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ドライヴ Drive (2011)

2005年に発表された、ジェームス・サリスの小説”Drive”を基に製作された作品。
強盗の逃走を助けることを仕事とする男が裏社会のトラブルに巻き込まれる姿を描く、監督ニコラス・ウィンディング・レフン、主演ライアン・ゴズリングキャリー・マリガンブライアン・クランストンロン・パールマン他共演の犯罪サスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン

製作総指揮:デヴィット・ランカスター他
製作:マーク・プラット

原作:ジェームス・サリス”Drive”
脚本:ホセイン・アミニ

撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
編集:マシュー・ニューマン
音楽:クリフ・マルティネス

出演
ドライバー:ライアン・ゴズリング

アイリーン・ガブリエル:キャリー・マリガン
シャノン:ブライアン・クランストン
バーニー・ローズ:アルバート・ブルックス
ニーノ:ロン・パールマン
スタンダード・ガブリエル:オスカー・アイザック
ブランチ:クリスティーナ・ヘンドリックス
クック/クリス:ジェームズ・ビベリー
ドク:ラス・タンブリン

アメリカ 映画
配給 フィルム・ディストリクト

2011年製作 100分
公開
北米:2011年9月16日
日本:2012年3月31日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $35,060,700
世界 $76,175,200


アカデミー賞 ■
第84回アカデミー賞

・ノミネート
音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロサンゼルス
強盗の逃走を助けることを仕事にするドライバー(ライアン・ゴズリング)は、昼間は、自動車修理工場のオーナーで、足の悪いシャノン(ブライアン・クランストン)のメカニックとして働き、映画のスタントマンもしていた。

そんなドライバーは、同じアパートに住む、幼い息子と二人暮らしの女性アイリーン・ガブリエル(キャリー・マリガン)の車が故障したところに出くわし彼女と知り合う。

シャノンは、ユダヤ人ギャングのバーニー・ローズ(アルバート・ブルックス)に、ドライバーを使い”ストックカー”レースで成功できると言って、資金を提供するよう説得する。

ドライバーの腕を確認したローズは、シャノンに資金提供を約束する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
自動車修理工場で働くドライバーは、映画のスタントマンもしていたが、夜は強盗の逃走を助ける仕事を請け負っていた。
ドライバーは、同じアパートで、息子と暮らす女性アイリーンと知り合い、二人と親交を深めるようになる。
その後、アイリーンの夫スタンダードが、刑期を終えて出所するが、彼は、多額の借金を負い強盗を強要される。
ドライバーは、アイリーンや子供に危険が及ぶことを考え、仕方なく、スタンダードの質屋襲撃に手を貸すことを決める。
襲撃は成功するが、スタンダードは射殺され、予想外の大金を奪ったことが分かる。
罠にはめられたドライバーは、ギャングのボス、ローズと手を組むニーノが、事件の黒幕だと知るのだが・・・。
__________

期待の新鋭、デンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフンの、スタイリッシュな映像感覚が注目の作品で、彼は、本作でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した。

裏社会を描いた作品であるにも拘らず、洗練された雰囲気があり、流れるような落ち着いた展開も印象に残る。
しかし、バイオレンス・シーンの描写などはかなり過激でもある。

第84回アカデミー賞では、音響編集賞にノミネートされた。

寡黙な主人公を淡々と演じながら、ここぞという場面では、力感溢れる演技も見せる、かつてのスティーヴ・マックィーンを彷彿させる、主人公を好演するライアン・ゴズリング、子持ちには思えない、表情に幼さが残るキャリー・マリガンが、裏の世界に生きる男とのマッチングで、違和感がないところなど、彼女の実力が窺える。

主人公が勤める自動車修理工場のオーナー、ブライアン・クランストン、ギャングのボス役のアルバート・ブルックス、そのパートナー、ロン・パールマン、ヒロインの夫オスカー・アイザック、ギャングの手下役ジェームズ・ビベリー、その女クリスティーナ・ヘンドリックス、そして、端役程度の出演が残念なラス・タンブリンが、医師役で登場する。


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