秘密警察と検事局、さらには地元企業の不正と癒着を暴こうとする若い記者たちの闘いを描く、主演モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、ジャスティン・ティンバーレイク、LL・クール・J、ディラン・マクダーモット、ジョン・ハード、ケイリー・エルウィズ共演のサスペンス・アクション。 |
・モーガン・フリーマン / Morgan Freeman 作品一覧
・モーガン・フリーマン / Morgan Freeman / Pinterest
・ケヴィン・スペイシー / Kevin Spacey / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・J・バーク
製作
ボアズ・デヴィッドソン
ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
ジョン・トンプソン
製作総指揮
ダニー・ディムボート
アンドレアス・グロッシュ
アヴィ・ラーナー
アンドレアス・シュミット
トレヴァー・ショート
脚本:デヴィッド・J・バーク
撮影:フランシス・ケニー
編集:ケーシー・O・ロールス
音楽:マシーン・ヘッド
出演
モーガン・フリーマン:モーゼス・アッシュフォード
ケヴィン・スペイシー:レヴォン・ウォレス刑事
ジャスティン・ティンバーレイク:ジョシュア・ポラック
LL・クール・J:ラファエル・ディード巡査
ディラン・マクダーモット:フランシス・ラザロフ巡査部長
ジョン・ハード:ブライアン・ティルマン警部
ケイリー・エルウィズ:ジャック・リーガート地方検事
ロゼリン・サンチェス:マリア
パイパー・ペラーボ:ウィロー・サマーフィールド
アメリカ 映画
配給 ソニー・ピクチャーズ(DVD)
2005年製作 98分
公開
北米:2006年7月18日(DVD)
日本:未公開
製作費 $25,150,000
■ ストーリー ■
秘密警察F.R.A.T.のラザロフ巡査部長(ディラン・マクダーモット)は、部下のディード巡査(LL・クール・J)らと共に悪に立ち向かう裏側で、押収した麻薬や現金などの横領を繰り返していた。
F.R.A.T.が関係した裁判を取材した、地方新聞の若手記者ポラック(ジャスティン・ティンバーレイク)は、それに疑問を抱き記事にするが、編集長モーゼス・アッシュフォード(モーガン・フリーマン)から、取材方法などに注文をつけられ、それに反発してクビになってしまう。
恋人にも同じ指摘を受けたポラックは、自分の非を認めてアッシュフォードに協力を求めるものの、鍵は取材にあると助言されただけで、追い返されてしまう。
早速、取材を始めたポラックだったが、極秘事項のF.R.A.T.の情報は入手が困難だった。
その後、ポラックは独自の調査を進めて記事を書き、アッシュフォードに認められて復職する。
その頃、犯罪者に近いラザロフの行動を見てディードは疑問を感じ始めていた。
ポラックは、アッシュフォードの協力を受けて、ウォレス捜査官(ケヴィン・スペイシー)を伴い、地方検事リーガートの元を訪れるが、F.R.A.T.に対する告発は証拠不十分で却下されてしまう。
そして、ポラックは何者かに襲われ、現場に居合わせたディードはアッシュフォードに、危険が迫っていることを警告するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
残念ながら、北米や日本をはじめ、殆どの国で劇場公開されなかった作品であり、実在するニュージャージーのエジソンが、犯罪都市のように描かれていると抗議したことなどもあり、タイトルも「Edison Force」に変更されて、北米では2006年にDVDリリースされた。
(映画は架空都市)
モーガン・フリーマンとケヴィン・スペイシーという、超一流のスターが出演した割には、B級作品的な作りが気になるが、逆にこの二人のおかげで、作品に重みが加わっているのは確かだ。
さらに、残虐なアクションシーンなどもあるがなかなかの迫力で見応えもある。
ポップグループ、イン・シンクのリードボーカル、ジャスティン・ティンバーレイクも、未熟な記者から、体を張った執念の取材で特ダネを手に入れ、成長していく青年を熱演している。
犯罪組織と化しているF.R.A.T.に在籍しながらも正義感に芽生え、終盤では、ヒーローとして大活躍する、ヒップホップMCのLL・クール・J、極悪非道の相棒ディラン・マクダーモット、不正の黒幕ジョン・ハード、F.R.A.T.と共謀する地方検事役のケイリー・エルウィズなど、実力派が脇を固めている。