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レディL Lady L (1965) 3.73/5 (37)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1957年に発表された、ロマン・ガリーの同名小説の映画化。
銀行を襲った義賊を理想の男性と考えた女性が、彼を救おうとする行動をコミカルに描く、監督、脚本、出演ピーター・ユスティノフ、主演ソフィア・ローレンポール・ニューマンデヴィッド・ニーヴン他共演のコメディ。


コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・ユスティノフ
製作:カルロ・ポンティ
原作:ロマン・ガリー
脚本:ピーター・ユスティノフ
撮影:アンリ・アルカン
編集:ロジャー・ドワイアー
音楽:ジャン・フランセ

出演
ソフィア・ローレン:ルイーズ・レンデール/レディL
ポール・ニューマン:アルマン・ドゥニ
デヴィッド・ニーヴン:ディッキー・レンデール
セシル・パーカー:パーシー卿
クロード・ドーファン:メルシエ警部
フィリップ・ノワレ:アンブロワーズ・ジェローム
ミシェル・ピッコリ:ルコー
ジャン・ヴィエネル:クラエウスキー
カトリーヌ・アレグレ:パントーフル
マルセル・ダリオ:サパー
ピーター・ユスティノフ:オットー皇太子

フランス/イタリア/イギリス 映画
配給 MGM
1965年製作 108分
公開
イギリス:1965年12月17日
フランス:1965年12月22日
北米:1966年5月18日
日本:1966年1月


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

80歳の誕生日を迎えたルイーズ・レンデール/レディL(ソフィア・ローレン)は、パーシー卿(セシル・パーカー)らの歓迎を受ける。

パーシー卿は、レディLの伝記を書くことになっていて、彼女は特別な別宅にパーシー卿を案内し、自分の生涯を語り始める。
__________

フランスで生まれたルイーズは、両親とパリに移り住み、洗濯物を娼館に届ける仕事をする娘だった。

娼館”ムーラン・ブルー”の主人ルコー(ミシェル・ピッコリ)は、店で働かないかとルイーズを誘うが、彼女は笑い飛ばすだけだった。

店の得意客、内務大臣アンブロワーズ・ジェローム(フィリップ・ノワレ)も、ルイーズが気に入ってしまう。

そんなルイーズは、理想の男性が現れるのを夢見て毎日を送っていた。

銀行を襲った義賊アルマン・ドゥニ(ポール・ニューマン)は、変装してムーラン・ブルーに逃げ込み、ルイーズを店の女だと思い込み部屋に連れて行く。

ルイーズは素顔になったアルマンが理想の男性だと直感し、彼を追ってきたメルシエ警部(クロード・ドーファン)に、ベッドの中の人物がジェローム内務大臣だということにしてアルマンを助ける。

ポーランドのピアニスト、クラエウスキー(ジャン・ヴィエネル)の演奏会に行ったルイーズとアルマンは、メルシエ警部に捕まりそうになるが、爆弾騒ぎで難を逃れクラエウスキーを連れ去る。

アルマンは、ムーラン・ブルーの女達にクラエウスキーの演奏を聴かせ、ひと時の安らぎを与え、そしてルイーズとアルマンは愛し合うようになる。

メルシエ警部は、クラエウスキーから誘拐ではないと言われて戸惑うが、明朝、ルイーズ、アルマン、そしてルコーを逮捕すると警告して店を立ち去る。

そして、その3人は、ムーラン・ブルーが警察に包囲される中、余裕の表情を見せて気球で逃亡してしまう。

スイスの田舎で貧乏暮らしを始めたルイーズとアルマンだったが、彼が革命家の仲間に入ってしまう。

そしてアルマンが、ババリアの皇太子オットー(ピーター・ユスティノフ)暗殺計画に加担しようとしていることが分かる。

妊娠していたルイーズは、勝手なアルマンに愛想を尽かして出て行ってしまう。

パリに戻ろうとしたルイーズだったが、メルシエ警部に出くわしてしまい、彼と演奏旅行中のクラエウスキーの協力で、アルマン達の暗殺計画に使われる爆弾を、摩り替えることに成功する。

暗殺計画の実行地ニースに向かったルイーズは、富豪である、イギリス人公爵のディッキー・レンデール(デヴィッド・ニーヴン)に出会う。

レンデールと食事を共にしたルイーズは、いきなり求婚されてしまう。

暗殺計画を知っているレンデールは、ルイーズのお腹の子供の父親が、暗殺者だと知り驚いてしまう。

そこでレンデールは、暗殺者を助けたら自分と結婚してくれるように、ルイーズと取引しようとする。

ルイーズはそれを承諾し、そして暗殺計画は失敗に終わり、レンデールの専用列車で、彼女とアルマンを連れニースを脱出する。

ルイーズはアルマンが忘れられず、レンデールの屋敷からネックレスを盗み出して彼に渡す。

それを転売したアルマンだったが、そのネックレスをレンデールが買い戻しルイーズの首にかける。

それに気づいたアルマンは、ネックレスを物乞いの女に渡してしまい、ルイーズは呆れてその場を立ち去る。

驚いた女はショック死し、メルシエ警部警部がレンデールを訪ね、ルイーズを逮捕しようとする。

レンデールは、アルマンの居所の偽情報を警部に知らせて彼女を救う。

しかし、その場に潜んでいたアルマンは、メルシエに投降する。

子供も生まれたルイーズは、イギリスのレンデールの大邸宅に住むことになる。

数年が経ち、ルイーズの元にクラエウスキーが現れ、アルマンが、新大統領ジェロームの大赦で釈放されたことを彼女は知り、仮装舞踏会で彼に会えることになる。

そして、舞踏会で二人は再会するが、アルマンが、ルコーらと出席者の宝石を奪ってしまう。
__________

レディLは、結婚していたのはアルマンとで、8人の子供全てが彼の子供だということを知らせ、レンデールとの結婚は、偽装だったことをパーシー卿に知らせる。

パーシー卿は、レディLが存在しなかったことに驚き、伝記を書けば、大スキャンダルになってしまうことに気づく。

レディLは、レンデールが建ててくれた別宅を、あの時の爆弾で爆破し、パーシー卿を従え、運転手として彼女に使えていたアルマンと共にロンドンに向かう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

両親とパリに移り住んだルイーズは、 娼館に洗濯物を届ける仕事をする娘だった。
ルイーズは、理想の男性が現れるのを待っていたのだが、娼館に逃げ込んだ、銀行を襲った義賊アルマン・ドゥニに出会う。
ルイーズはアルマンが理想の男性だと直感し、彼を追うメルシエ警部を追い払う。
やがて愛し合うようになった2人は、警察の追跡を逃れて、スイスの田舎で暮らしを始める。
その後、革命家の仲間入りをしたアルマンは、ババリアの皇太子オットーの暗殺計画に加担しようとする。
アルマンに愛想を尽かしたルイーズだったが、暗殺計画の実行地ニースで、富豪であるイギリス人公爵レンデールに出会い、いきなり求婚されてしまう・・・。
__________

スパルタカス」(1960)と前年の「トプカピ」(1964)で、アカデミー助演賞を二度受賞したピーター・ユスティノフが監督と脚本を兼ねた、貴族夫人?の回想を描いたコメディ。

暗殺のターゲットとなるババリアの皇太子も彼が演じていて、遠景のショットでしか登場しないが、その”ダメ皇太子”振りが実に可笑しい。

当時は結婚前の、ソフィア・ローレンと愛人関係だった、大プロデューサーのカルロ・ポンティが製作した作品。

イギリス貴族夫人?の伝記が書かれることになり、彼女の数奇な人生の回想から、やがて大スキャンダルに成りかねない事実が分かるという、ゴージャスな雰囲気のソフィア・ローレンの魅力が生かされ、アナーキストのテロ事件なども絡めた、国際色豊かな楽しい作品に仕上がっている。

ソフィア・ローレンは、80歳の老女も演ずる熱演を見せるが、遊び心を見せるポール・ューマンは、彼が演じなくてもよかったかなという感じの、”目玉商品”的役柄に徹している。

デヴィッド・ニーヴンセシル・パーカーの、ユーモア溢れるイギリス紳士役も見逃せない。

皆いい味を出しているフランス人俳優達、警部クロード・ドーファン、内務大臣から大統領になるフィリップ・ノワレ、娼館の主人ミシェル・ピッコリマルセル・ダリオ、さらにピアニストのジャン・ヴィエネルが、なかなかの名演を見せてくれる。



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