4380 Movies

忘れじの面影 Letter from an Unknown Woman (1948)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1922年に発表された、シュテファン・ツヴァイクの小説”Letter from an Unknown Woman”を基に製作された作品。
天才ピアニストを愛した女性の一途な恋を描く、製作ジョン・ハウスマン、監督マックス・オフュルス、主演ジョーン・フォンテインルイ・ジュールダンメイデイ・クリスチャン他共演の恋愛ドラマ。


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト
監督:マックス・オフュルス

製作:ジョン・ハウスマン
原作:シュテファン・ツヴァイクLetter from an Unknown Woman
脚本:ハワード・コッチ
撮影:フランツ・プラナー
編集:テッド・J・ケント
音楽:ダニエル・アンフィシアトロフ

出演
リサ・バーンドル:ジョーン・フォンテイン
ステファン・ブランド:ルイ・ジュールダン
バーンドル夫人:メイデイ・クリスチャン
ヨハン・スタッファー:マルセル・ジュルネ
ジョン:アート・スミス
マリー:キャロル・ヨーク
カストナー:ハワード・フリーマン
レオポルド・フォン・カルトネガー中尉:ジョン・グッド
ステファンJr.:レオ・B・ペッシン
ポーター:アースキン・サンフォード
コンシェルジュ:オットー・ウォールディス
スピッツァー夫人:ソーニャ・ブライデン
コーナー夫人:ベティ・ブライス
花売り:ジョン・エリオット
チケット売り:イルカ・グリューニング
ステファンの友人:ローランド・ヴァルノ

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1948年製作 86分
公開
北米:1948年4月28日
日本:1954年7月3日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1900年頃、ウィーン
かつては将来が期待されたピアニストのステファン・ブランド(ルイ・ジュールダン)は、女性関係でトラブルを起こし決闘を申し込まれていた。

家に戻ったステファンは、聾唖者である執事のジョン(アート・スミス)に、決闘などする気はなく、1時間後に裏門にタクシーを呼んであることを伝える。

ジョンから手紙を受け取ったステファンは、それが病院の便箋に書かれたものだったために気になる。

見知らぬ病気の女性からの手紙には、読んでいくうちに思い出すだろうと書かれていた。
__________
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1900年頃、ウィーン
かつては将来が期待されたピアニストのステファン・ブランドは、女性関係のトラブルで決闘を申し込まれて帰宅する。
執事のジョンから手紙を渡されたステファンは、病院の便箋につづれらた内容を読み、見知らぬ女性(リサ・バーンドル)の過去を知ることになる。
手紙を読んだステファンは、少女時代の初恋の相手である自分への、女性の長年の思いを知ることになる・・・。
__________

シュテファン・ツヴァイクの原作を基に、女性映画を得意とするドイツ帝国出身のマックス・オフュルスが、20世紀初頭のウィーンを舞台に、初恋の相手である天才ピアニストを愛した女性の一途な恋を描くメロドラマの傑作。

決闘の話で始まる冒頭から、緊張感漂う内容に引き込まれる。
主人公の少女時代の恋心が成長しても続き、それを相手に知ってもらえないまま亡くなるという、悲運の女性の人生を描く悲しい物語なのだが、これほどまでに人を愛して生きられた彼女は、後悔もあったが、幸福でもあっただろうと思わせる、マックス・オフュルスの繊細な演出は見事だ。
手紙の相手が、かつて愛した人であったことを知った、夜逃げをするつもりだったピアニストが、彼女と息子の人生に報いるために、覚悟を決めて決闘の場に向かい終わるラストも素晴らしい。

1992年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

終戦間もない時期であるため、撮影はロサンゼルスで行われたのだが、当時のウィーンの街並みなどを見事に再現している。

ダニエル・アンフィシアトロフの美しいテーマ曲が心に残る。

主演のジョーン・フォンテインは、普通に生きれば何不自由ない人生を送れた立場でありながら、初恋のピアニストへの愛に一生を捧げ、それを知ってもらえないまま亡くなる悲劇のヒロインを見事に演じている。

天才と言われながら才能を活かしきれなかったピアニストであり、主人公の気持ちに気づかずに後悔する男性を好演するルイ・ジュールダン、主人公の母親メイデイ・クリスチャン、彼女と結婚する実業家のハワード・フリーマン、後に主人公と結婚する富豪で、ピアニストに決闘を申し込む主人公の夫マルセル・ジュルネ、ピアニストの執事を印象深く演ずるアート・スミス、主人公の少女時代の友人キャロル・ヨーク、主人公と付き合い結婚を申し込むものの断られる青年将校ジョン・グッド、チフスで亡くなる主人公の息子レオ・B・ペッシン、ポーターのアースキン・サンフォード、コンシェルジュのオットー・ウォールディス、主人公の雇い主であるブティックのオーナー、ソーニャ・ブライデン、上流階級の婦人ベティ・ブライス、通りの花売りジョン・エリオット、遊戯場のチケット売りイルカ・グリューニング、ステファンの友人ローランド・ヴァルノなどが共演している。


Translate / 翻訳
Scroll Up
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2021