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ハンズ・オブ・ラヴ Freeheld (2015)

末期ガンと闘いながら同性のパートナーに遺族年金を受け取れる法改正を求めた女性の闘いと2人の愛を描く、監督ピーター・ソレ、主演ジュリアン・ムーアエレン・ペイジ(製作兼)、マイケル・シャノンスティーヴ・カレル他共演の実録ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

ジュリアン・ムーア / Julianne Moore / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ピーター・ソレ
製作
マイケル・シャンバーグ
ステイシー・シェア
シンシア・ウェイド
ジャック・セルビー
ダンカン・モンゴメリー
ジェームズ・D・スター
ジュリー・ゴールドスタイン
フィル・ハント
コンプトン・ロス
ケリー・ブッシュ・ノヴァク
エレン・ペイジ
原案:シンシア・ウェイドフリーフェルド
脚本:ロン・ナイスワーナー
撮影:マリス・アルベルチ
編集:アンドリュー・モンドシェイン
音楽
ハンス・ジマー
ジョニー・マー

出演
ローレル・ヘスタージュリアン・ムーア
ステイシー・アンドリー:エレン・ペイジ
デイン・ウェルズ:マイケル・シャノン
スティーヴン・ゴールドスタインスティーヴ・カレル
トッド・ベルキン:ルーク・グライムス
ブライアン・ケルダー:ジョシュ・チャールズ
キャロル・アンドリー:メアリー・バードソング
リンダ・ヘスター:ケリー・デッドマン
ケサダ:ガブリエル・ルナ
トゥーイ:アンソニー・デサンド
ピーター・サントゥッチ:ウィリアム・サドラー
レイノルズ署長:スキップ・サダス
ダン・ウィッカリー:ケヴィン・オルーク
ウィリアム・ジョンソン:トム・マッゴーワン
パット・ジェリティ:デニス・ボウトシカリス
ドン・ベネット:アダム・ルフェーヴル
マヤ・ケルダー:ミナ・サンドウォール
マーガレット:ジャニーン・カスパー

アメリカ 映画
配給 サミット・エンターテインメント
2015年製作 103分
公開
北米:2015年10月2日
日本:2016年11月26日
製作費 $7,000,000
北米興行収入 $573,340


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
2002年、ニュージャージー州、オーシャン郡シーサイドハイツ
ローレル・ヘスター刑事(ジュリアン・ムーア)は、同僚のデイン・ウェルズ(マイケル・シャノン)、ケサダ(ガブリエル・ルナ)、トゥーイ(アンソニー・デサンド)と共に麻薬密売人を逮捕する。

デインと共にバーにいたローレルは、署長のレイノルズ(スキップ・サダス)から、郡政委員に当選したブライアン・ケルダー(ジョシュ・チャールズ)を紹介される。

ローレルは。刑事志望だというケルダーの娘マヤ(ミナ・サンドウォール)に、テレビと現実は違うと伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
2002年、ニュージャージー州、オーシャン郡
刑事のローレル・ヘスターは、整備工のステイシー・アンドリーと出会い恋に落ちる。
ゲイの二人は愛し合いパートナーとなり、家を買い同居を始める。
そんな時、末期ガンと診断されたローレルは、ステイシーが遺族年金を受け取れるようにするため、郡政委員会に嘆願するものの、婚姻関係がないことを理由に否決されてしまう。
ローレルがゲイだと知らなかった同僚のデインは驚くが、余命短い彼女のために法改正の要求に協力しようとする。
病と闘い続けるローレルは、同性愛支援団体の活動家スティーヴン・ゴールドスタインの協力を得て、ステイシーやデインと共に、郡政委員会に対して”平等”を求めるのだが・・・。
__________

第80回アカデミー賞で、ドキュメンタリー映画賞を受賞した”フリーフェルド”(2007)を基に製作された作品。

ニュージャージー州、そして全米で同棲婚が合法化されるきっかけとなった実話を基に、周囲に支えられながら、同性パートナーに遺族年金を受け取れる法改正を求めて闘った女性二人の愛を描くドラマ。

キミに逢えたら!」(2008)のピーター・ソレの演出、ジュリアン・ムーアエレン・ペイジマイケル・シャノンスティーヴ・カレルなど豪華スター競演による注目作。

製作を兼ねるエレン・ペイジは、本作の出演と同時に同性愛者であることをカミングアウトしたことでも話題になった。

わずか5館でしか劇場公開されなかった小作ではあるが、上記のように、ハリウッドを代表する実力派スターが高い意識をもって演じた、社会性のあるドラマに仕上がっている。
その役者達の演技は実に興味深いのだが、脚本がやや単調であり深みに欠けるところが気になる。

主演のジュリアン・ムーアは、主人公である実在の人物ローレル・ヘスターを演技派らしく迫真の演技で演じ、彼女を愛しつつ失う恋人を切なく演ずるエレン・ペイジ、主人公の同僚であり彼女を支える刑事役マイケル・シャノンの好演も光る。

同性愛支援団体の活動家スティーヴン・ゴールドスタインを怪演するスティーヴ・カレル、ゲイであることを隠していた主人公の同僚ルーク・グライムス、当初から主人公の考えに賛同する郡政委員のジョシュ・チャールズ、ステイシー(エレン・ペイジ)の母親メアリー・バードソング、主人公の妹ケリー・デッドマン、主人公の同僚ガブリエル・ルナアンソニー・デサンド、署長のスキップ・サダス、郡政委員のウィリアム・サドラー、ケヴィン・オルーク、トム・マッゴーワンデニス・ボウトシカリス、新聞記者のアダム・ルフェーヴル、ケルダー(ジョシュ・チャールズ)の娘ミナ・サンドウォールなどが共演している。


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