バーに誘われたエディは、メリッサのことをヴァーノンに尋ねるが、自分の近況を聞かれる。
原稿が全く書けないことを正直に話したエディは、ドラッグの売人う止めたというヴァーノンに、製薬会社のコンサルタントをしていると言われる。
発売予定の新薬を渡されたエディは、脳を活性化させ100%力を引き出せると言われる。
受け取ろうとしないエディだったが、1錠800ドルする薬だと言って、それを置いたヴァーノンはその場を去る。
半信半疑のエディだったが、人生がこれ以上、悪くなるとは考えられなかったため、それを飲んでしまう。
アパートに戻ったエディは、管理人のヴァレリー(T・V・カーピオ)から、家賃滞納のことで責められる。
薬を飲むとどうなるかを知らされていなかったエディは、その瞬間に変化を感じる。
それまで見えなかったものが見え始めたエディは、脳の中の情報にアクセスできるようになり、ヴァレリーの考えが瞬時に理解できる。
論文を書こうとしていたヴァレリーに的確なアドバイスをしたエディは、彼女の心を捉えて愛し合う。
部屋に戻ったエディは生活感を変えるために片付け始め、頭の中が整理されていくのを実感する。
言葉が溢れだすエディは、一気に原稿を書き始める。
翌朝には脳が元に戻ってしまったエディは、原稿は仕上がっていたために、それを持参して出版社に向かう。
言葉が溢れたことなどを信じてもらえないエディは、とにかく数ページ読んでもらいたいと編集者伝え、原稿を置いてその場を去る。
アパートに戻ったエディは、原稿を読んだ編集者から3度もメッセージがあり、話をしたいということだったために喜ぶ。
ヴァーノンを訪ねたエディは、殴られて傷ついていた彼に薬のことを聞き、それが”NZT-48”と呼ばれる新薬だと知る。
NZT-48を渡された時とは話が違う、違法な研究所から奪った未試験の薬だと言われたエディは戸惑うが、薬が欲しいことをヴァーノンに伝える。
ヴァーノンの言いなりになるしかなかったエディは、クリーニング店に向い朝食を買ってアパートに戻る。
部屋は荒らされ、ヴァーノンが殺されていたために焦るエディは、警察に電話をする。
警察を待つ間に情況を考えるエディは、犯人が薬を探しに来たものと思い、それを見つけようとする。
オーブンに隠されていた現金と大量のNZT-48を見つけたエディは、現れた警官と共に警察署に向かう。
刑事(ブライアン・アンソニー・ウィルソン)の質問を受けたエディは、被害者あh義弟だと話し、何の仕事をしているのかは知らないと答える。
そこにメリッサから電話が入り、葬儀の後に連絡すると言われる。
刑事に電話番号を教えたエディはその場を去り、アパートに戻ってヴァーノンの現金を数え、NZT-48を飲んで街に出る。
現金で生活様式を変えたエディは、集中して4日間で小説を書く。
NZT-48の効果により、3日間でピアノを習得し、カードでも儲けて、ジョギングしながら語学も習得し、どんな女性も口説けるエディは、世の中の全てを理解しビジネスの世界にも進出する。
社交的になり友人を増やし別世界を体験するようになったエディは、自分が本を書くだけの男でないことに気づく。
株式投資を始めたエディは、ヴァーノンの800ドルを1日で2000ドルにしてさらに増やしていく。
資金が足りないための、高利貸しのゲナディ(アンドリュー・ハワード)に会い説得したエディは、その後、投資家のケヴィン・ドイル(ダーレン・ゴールドスタイン)の協力を得る。
ゲナディの1万2000ドルを10日で200万ドル以上にしたエディは、各方面から問い合わせを受け、大物投資家カルロス”カール”ヴァン・ルーン(ロバート・デ・ニーロ)に会うことになる。
リンディと食事をしたエディは、ヴァン・ルーンに会うことを驚く彼女に自分を認めてもらい、二人は寄りを戻す。
その後、コートの男(トーマス・アラナ)に監視されているように思えるエディは警戒する。
緊張するケヴィンと共にヴァン・ルーンに会ったエディは、自分の投資方法を語る。
投資への考えが違ったがヴァン・ルーンだったが、エディにある企業の資料を見せる。
それを分析したエディは、ハンク・アトウッド(リチャード・ベキンス)の所有する大企業を相手にヴァン・ルーンが合併を考えていることに気づき、失敗すると指摘する。
ヴァン・ルーンから資料を渡され、翌日、意見を聞くと言われたエディは、彼の車を降りて勝利を実感する。
その後、突然、記憶が失われたエディは街をさ迷い、喧嘩をしてバーに向い、女性と愛し合い、翌朝、アパートで目覚める。
ヴァン・ルーンの資料に目を通し始めたエディは、NZT-48なしでも何とかなると思う。
気分が悪いために出かけられないことをケヴィンに電話で伝えたエディだったが、チャンスを逃すなと言われ、会合には必ず来るようにと指示される。
ヴァン・ルーンに会ったエディだったが、アトウッドに関する的確な分析ができず、その場で流れていた、一夜を共にした女性が殺害されたニュースを気にする。
席を外したエディは外に出て嘔吐してしまい、アパートに戻り、自分が殺人を犯したのかを考える。
戸惑うエディはメリッサから電話を受け、ヴァーノンから渡された物があるなら危険だと言われる。
その意味を知りたいと伝えてメリッサと会う約束をしたエディは、NZT-48のことを知っている者を探すためにヴァーノンの手帳をチェックする。
電話しようとしたエディは、盗聴器が仕掛けられていることに気づき、警戒しながら公園で携帯電話から手帳の顧客に連絡を取る。
相手が入院中や亡くなった者ばかりだったため動揺するエディは、次にかけた人物の電話が付近で鳴っていることに気づく。
それは、以前、自分を監視していたコートの男で、エディはその場から逃げ去り、タクシーに乗り込む。
ダイナーでメリッサに会ったエディは、自分の様子でNZT-48を飲んだことに気づいた彼女から話を聞かされる。
自分も飲んでいたと言うメリッサは、NZT-48を飲んで人生は変わるものの、精神異常になることが考えられたために止めたと伝える。
飲む以前より悪くなってしまったため危険だと伝えるものの、急にやめずに減らすことを勧めたメリッサは、開発者のことは知らないと言ってエディと別れる。
その後、金の催促に来たゲナディに痛めつけられそうになったエディは、持っていたNZT-48を奪われてしまう。
頭痛薬だと言われながらそれを飲んでしまったゲナディは、銀行に向かったエディから現金を受け取り、気分がいいことを伝える。
アパートに戻れなくなり、リンディのオフィスに向かったエディは、仕方なくNZT-48のことを話す。
NZT-48が自分のアパートに隠してあると言われたリンディは、それを取りに行くものの、誰かにつけられていることをエディに電話で知らせる。
コートの男が迫ってきたために、タクシーを降りたリンディはセントラルパークに向い、二人の男性に助けを求める。
男が二人を殺したことをエディに知らせたリンディは、NZT-48を飲めば逃げられると言われ、仕方なくそれに従う。
暫くすると効果が現れ、走り出したリンディはスケートリンクに向い、少女を抱きかかえて、スケート靴のブレードで男を傷つけてその場から逃げる。
オフィスに向いエディにNZT-48を飲ませたリンディは、彼と共にホテルに宿泊する。
翌朝、NZT-48の効果を実感したリンディは、それにより身を固める準備をして、いずれは薬を止めるというエディの言葉を信じることができずにその場を去る。
ゲナディに薬を要求されたエディは、何錠かを渡して時間を稼ぎ、ボディガードを雇う。
ヴァン・ルーンに会ったエディは、失態は一時的な錯乱だと言って彼を説得し、史上最大の合併計画を任されることになる。
記憶喪失を防ぐ方法を見つけたエディは、NZT-48の複製を作るために研究者を雇い資金をつぎ込む。
ある日、刑事が現れたため話をしたエディは、ヴァーノンの件ではなく、女性の死体発見現場で自分が目撃されたという証言があると言われる。
弁護士モリス・ブラント(ネッド・アイゼンバーグ)を雇ったエディは、指紋が出なかったため逮捕は免れる。
体調不良を押して現れたアトウッドとの会合で、ほぼ合併が決まったエディは、今後も自分と付き合うことが最善の方法だとヴァン・ルーンに言われる。
最新のセキュリティ・システムが完備した高級マンションを購入したエディは、NZT-48の効果で変貌したゲナディに薬を要求される。
殺人容疑での起訴の可能性があることをエディにほのめかして脅すゲナディは、その場を去る。
合併交渉にアトウッドが現れないために苛立つヴァン・ルーンだったが、アトウッド夫人(パトリシア・カレンバー)がオフィスを訪れる。
アトウッド夫人に会ったヴァン・ルーンとエディは、急激に体調を崩した夫は契約にサインするつもりだと言われ、回復後に話しを進める提案をされる。
それを承知したヴァン・ルーンとエディは、アトウッド夫人を見送る。
エディは、夫人の車の運転手がコートの男だと気づきく。
NZT-48を飲んでいたアトウッドが、薬が切れたために体調を崩し、回復の見込みがないとエディは考える。
弁護士のブラントと共に目撃者の面通しを終えてヴァン・ルーンの元に向かったエディは、NZT-48を飲もうとしてトイレに向かう。
特注のスーツに隠してあったはずのNZT-48がないために焦るエディは、ブラントか警官が盗んだと考える。
届いた荷物を渡されて確認したエディは、それがボディーガード二人の両手首だったために驚く。
世間に合併の噂が広がり、アトウッドの件で何かを隠していると言われヴァン・ルーンに追及されたエディは、何も答えずにその場を去る。
アトウッドが入院している病院前で記者に質問される夫人は、合併の噂を否定する。
そのニュース映像で、夫人に付き添うブラントの姿を見たエディは、NZT-48を彼が盗んだことに気づく。
ゲナディがマンションに押入ろうとしていることに気づいたエディは、覚悟を決めてビルから飛び降りようとする。
しかし、思い止まったエディは、なくなったはずのNZT-48が1錠残っているかもしれないと考えて捜し始める。
缶にあったNZT-48を飲もうとしたエディはそれを落してしまい、金属製のドアを破り押入ってきたゲナディらに捕えられる。
NZT-48を液体にして血管注射して見せたゲナディは、エディにないと言われるものの、薬を捜すよう手下に命ずる。
ゲナディに拷問されそうになったエディは、隠し持っていたナイフで抵抗して彼を刺殺する。
NZT-48がゲナディの血中に含まれていることに気づいたエディは、流れ出る彼の血液を飲む。
脳が働き始めたエディはゲナディの手下を倒し、その場を武器商人の部屋に見せかけて病院に向かう。
その頃、昏睡状態だったアトウッドは息を引き取る。
病院にいたコートの男に話しかけたエディは、ブラントがNZT-48を届けなかったのかを尋ねる。
敵ではなくなったエディに協力した男は、ブラントの家で彼を殺す。
そして、エディはNZT-48を取り戻す。
12か月後。
上院議員候補となっていたエディは、製薬会社を買収していたヴァン・ルーンの訪問を受ける。
いずれは大統領にもなれると指摘され、薬がある限りは突き進めると言われたエディは、ヴァン・ルーンがNZT-48のことを知っていたために驚く。
自分の会社が闇でNZT-48を製造し、エディの研究施設は閉鎖させたと話すヴァン・ルーンは、薬を供給し続ける代わりに、今後手に入れる権力を利用させてもらうと伝える。
しかしエディは、断れない状況下でヴァン・ルーンに別れを告げる。
将来と命がないと言われたエディは、NZT-48の成分を分析して欠陥を排除し、それを必要としない方法を考えたとヴァン・ルーンに伝えて、薬は飲んでいないことを知らせる。
それでも協力を迫るヴァン・ルーンだったが、エディは不正を知っていることを伝える。
対決することになると言うヴァン・ルーンに、NZT-48は止めたがシナプスが変化したと伝えたエディは、直後に起きる事故を予知する。
人の50手先が読めると言うエディは、ヴァン・ルーンの胸に手を当てて、大動脈弁の手術が必要だと指摘する。
それをヴァン・ルーンに認めさせたエディは、自分と組んでいたら従う身分になっていたと言って、感謝するべきだと伝える。
何も答えず車に乗ったヴァン・ルーンは再会を望むが、エディはそれを断り、自分への投票を促す。
リンディとランチの約束があったエディはチャイニーズ・レストランに向い、ウエイターに中国語で対応する。
それがNZT-48に依存した能力なのか疑問に思うリディの表情を見たエディは、”どうしたんだい?”と尋ねる。