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私の殺した男 Broken Lullaby (1932)

戦場で敵兵を殺してしまったことを後悔し家族を訪ねて許しを請おうとする青年の苦悩を描く、製作、監督エルンスト・ルビッチ、主演ライオネル・バリモアナンシー・キャロルフィリップス・ホームズルイス・カータールイス・カーター他共演のドラマ。
★★★★

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:エルンスト・ルビッチ
製作:エルンスト・ルビッチ
原作
モーリス・ロスタン”L’homme que j’ai tue”
レジナルド・バークレイ”The Man I Killed”
脚色
サムソン・ラファエルソン
エルネスト・ヴァイダ
撮影:ヴィクター・ミルナー
音楽:W・フランク・ハーリング

出演
H・ホルダーリン医師:ライオネル・バリモア
エルザ:ナンシー・キャロル
ポール・レナール:フィリップス・ホームズ
フラウ・ホルダーリン:ルイス・カーター
ウォルター・シュルツ:ルシアン・リトルフィールド
アンナ:ザス・ピッツ
司祭:フランク・シェリダン
フラウ・ミラー:エマ・ダン
市民:ジョージ・アーヴィング(クレジットなし)
墓掘り人:タリー・マーシャル(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1932年製作 76分
公開
北米:1932年1月24日
日本:1932年4月
製作費 $889,150


ストーリー
第一次大戦下。
兵士として従軍するフランス人の音楽家ポール・レナール(フィリップス・ホームズ)は、塹壕戦でたドイツ兵のウォルター・ホルダーリンを殺してしまう。
戦後もそのことを忘れられずに苦しむポールは、それを司祭(フランク・シェリダン)に告白し、 ウォルターの家族に許しを請うためにドイツに向かう。
現地に着いたポールはウォルターの墓参りをして、彼が持っていた手紙の住所を頼りに、医師であるH・ホルダーリン(ライオネル・バリモア)を訪ねる。
フランス感情が蔓延する地であるため、ポールはホルダーリンに追い払われそうになる。
ウォルターの婚約者エルザ(ナンシー・キャロル)は、ポールがウォルターの墓参りをしているのを目撃していたために、そのことをホルダーリンに伝える。
それを知り態度を変えたホルダーリンは、妻フラウ(ルイス・カーター)と共にポールを歓迎する。
ポールは真実を話すことができず、ウォルターと同じ音楽院に通っていたことにする。
ホルダーリン夫妻に息子の友人として親切にされたポールは、複雑な心境で日々を過ごしながら、次第にエルザとの関係を深めるのだが・・・。


解説 評価 感想

1925年のモーリス・ロスタンの戯曲”L’homme que j’ai tue”と、1931年のレジナルド・バークレイの英語版”The Man I Killed”を基に製作された作品。

オリジナルのタイトルは英語版戯曲と同じ”The Man I Killed”だったが、一般の人々に間違った印象を与えるということで”The Fifth Commandment”に変更され、最終的には”Broken Lullaby”となった。

センチメンタルな内容ではあるが、人間の誠実さを繊細なタッチで伝える、芸術的とも言えるエルンスト・ルビッチの演出は秀逸だ。

息子を殺した人物と知らずに、訪ねて来た青年を歓迎するライオネル・バリモアや、真実を知るものの、動揺することなく未来を見つめる故人の婚約者を演ずるナンシー・キャロルの好演が光る。

敵兵とは言え、戦場で人を殺したことで苦しむフランス人の青年を見事に演ずる美男スターのフィリップス・ホームズ、彼を息子のように思う主人公の妻ルイス・カーター、エルザ(ナンシー・キャロル)に惹かれるルシアン・リトルフィールド、主人公一家のメイド、ザス・ピッツ、司祭のフランク・シェリダン、市民のエマ・ダンジョージ・アーヴィング、墓掘り人のタリー・マーシャルなどが共演している。


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