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バニシングin60” Gone in 60 Seconds (1974)

高級車ばかりを狙う男達が仕掛ける窃盗計画を描く、製作、監督、脚本、主演H・B・ハリッキーによるカー・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:H・B・ハリッキー

製作:H・B・ハリッキー
脚本:H・B・ハリッキー
撮影
スコット・ロイド=ディヴィス
ジャック・ヴァセック
編集:ワーナー・E・レイトン
音楽
ロナルド・ハリッキー
フィリップ・カチャトリアン

出演
メインドリアン・ペイス:H・B・ハリッキー
パンプキン・チェイス:マリオン・ブシア
ユージーン・チェイス:ジェリー・ドーギルダ
スタンリー・チェイス:ジェームズ・マッキンタイア
アトリー・ジャクソン:ジョージ・コール
コーリス・ペイス:ロナルド・ハリッキー
ジョー・チェイス:マーコス・コシコス

アメリカ 映画
配給 H.B. Halicki Junkyard and Mercantile Company
1974年製作 105分
公開
北米:1974年7月28日
日本:1975年6月25日
製作費 $150,000
北米興行収入 $40,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
カリフォルニア州、ロングビーチ
保険会社の依頼で事故車や盗難車の調査をするメインドリアン・ペイス(H・B・ハリッキー)は、列車と衝突したトラックの欠陥を見つけるため現場に向かう。

実はペイスは、調査会社の裏で高級車を狙う窃盗団のリーダーをしていた。

ダッジ・チャレンジャー”の事故車を手に入れて解体したペイスは、エンジンや車両ナンバーなどを盗難車と付け替える準備をする。

ダッジ・チャレンジャー”を手に入れたペイスは、仲間のアトリー・ジャクソン(ジョージ・コール)らと事故車の部品を付け替えて市場に流す。

ある日、南米の麻薬王から40万ドルの仕事を受けたペイスは、土曜日までに48台用意し、1台も欠かさないという条件で前金の20万ドルを受け取る。

ニューヨーク
会社のオーナー、ユージーン・チェイス(ジェリー・ドーギルダ)の結婚式に出席したペイスは、新婚旅行を延期して手を貸すことを彼に強要する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア州、ロングビーチ
保険会社の依頼で事故車や盗難車の調査をするメインドリアン・ペイスは、実はその裏で、高級車ばかりを狙う窃盗を繰り返していた。
南米の麻薬王からの依頼で、数日で48台の高級車を手に入れる仕事を40万ドルで受けたペイスは、調査会社のオーナーのユージーンらを仲間に引き入れて仕事を始める。
順調に車を手に入れるペイスらだったが、”Eleanor/マスタング”を盗むのに梃子摺ってしまう。
一度は”Eleanor”を手に入れるものの、保険未加入だったためにそれを返したペイスは、目を付けていた別の”Eleanor”を盗む。
しかし、対立していた恨みを持つユージーンの密告で、ペイスはパトカーに追われてしまい、激しいカー・チェイスを繰り広げながら逃走する・・・。
__________

スタント・ドライバーとして知られるH・B・ハリッキーが、製作、監督、脚本、主演を兼ねた意欲作。

本格的カー・アクション映画の黎明期の、代表作と言っていい作品。

何と言っても、本作のキーポイントとなる”Eleanor/マスタング”を主人公が盗み、パトカーとのカーチェイスを繰り広げる後半の約40分にも及ぶアクション・シーンは見ものだ。

2000年に、製作ジェリー・ブラッカイマー、主演ニコラス・ケイジによるリメイク作「60セカンズ」が公開された。

作品は大いに受け、15万ドルで製作された本作は、北米興行収入だけで約4000万ドルという大ヒットとなった。

ドラマの内容は単純で役者の演技も素人と言ったところなのだが、1970年代を感じさせる雰囲気は懐かしく、当時の高級車が画面に多数登場する映像などは、カー・マニアにはたまらない。

窃盗団のリーダー、H・B・ハリッキー、主人公と対立する調査会社のオーナー、ジェリー・ドーギルダ、その妹マリオン・ブシア、弟ジェームズ・マッキンタイア、おじのマーコス・コシコス、主人公の仲間ジョージ・コール、主人公の弟ロナルド・ハリッキーなどが共演している。


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