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おしゃれスパイ危機連発 Caprice (1967)

化粧品会社の女性産業スパイの活躍を描く、監督フランク・タシュリン、主演ドリス・デイリチャード・ハリスレイ・ウォルストンエドワード・マルヘアジャック・クラスチェンリリア・スカラ他共演によるサスペンス・タッチのラブ・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

ドリス・デイ / Doris Day / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:フランク・タシュリン

製作
アーロン・ローゼンバーグ

マーティン・メルチャー
脚本
フランク・タシュリン

ジェイ・ジェイソン
撮影:レオン・シャムロイ

編集:ロバート・L・シンプソン
音楽:フランク・デ・ヴォール

出演
フェリッパ・ファウラー/パトリシア・フォスター:ドリス・デイ

クリストファー・ホワイト:リチャード・ハリス
スチュアート・クランシー博士:レイ・ウォルストン
ジャイソン・フォックス:エドワード・マルヘア
マシュー・カッター:ジャック・クラスチェン
マダム・ピアスコ:リリア・スカラ
バーニー:マイケル・J・ポラード
スー・リン:アイリーン・ツー
ファウラー:アーサー・ゴッドフリー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1967年製作 97分
公開
北米:1967年6月7日
日本:1967年6月23日
製作費 $4,595,000
北米興行収入 $4,075,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
スイス
インターポール捜査官が、雪山で何者かに殺される。

パリ
フェミナ化粧品の工業デザイナー、パトリシア・フォスター(ドリス・デイ)は、向かう先々で監視される。

パトリシアはレストランである男に会い、現金を受け取り極秘資料を手にする。

その後の尾行をさせないために、パトリシアは男にズボンを脱ぐよう指示し資料を渡して席を立つ。

しかしパトリシアは、警官だったズボンを脱いだ刑事らに逮捕される。

警察署に現れたフェミナの社長ジャイソン・フォックス卿(エドワード・マルヘア)は、パトリシアの行為を責める。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
フェミナ化粧品の工業デザイナー、パトリシア・フォスターは、会社の極秘情報を外部に持ち出そうとして逮捕され、社長ジェイソン卿に解雇される。
ライバル社メイ・フォーチュン社長カッターは、部下のクリストファーにパトリシアを監視させて、彼女を産業スパイとして雇う。
しかしパトリシアは、メイ・フォーチュンが開発した画期的なヘア・スプレーを手に入れるよう、ジェイソン卿に指示されていた二重スパイだった・・・。
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アニメーターとしても活躍した監督フランク・タシュリンの色彩感覚や、その時代のファッション、雰囲気などが印象的な作品。

公開当時はそれほど評価が高い作品ではなかったが、上記のことに注意して今観ると実に新鮮に感じる作品でもある。

当時、一世を風靡していた”007シリーズ”を思わせるイメージと音楽も注目で、人気スター、ドリス・デイの圧倒的な個性が光る。

また、共演者や舞台なども国際色豊かで楽しい作品に仕上がっている。

ドラマの中で宣伝を兼ねて、本作が上映されている映画館が登場する場面も面白い。

そして、画期的な映像手法であったシネマスコープの最後の作品でもある。

イギリス人のスパイであり、実はインターポール捜査官だった若きリチャード・ハリスが、主演のドリス・デイより8歳も若いのでミスマッチのようにも思えるが、パリなどが舞台として登場するため、いかにも”アメリカン”という男優より内容に合っているとも言える。

化粧品会社の開発部長レイ・ウォルストン、主人公の上司であるエドワード・マルヘア、そのライバル社社長ジャック・クラスチェン、実は画期的な化粧品の開発者だった開発部長の義母リリア・スカラ、開発部長の秘書兼愛人アイリーン・ツー、その恋人マイケル・J・ポラードなどが共演している。


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