エイリアンの侵略に屈服し人々を監視する警察とテロ計画を実行する組織との攻防を描く、製作、監督、脚本ルパート・ワイアット、主演ジョン・グッドマン、アシュトン・サンダース、ジョナサン・メジャース、コルソン・ベイカー、ヴェラ・ファーミガ他共演のSFアクション。 |
・SF
■ スタッフ キャスト ■
監督:ルパート・ワイアット
製作
デヴィッド・クロケット
ルパート・ワイアット
製作総指揮
ジェフ・スコール
ジョナサン・キング
ロン・シュミット
アダム・サイモン
脚本
エリカ・ビーニー
ルパート・ワイアット
撮影:アレックス・ディセンホフ
編集:アンドリュー・グローヴズ
音楽:ロブ・シモンセン
出演
ウィリアム・マリガン:ジョン・グッドマン
ガブリエル・ドラモンド:アシュトン・サンダース
レイフ・ドラモンド:ジョナサン・メジャース
ユルギス:コルソン・ベイカー
ジェーン・ドゥ/プリシラ・スコット:ヴェラ・ファーミガ
チャールズ・リッテンハウス:アラン・ラック
ユージーン・アイゴー:ケヴィン・ダン
式典の進行役:デヴィッド・J・ハイト
ルーラ:マデリーン・ブルーワー
パトリック・エリソン:ジェームズ・ランソン
イヴァン・ルヴィア:ヤセン・ペヤンコフ ハッカー
ラウル・カシアス:レネ・L・モレノ
ハリソン・マー:エイヴリー・リー
アニータ・ヘルダーリン:ケイトリン・エウォルド
ダニエル・ラーキン:ベン・ダニエルズ
エヴァン・ヘイズ:ローレンス・グリム
エディ・ザ・プリースト:ガイ・ヴァン・スウェアリンゲン
ガナワ・クロニクル:マイケル・ポズナー
ネルソン・マコーリー:エリック・C・リンチ
レヴィット:D・B・スウィーニー
カーモード:ケヴィン・J・オコナー
キャリー:キキ・レイン
エド・リー市長:マーク・グレイピー
アメリカ 映画
配給 フォーカス・フィーチャーズ
2019年製作 109分
公開
北米:2019年3月15日
日本:2020年4月3日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $5,958,320
世界 $8,808,610
■ ストーリー ■
2019年、シカゴ。
エイリアンの侵略を受け、戒厳令下の街を脱出しようとしたドラモンド一家は、バリケードを突破する。
トンネルでエイリアンに襲われ両親は殺害されるが、息子のガブリエルとレイフは生かされる。
2027年、世界はエイリアンに屈服し、その統治下に置かれる。
体内に発信器を埋め込まれた人間は行動を管理され、政府高官のみがアクセスを許可されるエイリアンの地下居住区”クローズド・ゾーン”が建設された。
8年前に両親を亡くしたガブリエル・ドラモンド(アシュトン・サンダース)は、恋人ルーラ(マデリーン・ブルーワー)と暮らしていたが、刑事だった父の同僚で、警察特別支部の司令官ウィリアム・マリガン(ジョン・グッドマン)に監視されていた。
マリガンは、ガブリエルの兄レイフ(ジョナサン・メジャース)がリーダーのテロ組織”フェニックス”の行動を探っていたが、ガブリエルから情報を得られない。
そんなマリガンは、娼婦ジェーン・ドゥ(ヴェラ・ファーミガ)の元を度々、訪れていた。
ガブリエルは、同僚から受け取った秘密情報が書かれたメモを巻煙草にして運び、フェニックスのメンバーに接触する。
レイフの元に案内されたガブリエルは、兄に巻煙草を渡す。
情報を得たレイフは、それを利用してシカゴの監視と警察配備システムにアクセスし、発信器を摘出されたテロ実行部隊のメンバーが準備を始める。
そしてレイフらは、”ソルジャーフィールド”で開催される、エイリアンと人間の統一集会でのテロ計画を決行するのだが・・・。
「猿の惑星: 創世記(ジェネシス)」(2011)、「ザ・ギャンブラー」(2014)などのルパート・ワイアットが製作と脚本を兼ねた意欲作であり、ジョン・グッドマン、アシュトン・サンダース、ジョナサン・メジャース、コルソン・ベイカー、ヴェラ・ファーミガなどが共演した作品。
人間がエイリアンの侵略に屈服した世界、人々を監視する警察とテロ計画を実行する組織との攻防を描くSFアクション。
エイリアンの侵略を描く内容自体に新鮮味もなく、人間はそれに屈服し抵抗勢力を排除するストーリーは、未来に希望も感じられない・・・。
受け入れ難い内容であるために評価も低く、製作費2500万ドルに対して、北米興行収入約600万ドル、全世界でも約880万ドルという結果に終わった。
人々の監視とテロ組織を追う警察特別支部の司令官ジョン・グッドマン、亡き父の同僚だった彼と接触するアシュトン・サンダース、その兄でテロ組織のリーダー、ジョナサン・メジャース、ガブリエル(アシュトン・サンダース)の友人コルソン・ベイカー、娼婦に扮して情報収集するテロ組織のトップである元歴史教師ヴェラ・ファーミガ、組織のNo.2である通信担当のアラン・ラック、組織に情報を流していた警察本部長ケヴィン・ダン、統一集会のMCデヴィッド・J・ハイト、ガブリエルの恋人マデリーン・ブルーワー、組織のNo.3である作戦担当のジェームズ・ランソン、ハッカーでシステム担当のヤセン・ペヤンコフ、物資移動担当のレネ・L・モレノ、発信器を摘出する医学生エイヴリー・リー、爆破テロの実行者ケイトリン・エウォルド、ベン・ダニエルズ、ローレンス・グリム、ガイ・ヴァン・スウェアリンゲン、マイケル・ポズナー、死体安置所の係員エリック・C・リンチ、他D・B・スウィーニー、ケヴィン・J・オコナー、キキ・レインなどが共演している。