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ニュールンベルグ裁判 Judgment at Nuremberg (1961)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

第二次大戦におけるナチスドイツの戦犯裁判で、ナチス首脳陣の後に行われた裁判を基にしたアビー・マン原作のテレビ・ドラマを基に製作された作品。
製作、監督スタンリー・クレイマースペンサー・トレイシーバート・ランカスターリチャード・ウィドマークモンゴメリー・クリフトマクシミリアン・シェルマレーネ・ディートリッヒジュディ・ガーランドウィリアム・シャトナー他共演。


ドラマ(社会派)

マレーネ・ディートリッヒ / Marlene Dietrich / Pinterest
ジュディ・ガーランド / Judy Garland / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:スタンリー・クレイマー
製作:スタンリー・クレイマー
脚本:アビー・マン
編集:フレデリック・ノッドソン
撮影:アーネスト・ラズロ
美術・装置
ルドルフ・スターナッド
ジョージ・ミロ
衣装デザイン:ジーン・ルイス
音楽:アーネスト・ゴールド

出演
スペンサー・トレイシー:ダン・ヘイウッド判事
バート・ランカスター:エルンスト・ヤニング(被告)
リチャード・ウィドマーク:タッド・ローソン大佐
モンゴメリー・クリフト:ルドルフ・ピーターセン
マクシミリアン・シェル:ハンス・ロルフ弁護士
マレーネ・ディートリッヒ:ベルトールト夫人
ジュディ・ガーランド:イレーネ・ホフマン・ヴァルナー
エドワード・ビンズ:バーケット上院議員
ウィリアム・シャトナー:ハリソン・ベイヤーズ大尉
バーナー・クレンペラー:エミール・ハーン(被告)
トーベン・マイヤー:バーナー・ランペ(被告)
マーティン・ブラント:フレデリック・ホフシュテター(被告)
アラン・バクスター:マット・メリン将軍
ケネス・マッケンナ:ケネス・ノリス判事
レイ・ティール:カーティス・アイヴス判事
ジョセフ・バーナード:エイブ・ラドニッツ少佐
ベン・ライト:ホルベスタッド
ヴァージニア・クリスティン:ホルベスタッド夫人
ジョン・ウェングラフ:カール・ヴィーク博士

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1961年製作 179分
公開
北米:1961年12月19日
日本:1962年
製作費 $3,000,000


アカデミー賞 ■
第34回アカデミー賞
・受賞
主演男優賞(マクシミリアン・シェル)
脚色賞
・ノミネート
作品・監督
主演男優(スペンサー・トレイシー)
助演男優(モンゴメリー・クリフト)
助演女優(ジュディ・ガーランド)
編集・撮影(白黒)・美術(白黒)
衣装デザイン賞(白黒)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1948年。
かつて、ナチス党大会が開かれたニュールンベルグ

アメリカ、メイン州の地方判事ダン・ヘイウッド(スペンサー・トレイシー)は、ニュールンベルグ軍事裁判の裁判長としてバーケット上院議員(エドワード・ビンズ)と共に現地入りする。

宿舎に到着したヘイウッドは、補佐のハリソン・ベイヤーズ大尉(ウィリアム・シャトナー)と屋敷の使用人ホルベスタッド夫妻(ベン・ライト/ヴァージニア・クリスティン)に迎えられる。

ヘイウッドは、瓦礫の山と化した街並みとは対照的な、豪華な元ナチス高官の屋敷を見て、自分には贅沢過ぎると漏らす。

裁判は、ナチス首脳部に次いで行われるものであり、世の中の関心は既に薄れていた。

そして裁判は始まり、ヘイウッドは被告人達に罪状認否を問う。

被告達は無罪を主張するが、エルンスト・ヤニング(バート・ランカスター)だけが、この法廷を認めずに異議を申し立てる。

それを、被告の弁護を担当する、ヤニングの教え子でもあるハンス・ロルフ弁護士(マクシミリアン・シェル)が代弁する。

検察側の冒頭陳述が始まり、アメリカの検事タッド・ローソン大佐(リチャード・ウィドマーク)は、被告達が、ナチスの法律改変に加担し、無実の人々を、虐待や死に追いやった罪を追求する。
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解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1948年、ニュールンベルグ
軍事裁判の裁判長としてアメリカ、メイン州の地方判事ダン・ヘイウッドは、かつてナチス党大会が開かれた地に到着する。
裁判は、ナチス首脳部に次いで行われるものであり、世の中の関心は既に薄れていた。
裁判は始まり、ヘイウッドは、被告人達に罪状認否を問い、各人は無罪を主張するが、司法大臣として著名な法律学者であった、ヤニングだけが、この法廷を認めず異議を申し立てる。
被告の弁護を担当する、ヤニングの教え子ロルフ弁護士がそれを代弁する。
その後、検察側の冒頭陳述が始まり、アメリカの検事ローソン大佐は、被告達がナチスの法律改変に加担し、無実の人々を虐待や死に追いやった罪を追求する。
それに対するロルフは、著名な法律家ヤニングが有罪ならば、ドイツ国民全員が罪に問われることになると反論し、双方の意見は平行緯線をたどる・・・。
__________

戦勝国によって敗戦国を裁くことの妥当性や、祖国のために戦った結果を罪として問えるかなど、戦争裁判の矛盾点を、社会派のスタンリー・クレイマーが、鋭い視点で問題提起した傑作ドラマ。

超豪華オールキャストによる大作で、主な登場人物7人の演技は、それぞれが個性を生かし見応え十分。

冒頭とラスト、そして主人公がナチス党大会が開かれた”ツェッペリン・フェルト”を見学した際に流れる
ドイツの軍歌である”Wenn wir marschieren”が非常に印象に残る。

第34回アカデミー賞では、作品賞以下10部門にノミネートされ、主演男優賞(マクシミリアン・シェル)と脚色賞を受賞した。
・ノミネート
作品・監督
主演男優(スペンサー・トレイシー)
助演男優(モンゴメリー・クリフト)
助演女優(ジュディ・ガーランド)
編集・撮影(白黒)・美術(白黒)・衣装デザイン賞(白黒)

主演のスペンサー・トレイシーは、難しい立場で裁判の意義をかみしめながら、淡々とそれを進行させる裁判長を見事に演じ、8回目となるアカデミー主演賞候補となった。
(受賞2回、ノミネート9回/生涯)

当初、裁判自体を否定するバート・ランカスターは、元司法大臣としての揺れ動く心と苦悩がこのドラマのキーポイントだけに、彼の圧倒的存在感が印象に残る。

この役は当初、ローレンス・オリビエが予定されていた。

若き獅子たち」(1958)でハリウッド進出を果たし、2作目の出演となったマクシミリアン・シェルは確かに素晴しい演技ではあったが、5番目の配役順でありながらアカデミー主演賞を受賞したために、そのノミネートの基準が問題にもなった。

この役はマーロン・ブランドが欲しがった役でもある。

若い彼とがっぷり四つに組む検事役のリチャード・ウィドマークナチスに精通する、将軍の未亡人マレーネ・ディートリッヒなど、これほど多数のスターが平均的に好演している作品も珍しい。

共演陣の中でも、検察側の証人として登場する、モンゴメリー・クリフトジュディ・ガーランドの二人は、共にアカデミー助演賞候補になり、その悲しい過去から、異常に近い精神状態に陥る証人を見事に演じている。

二人は数年後には、若くしてこの世を去ることになるが、晩年の名演と言っていい。

初々しいウィリアム・シャトナーも、判事補佐のアメリカ軍将校で出演している。

政治的視点から裁判を見つめる上院議員エドワード・ビンズと将軍アラン・バクスター、副判事のレイ・ティールケネス・マッケンナ、被告バーナー・クレンペラートーベン・マイヤーマーティン・ブラント、検事補佐ジョセフ・バーナード、判事の宿泊先使用人夫妻ベン・ライトヴァージニア・クリスティン、証人の法律学者ジョン・ウェングラフなどが共演している。


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