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恋をしましょう Let’s Make Love (1960)

女性関係の噂に事欠かない億万長者が自分を皮肉る舞台劇の主演女優に惹かれたために巻き起こる騒動を描く、監督ジョージ・キューカー、主演マリリン・モンローイヴ・モンタントニー・ランドール他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ

マリリン・モンロー / Marilyn Monro / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・キューカー

製作:ジェリー・ウォルド
脚本
ノーマン・クラスナー

ハル・カンター
アーサー・ミラー
撮影:ダニエル・L・ファップ
編集:デヴィッド・ブレサートン
音楽
アール・H・ヘイゲン

ライオネル・ニューマン

出演
マリリン・モンロー:アマンダ・デル
イヴ・モンタン:ジャン・マルク・クレマン/アレクサンドル・デュマ
トニー・ランドール:アレクザンダー・コフマン
フランキー・ヴォーガン:トニー・ダントン
ウィルフリッド・ハイド=ホワイト:ジョージ・ウェルシュ
デヴィッド・バーンズ:オリヴァー・バートン
ミルトン・バール:本人
ビング・クロスビー:本人
ジーン・ケリー:本人

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1960年製作 118分
公開
北米:1960年9月8日
日本:1960年12月


アカデミー賞 ■
第33回アカデミー賞

・ノミネート
音楽賞(ミュージカル)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
大富豪の8
代目ジャン・マルク・クレマン(イヴ・モンタン)は、先祖の良いところも悪いところも受け継いでいた。

クレマン社の広報アレクザンダー・コフマン(トニー・ランドール)は、ヴァラエティ紙に掲載されていた、クレマンを皮肉る舞台劇が公演されようとしていることを知る。

クレマンの顧問弁護士ジョージ・ウェルシュ(ウィルフリッド・ハイド=ホワイト)は、その舞台を中止させようとする。

舞台のリハーサルを見てから判断しようとしたクレマンは、コフマンを伴い劇場に向かう。

”Let’s Make Love”のリハーサルを見たクレマンは、舞台で踊り歌う出演者のアマンダ・デル(マリリン・モンロー)に一目で惹かれてしまい、彼女を食事に誘うようコフマンに命ずる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
大富豪の8代目ジャン・マルク・クレマンは、社の広報コフマンから、自分を皮肉る舞台劇が公演されることを知らされる。
弁護士ウェルシュが、その舞台を中止させようとする一方、クレマンは、リハーサルを見てから判断しようとする。
劇場に向かったクレマンは、舞台の出演者アマンダ・デルに一目惚れしてしまう。
クレマンは、自分が役者だと言ってアマンダに接近するのだが、彼女が役者のトニーと恋仲らしいことが分かる。
スキャンダルを恐れる弁護士ウェルシュを尻目に、アマンダを諦めきれないクレマンは、あの手この手で彼女を誘うのだが・・・。
__________

純粋なミュージカルではないが、サミー・カーン作詞、ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン作曲による、主題曲他などが盛り込まれている。

第33回アカデミー賞では、音楽賞(ミュージカル)にノミネートされた。

結局は、晩年の作品になってしまうマリリン・モンローと、実生活でも恋多き男イヴ・モンタンとの実際に芽生えてしまったロマンスが、大いに話題になった。

イヴ・モンタン夫人のシモーヌ・シニョレが、2人が不倫関係になったのが原因で自殺未遂を起こした事は有名で、モンローは本作の脚本にも参加している、当時の夫アーサー・ミラーとは翌年離婚している。

ショーの中の妖艶な雰囲気と、普段は勤勉で純情な女性という両面を演ずるモンローだが、既に精神的不安定な状態が極限に達していたことを考えると、かなり無理をしての演技のようにも思える。

大企業を仕切る采配の確かさと、大富豪としての上品な雰囲気、恋の駆け引きに悪戦苦闘する様子をコミカル且つスマートに演ずるイヴ・モンタンの熱演は見もので、特にミルトン・バールに笑いネタを伝授されるところや、実際にはシャンソン歌手でありながら、ビング・クロスビージーン・ケリーに、その素質の無さを指摘されて見限られる場面などは、実に可笑しい。

広報担当トニー・ランドール、弁護士ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、ショーの主役を演ずるフランキー・ヴォーガン、劇団長デヴィッド・バーンズなどが共演している。


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