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ハリケーンアワー Hours (2013)

巨大ハリケーン“カトリーナ”の被害により病院に取り残された男性が生まれたばかりの娘を守ろうとする姿を描く、 製作、主演ポール・ウォーカージェネシス・ロドリゲス他共演、監督、脚本エリック・ハイセラーによるスリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:エリック・ハイセラー

製作:ピーター・サフラン
製作総指揮
ポール・ウォーカー
ダン・クリフトン
ケヴィン・フレイクス
ケン・ヒアッシュ
脚本:エリック・ハイセラー
撮影:ジャロン・プレサント
編集:サム・バウアー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演
ノーラン・ヘイズ:ポール・ウォーカー
アビゲイル・ヘイズ:ジェネシス・ロドリゲス
ジェレミー:TJ・ハッサン
サンドラ:ナンシー・ネイヴ
マーク:シェーン・ヤコブセン
カレン:ナタリア・サフラン

アメリカ 映画
配給 Pantelion Films
2013年製作 97分
公開
北米:2013年12月13日
日本:2014年2月15日
製作費 $4,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
2005年8月29日、月曜日、ニューオーリンズ
巨大ハリケーン“カトリーナ”が迫る中、ノーラン・ヘイズ(ポール・ウォーカー)は、5週間後が出産予定日だった妻アビゲイル(ジェネシス・ロドリゲス)が陣痛で苦しむため、付き添って病院に向かう。

午前5時31分。
アビゲイルは診察室に運ばれ、待合室が暴風雨の被害に遭ったため、ノーランは職員の指示を受けて2階で待機する。

午前7時15分。
エドモンズ医師から女の子が生れたと言われたノーランだったが、アビゲイルが大量出血のために死亡したことを知らされる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
2005年8月29日、ニューオーリンズ
巨大ハリケーン“カトリーナ”が迫る中、ノーラン・ヘイズは、陣痛で苦しむ妻アビゲイルに付き添い病院に向かう。
アビゲイルは娘を出産して亡くなり、悲しむノーランは、現実を受け入れるしかなかった。
人工呼吸装置に入れられた娘に妻と同じアビゲイルという名をつけたノーランは、彼女を見守る。
暴風雨は激しくなる一方で避難が始り、移動することができないノーランはその場に残る。
やがて病院内は停電してしまい、装置の補助バッテリーが3分しか持たないことを知ったノーランは、主導の発電機を探す。
その後、充電を繰り返すノーランは救助を待つものの、ただ時間だけが過ぎていく・・・。
__________

公開直前に、製作と主演を兼ねるポール・ウォーカーが事故死したため、北米では限定公開されるものの、直後に上映打ち切りとなってしまった作品。

遊星からの物体X ファーストコンタクト」(2011)の脚本などで知られるエリック・ハイセラーの初監督作品で、本作の脚本も担当している。

生れたばかりの娘の生命を維持するため、病院内の一室から離れることができない主人公を描く、ワン・ンシチュエーション的なスリラー作品。

当初は補助バッテリー持続時間が3分、その後はそれが短くなりながら、妻の死に続く様々な困難を乗り越えて、2日間、不眠不休で娘の命を守ろうとする父親の姿を描く感動のドラマであり、ポール・ウォーカーの急死を考えながら鑑賞すると感慨深い。

窮地に陥るものの、生れたばかりの娘を守り抜く父親を熱演するポール・ウォーカー、冒頭で出産により亡くなり、主人公の思い出や幻覚で登場する妻役のジェネシス・ロドリゲスなどが共演している。


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