「ジュラシック・ワールド」3部作の完結編。 世界中に放たれた恐竜を利用した陰謀を阻止しようとする主人公たちの行動を描く、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、製作フランク・マーシャル、監督、製作総指揮、脚本コリン・トレヴォロウ、主演クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、デワンダ・ワイズ、ママドゥ・アティエ、キャンベル・スコット、イザベラ・サーモン、B・D・ウォン、オマール・シー他共演のアクション大作。 |
・スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧
■ スタッフ キャスト ■
監督:コリン・トレヴォロウ
製作
フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ
アレクサンドラ・ダービシャー
コリン・トレヴォロウ
原作:マイケル・クライトン(キャラクター)
原案
デレク・コノリー
コリン・トレヴォロウ
脚本
エミリー・カーマイケル
コリン・トレヴォロウ
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:マーク・サンガー
音楽:マイケル・ジアッチーノ
出演
オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
エリー・サトラー博士:ローラ・ダーン
イアン・マルコム博士:ジェフ・ゴールドブラム
アラン・グラント博士:サム・ニール
ケイラ・ワッツ:デワンダ・ワイズ
ラムジー・コール:ママドゥ・アティエ
メイジー・ロックウッド:イザベラ・サーモン
ルイス・ドジソン博士:キャンベル・スコット
ヘンリー ウー博士:B・D・ウォン
バリー・センベーヌ:オマール・シー
フランクリン・ウェッブ:ジャスティス・スミス
ジア・ロドリゲス博士:ダニエラ・ピネダ
レイン・デラコート:スコット・ヘイズ
ソヨナ・サントス:ディーチェン・ラックマン
ワイアット・ハントリー:クリストファー・ポラーハ
ジェレミー・バーニエ:ケイレブ・ヒアロン
シーラ:ヴァラダ・セィスー
傭兵:ディミトリ・ヴェガス・シヴァイオス
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2022年製作 146分
公開
北米:2022年6月10日
日本:2022年7月29日
製作費 $165,000,000
北米興行収入 $376,851,080
世界 $1,001,978,080
■ ストーリー ■
イスラ・ヌブラル島の火山噴火から4年後。
恐竜が地球を自由に歩き回り、生態系の破壊や動物虐待を引き起こしていた。
世界で外来種対策が進む中、”バイオシン・ジェネティクス”のCEOで遺伝学者のルイス・ドジソン(キャンベル・スコット)は、イタリアのドロミーティで表向きはゲノム研究を行っていたが、その場は恐竜保護区だった。
ジュラシック・ワールドの元管理責任者クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)は、CIAのジア・ロドリゲス博士(ダニエラ・ピネダ)、フランクリン・ウェッブ(ジャスティス・スミス)は、恐竜保護を目的として、違法な繁殖場所を調査し恐竜を救っていた。
シエラネバダ山脈。
森林地帯の山小屋で、ジュラシック・ワールドの元恐竜監視員オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)は、クレアと共に、ベンジャミン・ロックウッドの生物学的孫娘である14歳のメイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)と暮らしていた。
オーウェンとクレアは、メイジーの遺伝子構成を利用しようとするグループから彼女を守っていた。
オーウェンが育てた”ヴェロキラプトル”のブルーが姿を現し、メイジーは、連れてきた子供をベータと名づける。
自由がないことでオーウェンとクレアに反発するメイジーは、町に向かう途中で傭兵に誘拐され、ベータと共に連れ去られる。
それを知ったオーウェンは、苛立つブルーにベータを連れ戻すことを約束し、クレアと共にメイジーを追う。
一方、巨大なイナゴの大群が大量に出現し、アメリカの農作物は壊滅的な被害を受ける。
古植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)は、バイオシンがイナゴを作り出していると考え、かつてのパートナーである古生物学者アラン・グラント博士(サム・ニール)の元に向かい協力を求める。
グラントとサトラーは、巨大イナゴが、白亜紀の節足動物とイナゴのDNAで遺伝子操作されたものだと考える。
CIAの危険生物課に所属するフランクリンは、クレアとオーウェンに、メイジーがマルタに連れ去られた可能性があることを伝える。
オーウェンとクレアは現地に到着し、オーウェンの元同僚でフランス情報部のバリー・センベーヌ(オマール・シー)と共に恐竜の闇市に潜入するものの、肉食恐竜が現れ大混乱になる。
メイジーとベータがバイオシンに移送されたことを知ったオーウェンとクレアは、ベータを運んだ貨物機パイロットのケイラ・ワッツ(デワンダ・ワイズ)の協力を得て現地に向かう。
バイオシンに雇われているイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)は、グラントとサトラーが現れたことを知り、2人に協力しようとする。
広報部長ラムジー・コール(ママドゥ・アティエ)に施設内を案内されたグラントとサトラーは、マルコムから渡されたパスを使いイナゴの研究施設に侵入するのだが・・・。
参考:
・「ジュラシック・パーク」(1993)
・「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(1997)
・「ジュラシック・パークIII」(2001)
・「ジュラシック・ワールド」(2015)
・「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)
・「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、製作フランク・マーシャル、前作に続き脚本と製作総指揮を兼ねる監督のコリン・トレヴォロウ、主演はクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、デワンダ・ワイズ、ママドゥ・アティエ、キャンベル・スコット、イザベラ・サーモン、B・D・ウォン、オマール・シーなどが共演した作品。
世界中に放たれた恐竜を利用した陰謀を阻止しようとする主人公たちの行動を描くアクション大作。
DNA操作やクローン技術の進歩と共に、恐竜復活の夢を描いた初期の作品とはかけ離れた内容で、ジェットコースター・ムービー的であり斬新さもなく、単なる派手なアクションに終わったのは非常に残念だ。
とは言っても、21年ぶりにシリーズに登場するアラン・グラント博士とエリー・サトラー博士、そしてイアン・マルコム博士との再会は注目で、彼らの活躍はファンには嬉しいばかりだ。
批評家の評価も低かったものの、興行収入は北米で約3億7700万ドル、全世界では10億ドルを超すメガヒットとなった。
シャーロット・ロックウッドの誘拐された娘を救おうとする主人公を熱演するクリス・プラット、その恋人で彼と共に行動するブライス・ダラス・ハワード、バイオ企業の陰謀を解明しようとする古植物学者のローラ・ダーン、彼女に協力する古生物学者のサム・ニール、バイオ企業”バイオシン”に雇われるカオス理論の専門家ジェフ・ゴールドブラム、主人公らに協力する貨物機のパイロット、デワンダ・ワイズ、バイオシンの広報部長ママドゥ・アティエ、主人公らと暮らすシャーロット・ロックウッドの娘イザベラ・サーモン、バイオシンのCEOである遺伝学者キャンベル・スコット、ジュラシック・パークとジュラシック・ワールドの研究チームのリーダー、B・D・ウォン、主人公の元同僚でフランス情報局員のオマール・シー、恐竜保護グループのITエンジニアでCIAに所属するジャスティス・スミス、同じく獣医のダニエラ・ピネダ、恐竜の密売人ディーチェン・ラックマン、その部下スコット・ヘイズ、バリー(オマール・シー)の部下クリストファー・ポラーハ、CIAのアナリスト、ケイレブ・ヒアロン、魚類と野生動物の専門家ヴァラダ・セィスー、傭兵のディミトリ・ヴェガス・シヴァイオスなどが共演している。