少女トルーディ（リリック・ハード）と話し、仲良くなりたいと思う。
その夜ジョシュは、ライルの餌探しに付き合い、街のゴミ箱をあさる。
家に戻ったジョシュは、話しはしないライルの歌の才能を知り驚き友だちになる。
翌朝ケイティは、屋根裏部屋でジョシュと寝ているライルを見て取り乱す。
ジョシュは、歌で気持ちを伝える心優しいライルは寂しがり屋だとケイティ話し、友達になれたことを伝える。
一応、納得したケイティはライルを警戒するが、彼が、レシピにこだわり過ぎていた自分を目覚めさせてくれたために感謝し仲良くなる。
ジョセフも、ケイティとジョシュにライルの存在を知らされて驚く。
そこに、年に15日間だけ家に住むことができるという契約のヘクターが戻り、ライルとの再会を喜ぶのだが・・・。
バーナード・ウェーバーの児童文学”ワニのライル、動物園をにげだす”（1965）と、その前日譚”ワニのライルがやってきた”（1962）基に製作された作品。
短編映画製作で知られるウィル・スペックとジョシュ・ゴードンが監督し、主演はハビエル・バルデム、ウィンズロウ・フェグリー、コンスタンス・ウー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマンなどが共演した作品。
マジシャンに育てられた歌で気持ちを伝えるワニと同居する家族との交流を描くミュージカル・ファンタジー・コメディ。
北米興行収入は約4700万ドル、全世界では約1億1100万ドルのヒットとなった。
実写とコンピュータアニメーションによるハートウォーミングな内容は、あらゆる年齢層が楽しめるファンタジックなミュージカルとして愉快な作品に仕上がっている。
歌で気持ちを伝えるワニ、ライル（ショーン・メンデス/声）を育てたマジシャンを怪演するハビエル・バルデム、ライルと親交を深める少年ウィンズロウ・フェグリー、その義母で料理研究家のコンスタンス・ウー、その夫で数学教師のスクート・マクネイリー、彼らの階下の住人ブレット・ゲルマン、家を管理する学校の関係者エゴ・ノワディム、ジョシュ（ウィンズロウ・フェグリー）の友人リリック・ハード、劇場のオーナー、ジェイソン・クラヴィッツなどが共演している。
